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8/3付けニュースによるとUNESCOが新たに21の世界遺産を登録したとのこと。そのうちの2つはメキシコ。
これでメキシコの世界遺産は31ヶ所!!になりました。
新たに登録された場所は、CAMINO REAL de TIERRA ADENTRO(銀街道とも言われる)で16―19世紀スペイン植民地時代に開かれた1900kmに渡る街道。現在のメキシコシテイからアメリカ合衆国までつながる。
写真はBBC MUNDOより。
もう一ヶ所はCUEVAS de YAGUL y MITLAで、オアハカ州の先史時代、約1万年前の栽培植物の痕跡が見つかったYAGULの岩窟とサポテカ族の遺跡を合わせた地域。
http://www.oaxaca-mio.com/atrac_turisticos/images/mitla_01.jpghttp://www.oaxaca-mio.com/atrac_turisticos/images/yagul/yagul1.jpg
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メキシコの文化・習慣・娯楽
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以前にも記事にしたが、今日もお天気ねーさんのアンジーは強烈?で情熱的?だったので写真をアップすることにした。メキシコ在住の方はSKYでは120チャンネルのMILENIO NOTICIAの毎時20分すぎに天気予報が始まるので見て欲しい。彼女に続く3人娘も結構なものだが、やっぱりアンジーにはかなわないとおじ???さんは思う。
とにかくニュースチャンネルなので、基本的にニュースを見たい人がみているだろうが、ニュースの合間のこの天気予報の10分がまるでオアシスとでもいおうか、麻薬取締りに関する血なまぐさい抗争のニュース、アリゾナの新移民法などは一気に消え去り、さわやか?になる。どうだ!君も天気予報がみたいだろう?
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キンタナ・ロー州はカンクンだけではない。ご覧ください、このビデオ。ホルボッシュ、コスメル、バカラール、という海やラグーンの美しさ、そしてマナティやイルカたち。
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DANTE社の収集したYUCATANのお話より。イラストはJAVIER COVO TORRES。
ZAMNA(サムナー) ーエネケンの発見ー
昔、現在IZAMAL(イサマル)と呼ばれる街にイッツアエスと呼ばれる巡礼者の一行がやってきた。彼らは長い道のりを船を使い、恐ろしいほどの距離を歩き疲れ果てていたが、心はとても平穏だった。なぜならサムナーと呼ばれる賢者で心深い神官に率いられていたからだった。
一行に休憩を取らせている間、サムナーにアトランテ大陸の女王が静かに近づき予言を語った。
「サムナーよ、あなたは、知を持ち心深い私の王国の神官なので、あなたを選び、伝えます。私の天文学者たちは次の月に我々の大地が消えると言っています。国内のある家族のグループを選び、3人の優れた神官を選び、我々の国に起こった出来事を記し、また未来に起こることを書き留めなさい。そして私が示す土地を探し、そこに都市を築きなさい。そして歴史と未来を書き記したものは、アトランテの歴史を残すめに大ピラミッドの地下に保存してください。」
「9日間カヌーに乗り西に向かいなさい。そしてそこに見る大地に上陸しなさい。そこには川も山もありません。水のあるところを見つけたとき、そこが私の示す土地なので都市を築きなさい。」
2日目の航海の日に海は大荒れとなり2艘のカヌーは沈んでしまった。大地は黒雲に覆われ雷と稲妻が叩きつけていた。サムナーは女王が予言したとおりこの国が無くなると知った。
その後サムナーは川も山もない土地に到着したが、水のあるところが見つからなかった。そこにあるのは硬くて先がとげになって尖った植物ばかりだった。とそのとき、雲が覆い始め雨が振り出した。この天からの恵の雨に感謝した巡礼者たちは喜びの踊りを踊った。サムナーはこの雨水を貯める場所を探し始めたが、そのとき例の尖った葉をもつ植物のトゲが足に刺さって痛みをともない血が流れ出した。これを見たイッツアエスたちは、この植物を罰するため葉を地面の石にたたきつけ始めた。そこでサムナーはこの植物は非常に丈夫な繊維をもつことを知り、これは彼の民にとって重要なものであることに気づいた。彼の傷はこの植物の重要性に気づくためのものだったのだ。罰をやめさせ、この発見を神に感謝した。
雨は降り続けており、流れは地面をある方向に向かっていた。サムナーはそのあとをたどり、ついに女王の予言した水のある場所に行き着いた。
サムナーは、自らの知と慈悲深さと、雨の恵、天の力、エネケン(トゲのある繊維の取れる植物)、人間の力を一体化させ、ついにある日、この大いなるイサマルという都市を築いたのだ。
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トトナカ族(現在のベラクルス州、プエブラ州に渡るジャングル、川、メキシコ湾に恵まれる地域の先住民、遺跡ではEL TAJIN が有名)に伝わる作者不明のお話。言い伝えられた話はいつのまにか時代を経て、先スペイン期には存在しなかったブーツやマントが出てくるがこれも仕方のないことだという注意書きがあった。
いたずらで野蛮なTAJIN(タヒン)という少年は、ジャングルの動物たちをいじめたり、木々をなぎ倒したりしているので、人々は彼から遠ざかっていた。ある日ジャングルの丘を超えた時、白髪の髭だらけの老人に声をかけられた。「お前はひとりか?今私たちは家を掃除して、フリホーレス(豆)を料理して大事な3つの石の火(広く中央アメリカ文明に出てくる神聖な火で3つの石がシンボルとして古文書などにもよく登場する)を決して消えることなく留守番してくれる人を探している。そうすると私たち7人兄弟は安心して空に登って踊って雨をふらすことができる。」と説明した。「空に上って・・・」という言葉にすっかり魅了されたTAJINは老人についていった。
初めTAJINは言われたとおり7人兄弟のためにピタミッド神殿を掃除し、豆を料理し、火を絶やさないように働いた。しかし7人の老人兄弟がブーツとマントを身につけ空を駆け上って剣をかざし稲妻を起こし、踊りで雲から雨を降らす様子を見るにつけ、どうしても空に上りたい気持ちを抑えることができなかった。
ついにある日TAJINにチャンスが訪れた。7人の老人兄弟はパパントラ(ボラドール、さかさまに紐をつけた4人の男性が降りてくる儀式で有名)の市場に葉巻を買いにいくことになったのだ。老人たちはTAJINにいつものように、掃除、料理、火について忘れないように十分念を押してでかけていった。彼らもTAJINにかなり信頼をおくようになっていた。ところが彼らがでかけるやいなや、TAJINは足に合うブーツを探しマントをつけ剣を持つと空へ駆け上っていった。すぐに雲が集まり始め、TAJINは大喜びで飛んで、撥ねて、踊りまくり、剣をかざした。地上では大風が吹きはじめ、雷がとどろき、大雨で川が氾濫しそうになり、木々は倒れはじめた。老人たちは「あのTAJINめが!早く止めなければ大地は水浸しになり、作物はやられてしまい、人々は家をなくしてしまう」と急いで家のピラミッドへ戻っていった。ブーツとマントの足りない大兄は残り、6人の兄弟は嵐のなかを空へ登っていった。逃げまくるTAJINをようやくつかまえると、手足を縛って海に投げこんでしまった。
その後TAJINは海の底で暮らしたが、どうしてもあの空で踊った快感がわすれられず、時々海からでてきて空に駆け上るとことがあった。そのたびに7人の老人たちはいそいでTAJINをつかまえなければならなかった。そして、TAJINのことをHURACAN(ウラカン=ハリケーン)とも呼ぶのだ。
メキシコ公共教育省の小学校4年生の教科書より。作者(オリジナルは不明)著者,FELIPE GARRIDO、イラストはFELIPE UGALDE、要約した稚訳はortiz。
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