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黒メダカ:BBRRWW
青メダカ:BBrrWW
緋メダカ:bbRRWW
グレーメダカ:BBRRww
薄青メダカ:BBrrww
白メダカ:bbrrWW
クリームメダカ:bbRRww
ミルキーメダカ:bbrrww
最初にも書きましたが、これが代表される体色の色素パターンとなります。
全てホモ接合体同士の組み合わせですが、ヘテロ接合体でも優性があれば同じ事なのでわかりやすくホモ接合体でかいてあります。
では、黒メダカ×ミルキーメダカではどのようなメダカが産まれてきて、孫にはどのようなメダカが産まれてくるでしょう?
正解は子供の代は全て黒メダカ、孫の代で上に書いたメダカ全てが産まれてくることになります。
ただ確率の問題なので、必ずしも全ての色のメダカが産まれてくるわけではかありません。
あくまでも理論的な計算ですので、あとは運です。
メダカの鱗は透明で、鱗の重なり合っていない部分に色素があり、鱗を顕微鏡で見ると色素を見ることができます。
各メダカの色素素胞数は以下のとおりです。
「黒メダカ」
黒色素胞数:約25
黄色素胞数:約130
白色素胞数:約5
「青メダカ」
黒色素胞数:約25
黄色素胞数:約0
白色素胞数:約3
「緋メダカ」
黒色素胞数:約0
黄色素胞数:約125
白色素胞数:約5
「グレーメダカ」
黒色素胞数:約20
黄色素胞数:約60
白色素胞数:約10
「薄青メダカ」
黒色素胞数:約25
黄色素胞数:約0
白色素胞数:約12
「白メダカ」
黒色素胞数:約0
黄色素胞数:約0
白色素胞数:約3
「クリームメダカ」
黒色素胞数:約0
黄色素胞数:約60
白色素胞数:約12
「ミルキーメダカ」
黒色素胞数:約0
黄色素胞数:約0
白色素胞数:約11
これはある本に載っていたもので平均化した通常の値らしいですが、現在は様々な種のメダカがいるため値はその種により違うでしょう。
黄色色素胞は黄色といっても、赤橙黄色の色をしていて、これも現在では種により若干色が異なるでしょう。
これを見ると、色素が優性でも、その色の素胞数に違いがみられるので、濃い薄いがあるのがわかります。
エラの部分の色素がひじょうに薄いメダカは「透明鱗」(トウメイリン)といわれ、エラが透けて見えます。(画像1)
これは虹色色素であるグアニンが関係しています。
虹色細胞はグアニンを主体としたもので、光に当たると金属色に光ります。
腹周りや目の回りなどがシルバーで、光りに当たるとキラキラしていますよね。あれが虹色色素(グアニン層)です。
そのグアニンが薄いためにエラが透けて見えるためにおこるものです。
グアニンの沈着が少なく、腹周りが黒く透けて見えるものもいます。
これら突然変異個体のほとんどは劣性遺伝子で、例えをあげると、脊椎の数が少ない(ダルマ系)、黒色色素のメラノフォアが拡散したままになってしまっている、白色色素であるリューコフォアがない、鱗の発達が悪いなどは他の種と混ぜると、次の代では現れずに孫の代で現れることがあります。
さて、次回はメダカの保護色について書いてみます。
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初めまして良い勉強になります。ありがとう(^_-)-☆
2009/2/20(金) 午後 7:38
ローズエコさん。
ご訪問、コメントありがとうございます。
色素に関しては生物学なのであくまでも理論上の話ですが、今は様々な種類のメダカがいるように意外性もかなりあると思うのでそれがまた楽しいんですよね。
2009/2/20(金) 午後 8:05 [ オリジアス ]