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大阪府庁職員ブログ

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こんにちは!大阪府国際博覧会大阪誘致検討チームです。
私たちは、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに続く国家的イベントして、大阪で半世紀ぶりの国際博覧会を開催できないか、検討しています。
「国際博覧会の検討は、大阪の将来を考えることにつながる」という視点を大切に、このブログから、みなさんに、国際博覧会の基礎知識や最新情報、私たちの検討状況な
どをどんどんご紹介し、皆さんと一緒に国際博覧会の可能性について、考えていきたいと思います。どうぞ、よろしくお願いします。
 
今回は国際博覧会の開催地がどのような経過を経て、決定されているか」について、国際的な手続きの面からご紹介します。
 
 
■国としての立候補から開催地決定に至るまで
国際博覧会とは、国際機関であるBIE(博覧会国際事務局)の承認のもと、国際博覧会条約に基づき開催される博覧会であり、5年ごとに行われる大規模の「登録博覧会」と登録博の間に1回開催される小規模の「認定博覧会」があります。
  *第5回ブログ「国際博覧会に2つの種類があることを知っていますか?」参照
 
国際博覧会条約に基づく国際博覧会を行うためには、開催を希望する国の政府が、BIEに立候補(開催希望通告)し、BIE総会で承認されることが必要となります。
  • 「国際博覧会に立候補する」にあたっては、それぞれの国は、各国政府の最高レベルの決定手続き(日本の場合は、「閣議了解」)を経て、BIEへの申請が行われます。
  • BIEへの立候補後は、国際博覧会条約に基づき、開催地決定の手続きが進められることとなります。

大規模博覧会である「登録博覧会」のケースでみてみると・・・
 
【ステップ1】 BIEへの立候補
  • れぞれの開会予定日からさかのぼって、9年前から6年前までにBIEへ立候補できることとなっています。
  • BIEは最初の立候補国を受け付けると、全加盟国(169か国)へ、「6ヶ月の公示期間中に、立候補する意思のある国は文書で申し出ること」の公示を行い、開催希望国は、6か月の期間中に立候補することが必要となります。
<ルール適用(例)>
例えば、仮に、2025年5月1日から国際博覧会開催を予定している場合は、2016年5月1日から立候補できることとなります。もし、最初の立候補国としてある国が、5月1日に立候補した場合は、他の開催希望国は、10月末までにBIEへ立候補することが必要となります。
 
 
【ステップ2】 BIEの事前審査
  • BIEは現地調査などを経て、基本的要件が、開催希望国側に整っているかを確認し、その結果を報告書にまとめ、全加盟国に配付されます。
 
【ステップ3】 BIE総会で決定!
  • BIE総会により、立候補した国の中で、どの国の都市を開催地とするかが決定されることとなります。
  • 複数の国が立候補している場合は、加盟国の代表者による投票により、開催地が決定されることとなります。

※こうした手続きを経ることから、近年の例では、国としての立候補から開催地決定まで、約2年もの期間がかかっています。
 
 
1970年大阪万博会場での各国国旗
*BIE(博覧会国際事務局)
 国際博覧会が国際博覧会条約に則り開催されるよう監視をしている国際機関。
 パリに本部があり、現在、169か国が加盟。(BIE公式サイトより)
 
<豆知識> 
近年の開催地決定までの投票プロセス
BIE総会での投票は、第1回の投票で3分の2以上の票を得た候補地に決定されます。
・票が満たない場合は、最小得票の候補地を落として、2候補に絞られるまで繰り返し投票が行われます。
候補地が2つに絞られた後は、単純多数決で開催地を決定する方法がとられています。
・近年は、毎回、複数の国々が立候補し、誘致活動が展開されています。

<例>立候補国が多かった2010年上海万博決定のケース
中国(上海)、韓国(麗水)、ロシア(モスクワ)、メキシコ(ケレタロ)、ポーランド(ブロツワフ)の5か国で争われ、2002年12月のBIE総会で、4回もの投票を経て、中国(上海)での開催が決定されました。
 ※2010年上海万博マスコット「ハイバオ」
 
◎これまで国際博覧会に立候補してきた国々
 次回は、21世紀に入り、どのような国々が国際博覧会開催をめざして、立候補してきたかなどを振り返り、博覧会をめぐる国際的な動向について、みなさんにご紹介したいと思います。
お楽しみに。 
 
 
大阪府ホームページ「国際博覧会大阪誘致の検討」
http://www.pref.osaka.lg.jp/kikaku/kokusaihakurankai/index.html
 

<こちらの記事もご覧くださいね。>
大阪府国際博覧会大阪誘致検討チーム報告ブログ

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