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大阪府庁職員ブログ

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こんにちは!私たちは、2020年東京オリンピック・パラリンピックに続く国家プロジェクトとして、大阪で半世紀ぶりに国際博覧会を開催できないか、検討しています。このブログから、国際博覧会の基礎知識や最新情報、検討状況などをどんどん紹介していきます。どうぞ、よろしくお願いします。 
 
■国際博覧会に立候補してきた国々
今回は、2005年愛知万博からこれまでの間、「どのような国々が開催をめざして立候補してきたか」を紹介します。 
5年に1回開催される登録博(大規模博覧会)とその間に1回だけ開催できる認定博(小規模博覧会)について、開催順にたどっていきます。

●「立候補」とは?
・開催を希望する国の政府が、BIEへ開催希望通告を行い、受理された時期。
・開催希望通告は、申請手続きの第一ステップです。
●「BIE総会で開催地決定されるまでの投票プロセス」は?
・第1回の投票で3分の2以上の票を得た候補地に決定。
・最多票が3分の2に満たない場合は、最小得票の候補地を落とし、2候補に絞られるまで繰り返し投票。
・候補地が2つに絞られた後は、単純多数決で開催地を決定する方法がとられています。
 
≪登録博≫ 2005年日本国際博覧会〔愛知万博(愛・地球博)〕
1996年、3か国が立候補
日本(愛知県)、カナダ(カルガリー)、オーストラリア(ゴールドコースト)
※途中、オーストラリアが辞退したため、2か国で争われました。(オーストラリアは、2002年認定博へ再立候補)
1997年6月、BIE総会で投票
 日本52票:カナダ27票で、日本の愛知県での開催が決定されました。
 
<認定博>2008年サラゴサ国際博覧会
2002年、3か国が立候補
スペイン(サラゴサ)、イタリア(トリエステ)、ギリシャ(テサロニキ)
2004年12月、BIE総会での計2回の投票
スペイン57票:イタリア37票で、スペインでの開催が決定されました。
 
≪登録博≫ 2010年上海国際博覧会
2001年、6か国が立候補
中華人民共和国(上海)、韓国(ヨス(麗水))、ロシア(モスクワ)、メキシコ(ケレタロ)、ポーランド(ブロツワフ)、アルゼンチン(ブエノスアイレス)
※途中、アルゼンチンが辞退したため、5か国で争われました。
2002年12月、BIE総会で計4回の投票
 中国54票:韓国34票で、中国での開催が決定されました。
 
<認定博> 2012年麗水(ヨス)国際博覧会
2006年、3か国が立候補
韓国(麗水)、モロッコ(タンジール)、ポーランド(ヴロツワフ)
2007年11月、BIE総会で計2回の投票
 韓国77票:モロッコ63票で、韓国での開催が決定されました。
 
≪登録博≫ 2015年ミラノ国際博覧会
2006年、2か国が立候補
イタリア(ミラノ)、トルコ(イズミル)
2008年3月、BIE総会で投票
    イタリア86票:トルコ65票で、イタリアでの開催が決定されました。
 
<認定博> 2017年アスタナ国際博覧会
2011年、2か国が立候補
カザフスタン(アスタナ)、ベルギー(リエージュ)
2012年11月、BIE総会で投票
カザフスタン103票:ベルギー44票で、カザフスタンでの開催が決定されました。
 
≪登録博≫ 2020年ドバイ国際博覧会
2011年、5か国が立候補
アラブ首長国連邦(UAE)(ドバイ)、ロシア(エカテリンブルグ)、トルコ(イズミル)、ブラジル(サンパウロ)、タイ(アユタヤ)
※タイが途中辞退したため、4か国で争われました。
2013年11月、BIE総会で計3回の投票
UAE116票:ロシア47票で、中東地域初のUAEでの開催が決定されました。
 

<豆知識
●登録博に落選後、認定博へ再立候補し、開催地として決定されたケース
登録博は開催の9年前から、認定博は開催の6年前から、BIEへの立候補が可能となります。近年、大規模博覧会である登録博で落選した国が、再度、小規模博覧会である認定博をめざすケースがあります。
 
【例】2012年麗水国際博覧会
・韓国(麗水)は、「2010年登録博」をめざし立候補(2001年)しましたが、最終投票で中国(上海)に敗れました(2002年12月)。
・その後、計画を練り直し、会期や会場面積などの点で小規模な「2012年認定博」へ再び立候補(2006年)し、BIE総会での投票の結果、開催が決定(2007年12月)されました。
 
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いかがでしたか?
世界中から様々な国が開催をめざして挑戦してきた足跡がみえてきたのではないでしょうか。
 
これらの立候補国は、その国の特色等に応じたテーマを検討し、BIEへ提案してきました。過去の立候補国が提案したテーマをみると、世界共通の解決しなければならない課題が浮かび上がってきます。
次回は、各国がどんなテーマが掲げ、国際博覧会をめざしてきたかをたどってみたいと思います。
お楽しみに。
 
 
 
大阪府ホームページ「国際博覧会大阪誘致の検討」
http://www.pref.osaka.lg.jp/kikaku/kokusaihakurankai/index.html
 
 
<バックナンバー記事もご覧くださいね。>
大阪府国際博覧会大阪誘致検討チーム報告ブログ
 
 
 
 
 
 


 
 

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