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大阪府庁職員ブログ

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こんにちは!大阪府国際博覧会大阪誘致検討チームです。
今回は、国際博覧会に立候補した国々が提案したテーマについて、2020年開催地立候補国のケースから、みなさんにご紹介します。

国際博覧会のテーマとは?
国際博覧会は、開催国が人類共通の課題にかかわるテーマ」を提案し、世界中の国々が知恵を持ち寄り、解決策を探る場となっています。

2020年開催地には、2011年に5か国が立候補。2013年11月のBIE総会で4回の投票の結果、アラブ首長国連邦のドバイでの開催が決定されました。
立候補した国々は、各国の特色を活かし、次のような工夫を凝らしたテーマをそれぞれ提案し、開催地をめざしました
※仮訳です。原文(英語)もご覧ください。

【2020年開催地として決定された国】
■アラブ首長国連邦・ドバイ
<テーマ>
心をつなぎ、未来を創る
(Connecting Minds,Creating the Future)
*サブテーマ
・機会(Opportunity)
・機動性(Mobility)
・持続可能性 (Sustainability)

[テーマに関する補足] 単なる中継点基地ではなく、地域を越えた人や物、アイデア、文化、発展の流れを創り出すイノベーション基地となっているドバイから、明るい未来を創造していくために他から学び、他と協力することが重要であることを発信しよう等の提案でした。

【2020年開催をめざし、落選・辞退した国々】
●ロシア・エカテリンブルグ
<テーマ>
グローバルマインド:グローバル化の未来と世界への影響
 (THE GLOBAL MIND:THE FUTURE OF GLOBALIZATION AND ITS IMPACT ON OUR WORLD) 

*サブテーマ
・イノベーションのグローバル化
 (Globalization and Innovation) 
・文化のグローバル化
 (Globalization and Culture)
・経済のグローバル化
 (Globalization and Economics)
・社会のグローバル化
 (Globalization and Society)
・生活の質のグローバル化
 (Globalization and Quality of Life)

〔テーマに関する補足情報〕全世界居住地の1/8を占め、2大陸に跨り、多くの人口と民族の国であるロシアで、国際社会の一員として世界共通テーマの議論をしよう等の提案が行われました。

●トルコ・イズミル
<テーマ>
よりよい世界への新たな道−すべての人々のための健康
 (New Routes to a Better World/Health for All)
*サブテーマ
・イノベーション (Innovation) 
・健康的な生活 (Healthy living) 
・公衆衛生と教育 (Public health and education) 
・ケアと協力 (Care and collaboration)
 
〔テーマに関する補足情報〕「古代総合医療センター」遺跡があり、古代から健康・医療とのかかわりが深い場所であったトルコ・イズミルから、異なる文化の健康的なライフスタイルや習慣を世界に発信しよう等の提案が行われました。

●ブラジル・サンパウロ
<テーマ>
成長のための多様性と調和の力
 (Power of Diversity,Harmony for Growth)
*サブテーマ
・文明間の対話、国境のない世界
 (Dialogue of civilizations, world without borders)
・人類・繁栄への新たな世界拠点・道
 (New global hubs, pathways for people and prosperity)
・発展のための政策、地域参加および議題
 (Public policies and social inclusion, agenda for development)
・伝統的で新しい活力、人生の実現要因
 (Traditional and new energies, enablers of life)
・創造的経済、新たな発展の可能性
 (Creative economy, new development possibilities)

〔テーマに関する補足情報〕多様な背景を有するブラジルとして、多様性と調和をテーマに未来の課題を考える機会を提供する等の提案が行われました。

●タイ・アユタヤ ※投票前辞退
<テーマ>
グローバル化の再定義:バランスのとれた人生、持続可能な生活
 (Redefine Globalisation:Balanced Life,Sustainable Living)
*サブテーマ
・快適な暮らしのために地域に根付く知恵の復活
 (Revive Local Wisdom for Human Well-Beings)
・継ぎ目のない調和のための関係再構築
 (Reunite Connections for Seamless Harmony)
・最上の幸福創造についての再考
 (Rethink Creativity for Utmost Happiness)
・世界的連携に対する人生における価値の改め
 (Reform Life's Values for Global Solidarity)

〔テーマに関する補足情報〕農業と工業が共存し、地域の知恵がイノベーションに貢献しているタイ・アユタヤで、国ごとに異なる価値や伝統的な知恵が世界の課題解決に貢献できることを示そう等の提案が行われました。


〔豆知識5か国中、一番最後に立候補した国とは? 
◆これらの国々は、開催9年前にあたる2011年の5月にトルコとタイが立候補。その後、残る3か国が立候補し、最初の国が立候補してから6か月後の2011年11月2日に、BIEは立候補受付を締め切りました。
◆5か国中で一番最後に、BIEで受付が締め切られる直前で立候補した国が、UAE(ドバイ)だったそうです。UAE(ドバイ)は、2年後の2013年11月のBIE総会で、各国代表による4回にわたる投票の結果、2020年開催地として決定されました。

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こうして、立候補した国々が掲げてきたテーマをみると、自国の経験や特色を活かして世界的課題解決先進国をめざした”各国の熱い思い″が伝わってくるのではないでしょうか?
では、今後、日本で国際博覧会を開催するとした場合、どのようなテーマが考えられるのか。次回は、大阪府におけるテーマに関する検討状況をご紹介したいと思います。
お楽しみに。


<国際博覧会大阪誘致検討チーム報告>
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【大阪府庁職員ブログ】
<各回テーマ>
第1回 「国際博覧会とは?」
第2回 「大きく変わってきた国際博覧会」
第3回 「国際博覧会から生まれたもの/発明・新技術等から<1>」
第4回 「国際博覧会から生まれたもの/発明・新技術等から<2>(愛知万博編)」
第5回 「国際博覧会に2つの種類があることを知っていますか?」
第6回 「国際博覧会開催都市はどうやって決まるの?〜国際的な手続き編〜」
第7回 「近年の国際博覧会に立候補してきた国々」

<国際博覧会大阪誘致の検討ウェブサイト>
これまでの大阪誘致の検討に関する情報を掲載していますので、ご活用ください!
http://www.pref.osaka.lg.jp/kikaku/kokusaihakurankai/
 

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