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大阪府庁職員ブログ

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こんにちは!大阪府国際博覧会大阪誘致検討チームです。
 今回は、日本・大阪で2025年以降に国際博覧会を開催するとした場合、「開催意義・テーマ」として、どのようなものが考えられるのかについて、これまでの大阪府における検討状況を、みなさんにご紹介したいと思います。

■国際博覧会大阪誘致構想検討会とは?イメージ 2
 大阪府では、平成27年4月、様々な分野にわたる有識者、経済界、行政のみなさんによる「国際博覧会大阪誘致構想検討会」を設置。幅広い視点からご意見をお聴きし、大阪誘致の可能性を探りました。

*今回は、検討会でいただいたご意見から、「開催意義・テーマ」に関わるご意見の概要について、ご紹介させていただきます。


<検討会でいただいた開催意義・テーマに関する意見の概要>

【新しい国際博覧会を】
・世界規模の人口爆発や超高齢社会がもたらす諸課題等を踏まえ、『新しい国際博覧会』のモデルをつくる。
・国際博覧会は、半年間の社会実験の場となる。

【人類の長寿と調和】
・大阪万博が残した課題は『調和』。
・日本が開催するとしたら、成熟した社会で開催するという意義を探っていくことが必要。国威発揚、科学技術の謳歌ではなく、精神文化も含めた成熟した社会のあるべき未来像が重要なテーマになってくる。
・日本は長寿」、「健康」、「快適」などに焦点をあてていくべき。万博は、こうしたプラス面を整備する「追い風」となる
・日本は、災害や格差の問題も抱えている。万博とは、プラス面とともに、こうしたマイナスからの回復の両面を考えながら展開していくもの。

【楽しいエージレス社会】
・経済や社会の質が大きく変化している中で、日本には、新しい未来社会像をトータルで具体的に提示できる能力がある。
・『楽しいエージレス社会』というテーマで、年齢に関係なく社会に関わり合い、充実したコミュニケーションができる社会像を提案する。
・大阪万博は科学技術中心だったが、これからの生活や社会などを考える上では、心や精神、文化の問題なども重要。
庶民の文化が早くから発達し、幅広い産業がバックにあることが、大阪の特徴だ。それらを活かして、21世紀型の社会において、個人が楽しく、お互いに連携し、コミュニケーションがのできる生活のスタイルやそれを支える社会のシステムを提示する万博を大阪から提案できる。
・個々の成果発表ではなくて、システム的な街づくりや社会づくりの提案であれば、日本・大阪で開催する意義があるだろう。

 【いのち/LIFE】
・生命科学のほか、異文化理解や他者との共生なども含めた人間の生きる環境について、『いのち/LIFE』の問題として考えてはどうか。
「民の都」として日本中の多様な声を巻き込み、「対話」の実体験を積み重ねる場としての21世紀型の新しい万博のスタイルを。
・『いのち』というテーマは、日本の強みである生命科学に焦点を当てることができ、関西にその知識が集結している。現代の世界の喫緊の課題である気候変動や生物多様性の問題、異文化理解や共生にもアプローチすることができる。
・万博会場から大阪の街へ、大阪から日本、世界の各地へと溢れ出すような万博のあり方を追求してはどうか。地球をまるごと繋いでしまう、その「ハブ」として、万博を交流の一大場面にするということであれば、これからの世界に必要なものとして注目されるだろう。

 【地域住民の主体性をつくる場に】
・市民の方々は楽しい、美しい、わくわく感がないと参加しない。国際博覧会には「美しさ」や「楽しさ」、「わくわくする気持ち」を生み出す力があり、これまでとは違った『地域住民の主体性をつくる場』にできる。 
・先進医療などの分野から人間の生活をサポートする技術を世界へ発信するようなことも、高齢社会である日本ができることであるが、同時に、国際博覧会に住民が多く参加しており、「この人たち、なにか健康そうだね。」「幸せそうだね」「笑っているね」というようなものを大阪から世界に示すことができるのではないか。
・大阪での国際博覧会を契機に、多くの地域の人たちが繋がり、万博が終わった後の大阪のまちづくりの力にもなってくれるものとなれば、ひとつの「レガシー」をつくることになる。


◆国際博覧会大阪誘致の可能性検討状況について(平成27年8月報告書)
 検討会では、ご紹介したほかにも多くののご意見をいただきました。大阪府は、検討会での検討状況を昨年8月にとりまとめ、「国際博覧会大阪誘致の検討ウェブページ」で公表しています。上記のご意見の詳細も掲載していますので、ぜひ、ご覧ください。  
http://www.pref.osaka.lg.jp/kikaku/kokusaihakurankai/expoosakakentoukai.html

【参考資料】検討会での委員提出資料から抜粋
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みなさん、いかがでしたか?
いただいたご意見から、国際博覧会がもつ様々な可能性が浮かび上がってきました。

 大阪府では、検討会以外にも、経済、産業、文化、医療、国際、メディアなどの分野で活躍されている有識者のみなさん、大阪で学び・活動をされている若者のみなさんなどから、様々なご意見をいただきながら、コンセプトの検討等に取り組んでいます。
引き続き、多くのみなさんのところにおじゃまし、意見交換やヒアリングを積み重ねていきたいと考えています。どうぞ、よろしくお願いします。

次回は、大阪府におけるテーマに関する検討状況として、昨年実施しました国際博覧会に大阪誘致に関する「府民・企業の意識調査」の概要をご紹介したいと思います。
お楽しみに。



<国際博覧会大阪誘致検討チーム報告>
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【大阪府庁職員ブログ】
<各回テーマ>
第1回 「国際博覧会とは?」
第2回 「大きく変わってきた国際博覧会」
第3回 「国際博覧会から生まれたもの/発明・新技術等から<1>」
第4回 「国際博覧会から生まれたもの/発明・新技術等から<2>(愛知万博編)」
第5回 「国際博覧会に2つの種類があることを知っていますか?」
第6回 「国際博覧会開催都市はどうやって決まるの?〜国際的な手続き編〜」
第7回 「近年の国際博覧会に立候補してきた国々」
第8回 「2020年開催をめざした国々が提案したテーマ」

<国際博覧会大阪誘致の検討ウェブサイト>
これまでの大阪誘致の検討に関する情報を掲載していますので、ご活用ください!
http://www.pref.osaka.lg.jp/kikaku/kokusaihakurankai/
 

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