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森ノ宮駅の改札を出て左へ曲がり、しばらく歩いてカレー屋の近辺に"入りにくそうなカフェ”があるので、そこで待ってます、と、ゆりかもめちゃんからLINEでメッセージが入ります。待ち合わせ場所に入りにくそうなカフェをチョイスする当たり、さすがは大阪そぞろウォーカーズの精神的支柱。このままディープな異界へ連れて行かれるのではないか、と不安を覚えながら店を探します。えーっと、カレー屋の近辺の入りにくそうなカフェ・・・。 ま、まさかこのシャッターの店か!? これは「入りにくい」どころか「入ってくれるな」の店ではないのか!? 冷静になって最探索してみるとすぐ横にこんなお店。 窓から店内を覗く怪しげな男になることしばし、手を振るゆりかもめちゃんと、そして先着していた久々登場、国の特別天然記念人物に指定されていることでおなじみ、コロッケマン君とに会うことに成功します。どうやら入りにくそうなお店の正体は「珈琲店ばん」だったようです。ゆりかもめちゃんよ!!もっとレトロで素敵なお店とか、言い方あるやろ!! ちなみにこのお店、本格的なコーヒー店であることはもちろん、 こんなレジが現役で稼働していたりするこだわりのお店。これは例えあなたが大阪そぞろウォーカーズの一員でなくとも、普通にデートやお喋りで使って楽しいお店です。 さて、珈琲店でしばしダラダラ冗談などを交わした後、我ら3人は森ノ宮の町へと繰り出します。店を出ていきなり、 桜の開花が始まっていることに気がつきます(街ブラ日時:平成26年3月23日)。これを見ちゃ黙っていられない「花見だ花見!!酒持ってこい!!」と錯乱する僕をゆりかもめちゃんが厳しくたしなめます。 「今日は巡らないといけないところが山ほどあるんだからしっかりついてきなさい!!」 もともと大阪そぞろウォーカーズはノープランロケが信条でしたが、今回はゆりかもめちゃんの鞄持ちとして、僕とコロッケマンが招集された形ですので、お尻に引っ付いて回るプランに変更です。 さて忙しい旅路が始まります。森ノ宮と言えば、誰もが大阪城を思い出し、なおかつ大阪城と言えば天守閣を見なければ話にならないのではないか、というのが常人の発想ですが、我らのゆりかもめちゃんは天守閣になんかは見向きもしません。何せほんまもんの歴史学者さんです。歴女と呼ぶと「一緒にするな!!」と言って怒るレベルです。彼女のハートに火が点くのはこういう場所です。 謎の広場で「どこだぁ、どこだぁ」と、証拠を探す名探偵のごとく鋭い眼光で辺りを見回すゆりかもめちゃん。 「あのお、お忙しい最中に恐縮ですが、ここに何があるの?」と聞くと、 「大阪砲兵工廠の碑に決まってるでしょ!!」とのこと・・・。 10分探しましたが結局、碑も案内看板すらも見つからず。それにしても情報源がディープな女の子です。 さて、次に天守閣へと競歩の選手も顔負けのスピードで歩を進めるゆりかもめちゃん。な〜んだ、歴史学者様とはいえ、そこに天守閣があれば結局、見たいんでしょ、もうかわいいんだから!!と慈愛の眼差しで見つめる後ろ姿は、 観光客で溢れ帰る天守閣の正面をずいずい横切り、何やら人気のない怪しげな場所へ。おいおい、何か人が気軽に入って行っていいような場所である感じじゃないぞ、と慌ててついて行くと、 T-1受水槽なる箱の前で「すごーい」と感動しているゆりかもめ先生。 「あのお、お忙しい最中に恐縮ですが、受水槽にもお詳しいのですか?」と聞くと、 「何言ってるの!!この近くに戦時中1トン爆弾が落ちて、石垣がずれたんですよ!!」とのこと。そういや石垣が黒いような気もするが、案内の看板もないような歴史スポットを知っているとは・・・。 石垣のズレを確認した後はここ。 「おお今度はちゃんと案内看板がある!!」と、変なところに感動する僕とコロッケマン(共に32歳) 確かに石垣に穴が空いてます。案内看板があるとなっちゃあ黙ってられない僕。 なあコロッケマンよ、いくら機銃とは言え大したことはないな。これなら和田アキ子のパンチのほうが強いのではないか、と。バカ話を始めかけたとき、既にゆりかもめちゃんは次のスポットへと向けて歩き出していたことは、言うまでもありません。 途中、謎のヒーロー戦隊ものの公開収録あり。 「ゆりかもめ先生!!あれは何レンジャーですか!!」と聞くと、 「知りません!!」とのことで次へ参ります。 何レンジャーかご存知の方はコメント欄へ情報をお願いいたします。 さて大阪城を出るとすぐ「難波宮跡」があります。 素人目には整った公園にしか見えませんが、ここでゆりかもめ先生はうっとりとします。 「先生、ここに淡い初恋の思い出とかがあるのですか?」と聞くと、 「ここを聖武天皇が歩いてたんですよ」と一言。 お気づきの通り、案内看板はございません。 ゆりかもめ先生に負けてはいられない!!とのことで、大阪そぞろウォーカーズが目指す、脱力風景の撮影をなんとか敢行します。 まずはこの一枚。全国ニュースでも度々取り上げられた大阪市長選の、大阪市民しか見られない一枚を、ここにご紹介!!候補者4名に対してポスター掲示が2枚、しかも1枚は無惨な有様に…。 そしてもう一枚。 喫茶、軽食、一杯飲み屋の下に心霊写真のように「ぼったくりや」とあるのがお分かりでしょうか。元は朗らかな感じで「ぼったくりや」と書いてたのでしょうけど、うっすら残ると、うっすら怖いですね。 というような感じで街ブラを終えます。この日3人が集まったのは実は、ゆりかもめ先生のお誕生日パーティーの日だったからです。そのパーティ会場が森ノ宮だったために、前哨戦としてゆりかもめ先生の史跡巡りに同行したというのが、実のところの今回の街ブラの主旨でございます。 ゆりかもめ先生のお友達の発案で「とびっきりよい靴を一同で買おう」ということでプレゼント案はまとまっていたのですが、それじゃあ筆頭のカバン持ちとして何かが足りない、と感じた僕は抜け駆けして独自にプレゼントを選びます。彼女と知り合って10年余、鼻水を垂らして成人式へ出てた時代から僕は彼女を知っているわけだから、彼女の好みは知っています。先生にプレゼントをしたい方は是非、ご参考に。 これです。大阪は梅田のかっぱ横町に貨幣収集マニアが集う店があるのですが、そこで売ってる貨幣カタログ2014年版です。誕生日プレゼントとしては、金額はリーズナブルですけど、彼女は値段じゃなくてこういうのが嬉しいはずなのです。彼女は貨幣マニアじゃないですが、歴史的資料として面白いですからね。ちなみに店のおばちゃんに「念のため聞きますけど、ギフトラッピングはありますか?」と聞いたら 「おまへん」 とのことだったので、ペラペラの包装紙で包んで渡しました!! 結果はどうだったかというと、想像通り、きゃぴきゃぴ喜んでくれましたとさ。 ということで以上、森ノ宮編でした。 |
大阪そぞろWALKER
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コメント(9)
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こんにちは。 はるばるこのような広大なネットワークの片隅にまで、 足をお運びくださった皆様、 ご機嫌はいかがでしょうか? 悪い風邪が流行している折りでもありますので、お体にはお気をつけ下さいませ。 新たなご訪問者様もいらっしゃるかもしれないと思い、 紹介をさせていただきますが、 大阪そぞろWALKERSとは、 近隣住民でなければ訪れもしないであろう場所に、 出かけて無目的にブラついてみようという企画でございます。 構成メンバーは筆者たくあんと友人であるアラサー男女7~8名といったところですが、 特に加入審査があるわけでもありませんので、 土日に招集をかけまして、 仕事やデートや家族サービスがないヒマな人間は集まるといった感じで、 なんとなくかれこれ3年ぐらいやっております。 3年と言っても半年とかひどい場合1年とか、それぐらいのスパンで休眠したりする有様なのですが、 なんとか続いている体裁だけを取り繕っている有様であります。 さらに過去にブラつきはしたものの、 私の怠慢で記事に仕立ててない案件も結構ありまして、 今回はその中の一つ、大阪は旭区に在る千林商店街編をお楽しみいただければと存じます。 メンバーは、たくあんとアラタ君というアラサー男の、 むさ苦しさだけには自信のある構成でお届けいたします。 ちなみにブラつき日時は画像データの日時を確認したところ、 平成24年6月でございましたので、 タイムリーさも季節感もゼロでお届けすることになりますことを、 予めお断り申し上げて本編へと参りたいと存じます。 今回(と言っても一昨年・・・)訪れた千林商店街。 このように大変な活況です。 古くは小売りの大手さんが隣接し、派手な価格競争があったようですが、 シャッターを探すのが難しいほどのこの頼もしさ。 ワクワク感が募ります。 ブラつき開始後ほどなくしてこんなイベントを発見。 お父ちゃんの似顔絵コンテストでございます。 さすがは活気のある商店街、 ゼニカネの話ばかりではなく、ちゃんと芸術も欠かしません。 ルーブル美術館を訪れたかのような、静かな気持ちで鑑賞させていただきます。 小学校3年生の男の子が描いたという本作。 シンプルな鉛筆画から滲み出る、この圧倒的な迫力!! 特に父親の耳の表現が前衛的で、思わず見入ってしまう傑作です。 次も小学校3年生の男の子の作品。 背景にのみ彩色を施し、父親を鉛筆画で表現してるあたりに、 小3とは思えない、深い企みを感じる作品です。 某サントリー社が、矢沢永吉が白黒で、ビールだけ黄金というCMをやってますが、 恐らく小3の彼から着想を得たのでしょうね。 次も小3男子の目を見張る作品。 彼は既にリアリズムを超克し、 父親を目で見るのではなく、心で感じているのでしょう。 父親の真の姿はたぶん、ベニテングタケだったのだと思います。 そんなことを考えつつ、高学年の部へ歩を進めると、 小5の男の子がよりソフィスティケートされた形での、 ベニテングタケお父さんを描いておりました。 お名前は公表しませんが、名字は違いましたので、恐らく、偶然の一致でございましょう。 父親を描こうと思えば、ベニテングタケに行きつくのか、と。 深く頷きつつ、我々は美術館を後にします。 歩を進めてほどなく、千林商店街のビジネスの成功の秘訣を発見。 とあるリサイクルショップの画期的な陳列法です。 側溝は邪魔なデッドスペースなんかではなく、自転車の陳列に使えるのです!! 全国の小売り事業主の皆さん、是非ご参考に!! また別のリサイクルショップで再び、斬新な陳列を発見。 プーさんとかボウケンジャーとかと同じ棚に、 あろうことかエッチビデオが!! 考えてみればエロ親父も、いたいけな子供達も、 同じ人間ですものね。 店を出て間もなく、またまた芸術に出会います。 とあるギャラリーの外観です。 普通のギャラリーみたいにピカピカの展示スペースに、 ちょこんとアートが飾ってあるというような、そういうしゃらくさいものは要らないのだ、と。 芸術とはパッションなんだと、そんな気持ちが伝わってきます。 特に、入り口のマット上の空き缶あたりに、それを強く感じます。 さらに近所のお店。 どうですか!? この大胆な空間の使い方!! この街の活気のポイントは、ビジネスとアートの共生にあると、たくあんは思いました。 さて、再びアーケードへと歩を進めますと、あるお茶の販売店前。 さすが千林商店街、小さな個人商店みたいなお店でも、 ちゃんとオリジナルでゆるキャラをこさえているんですね。 オリジナルで・・・。 「お腹が空いたとき、人はご飯を食べる(by takuan)」 というわけで下の喫茶店をセレクト。 ミニサンド+コーヒのセットも捨て難かったのですが、 たくあんはこういう店に入るときには必ずナポリタンを頼むという、 いつからかそういう誓いを立てているので、ナポリタンをチョイス。 ミニサンド+コーヒは、アラタ君に注文するように命じます。 結果は・・・、 たくあんもアラタ君も、空腹が解消いたしました。 ガチャガチャを見つければ必ず回す。 それが大阪そぞろWalkers!! 出川哲朗ストラップです。 具体的には分からないけれども、困った時に使えるはず、との直感に従い、 1ガチャのお相手をお頼み申し上げます。 これはいつか使えそうです!! さて、いくらブラつき先が、千林商店街という魅力スポットとはいえ、 所詮はアラサー男の2人旅。 何かイベントの1つもこさえなければ間が持つまい、というわけで、考えます。 思えば男とは古来より、争うべく定められた存在ではないか。 ある種のマントヒヒなどは、強い遺伝子しか次代には要らぬ、というわけで、 群れのなかの一頭しか、妻を持つことが許されないのである。 人間のオスとて、多少知恵のついたおサルに過ぎぬ。 しかるに男2人でイベントを行うとすれば、それは争いでなければならない。 というわけで2人はおもちゃ屋へ出向きます。 2人がそれぞれの目利きでラジコンをチョイスし、 それを用いて競争をやろうではないか!!と。 アラタ君チョイスは、いかにも速そうなスカイラインGTRのラジコンです。 たくあんよりも3年も人生経験が少ない彼、 ラジコン選びも単純そのものだな、と密かにほくそ笑みます。 と言いながら僕もGTRラジコンをチョイス。 しかし、アラタ君とひと味違うのは、 このラジコンにドリフトタイヤが付いているという点です。 ドリフトというのはタイヤを空回りさせることであり、 空回りさせようと思えば当然、強い出力が必要になるわけだから、 単なるGTRよりも速いに違いない!!と。 勝利を確信しつつ、店を出て公園に向かいます。 さて、さっそくセッティングと思った矢先、 セッティングにはプラスドライバーが必要であるという事実が判明しかつ、 プラスドライバーはパッケージングされていないと、冷厳に宣言されてしまいます。 ここまで来て戦いを止めるわけにはいかぬ!!ということで、 急いでプラスドライバーを買いに走ります。 さて、結果はいかに!!と、 すぐにご報告させていただきたいのですが、 たくあんは今、新しい動画編集ソフトの習得中でして、 せっかくならその技術を使いたいと思い立ちましたので、 後日、特別動画編として、 お届けをいたしたいと思います。 乞うご期待でございます。 さて、結果が出てしばらく佇んでいると、 ラジコンに興じる変な大人二人を見て、 子供が寄って参ります。 結局、子供の戦車ラジコンの餌食となりましたとさ。 めでたし、めでたし。 |
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明けましておめでとうございます。 思えば昨年は私生活のマジメ部分が何やらバタバタしており、 気がつけば当ブログのメインコンテンツである「大阪そぞろWALKERS」も、 放置のし放題でありました。 何せ直近の記事を今確認いたしましたら、 一昨年の5月に城崎温泉編をプロモーションビデオだけこさえて、 本番の記事はアップしていないという有様だったんですね。 今さら城崎温泉編は、 筆者の記憶力の事情により作成は不可能ですが、 今年は私生活における遊び部分であるところの、 大阪そぞろWalkersにも真摯に取り組んで参る所存でございます。 さて、年頭というには少々遅いかもしれませんが、 手始めに私が今年友人に撒いた年賀状を、ご挨拶代わりにお届けしようかと存じます。 自画自賛になり恐縮ですが上の年賀状を見た友人からは、 ・午年なのにヘビでかすぎ!! ・ヒマなんすか? 等の大変な好評を頂戴したことを蛇足ながらご報告いたします。 それから今年こそ大阪そぞろWalkersを頑張る、という意気込みを示すために、 私、昨年の年末に夜なべして、 大阪そぞろWalkersのロゴをこさえました。 なぜだか上のロゴを見た知り合いからは、 「コンビニとかで売ってるナンチャラウォーカーのタイトルロゴを、 パクったのではないか、というような、 筆者には理解のし難い苦情が寄せられたりしているのですが、 完全な筆者のオリジナル作品でありますので、 その証拠をお示しいたします。 ほら、全然、似てないですよね!! ここに完全なオリジナル作品であることが証明された上で、 今年は上のロゴを用いてTシャツをこさえたりして、 大阪そぞろWalkersの活動を活発化しかつ、 チーム感を高めていこうと目論んでおります。 さて、話は飛びますが、昨今じゃ大人向けのガチャガチャが、 全国版のニュースで取り上げられるぐらい流行らしいですね。 大阪そぞろWalkersは始動した時から、 ガチャガチャを見つけては必ず挑戦するという活動をやってきましたが、 そんな我々から見てもおかしな時代になったもんだと、妙な感慨にふけったりしています。 そんなわけで年末に街ブラチームの主要メンバーと、 映画鑑賞を兼ねてガチャガチャ巡りに行って参りましたので、 ささやかながらその成果を報告いたします。 考えない人!! これを作って200円で売ろうという大人と、 買おうという大人がいるという、 当たり前のことがとっても不思議に思える光景でございます。 ちなみに開封してみたらこうでした。 左のやつは考えないとかそういう問題よりも、 体調が気になります・・・。 他にも日本ガチャガチャ市場の、 変なグッズをカプセルに詰めて売りたいという、 並々ならぬ情熱が伝わる光景を以下にまとめてご紹介いたします。 果たして日本はどこへ向かっているのか・・・と。 何やら時事放談をかましたくなるような気もする光景でございました。 さて新年のご挨拶はこんな感じのお目汚しで終わろうと思います。 本当は撮影はしたもののご紹介していないデッドストック状態の画像なんかも、 一気に載せちゃおうと思ってたのですが、 容量オーバーと、yahooブログさんにつれなく言われちゃいました。 そういや2メガまでだっけ、と。 今更そんなルールを思い出しかつ、 上の画像をリサイズし直していくのも面倒なので、 また機会があればアップしようと、そんな感じです。 それでは本年もよろしくお願いいたします。 |
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何を血迷ったか、
まだ記事を書き終わっていない、
「大阪そぞろWALKERS in 城崎温泉〜生野銀山」編の、
プロモーションビデオを作ってしまった。
「1分強ばかし無駄な時間を過ごしてみたいなあ」なんて思っているこのアナタ!!(←どこにおんねん!!)
ぜひ、ご覧くださいませ。
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京都へと向かう電車の車窓からは、
控えめに雪化粧が施された京都の町が見えていた。
寺社仏閣が織りなす曲線と、近代建築の直線とが白く解け合っていた。
京都の町並みというのは独特である。
ビルの高さを制限したり、看板の色を制限したりと、
古都の雰囲気を壊さない街づくりをやろうとはしているものの、
実際には高さ制限をフルに使った高層ビルが容赦なく立ち並んでいるし、強い色の看板もある。
パチンコ店もあれば風俗店もある。
欧州の古い町では、極めて厳格な景観規制を敷き、
特定の時代の特定の光景を、そのまま標本化するかのような政策がしばしば採用されるが、
京都はそこまではやらない。ほどほどである。
潔癖主義を押し付けるのではなく、清濁を併せ飲みつつ、人々の生活に寄り添う。
結果として、古代から近代までが混然一体となった、町並みが出来上がる。
特定の時代に止まることなく、時代に応じて上書き保存される。
僕はどちらかというと、混然一体型の町並みのほうを、美しいと思う。
そんな京都の町の姿にしばし見惚れた後、
僕は再び、善平さんからいただいた「酔いどれ易者の京まんだら」の活字を追いはじめた。
易者の善平さんと、悩める女性たちの短い会話の数々。
そこへ現れるのは、悩める女性の人生の指南役となる、偉い易者の先生の姿ではない。
善平さんは、同じ目線で、悩める女性に寄り添う。
時に鼻の下を伸ばしながら寄り添う。
べったりと寄り添うのではなく、さらりと寄り添う。
その姿と、京都の町並みが持つ独特の雰囲気とは、不思議とリンクする。
え〜、大阪そぞろWALKERSらしからぬ文体でここまで書き連ねて参りましたが、
善平さんが「酔いどれ易者の京まんだら」という本を出版されることになりましたので、
その宣伝でございました。
3月初旬より、全国の書店で陳列開始となります。
少しでも売上に貢献し、恩を売り、善平さんにお酒を奢ってもらうための宣伝文でございます。
ぜひ皆様、お買い求めを!! |





