牡丹亭と庵の備忘録

映像業界人の某が日々のあれこれを興に乗せて語る茶席風

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青春朱夏白秋玄冬

古来、中国人は季節を四つの色にたとえてきた。
春は青、夏は朱(赤)、秋は白、冬は玄(黒)。
このたとえは、当然のように人生を表わす比喩にも用いられる。

大雑把に言えば、生後から十代までが青春、二十代から三十代が朱夏、
四十代から五十代が白秋、六十代以降が玄冬というところか。

このたとえを日本の戦後に当てはめると、昭和二十年から三十年代が春、
四十年から五十年代が夏、昭和後期から平成の移ろいまでが秋、
そして数年前からすでに冬の時代に入っているという計算になる。

戦後復興を目指してがむしゃらに突っ走り、総仕上げに東京オリンピックを開催した青い春。
オイルショックという障害を越え、GNP世界第二位に昇り詰めた狂熱の赤い夏。
バブルがはじけ、失われた十年と呼ばれる無常を味わった白い秋。
そして、気がつけばキリギリスの末路を実感し、そぞろ薄ら寒い暗色の冬模様。

戦後65年を経た今朝も、
起き抜けに数十通のスパムメールを削除する無為から一日が始まった。
堕落というより、墜落の感覚に向けて時代を誘う悪党どもだけが、
元気一杯に跋扈するこの暗い季節は、いつになったら終わるのだろう。(◎-◎)

閉じる コメント(2)

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「桐一葉落ちて天下の秋を知る」などと証券界では言いますが、まさに後は冬の時代。それも随分と長いような・・・(大汗)。

「琴となり 下駄となるのも 桐の運」 日本最後の大名が残した言葉とか。桐を時代なり日本に置き換えると、さもあらんか。

2010/8/15(日) 午後 1:03 [ 黒騎士 ]

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黒騎士さん、桐も一葉落ちるくらいなら無常観もひとしおですが、
我が家の隣家に生えた青桐の大木は、今が葉の繁る真っ盛り、
これが秋になると、バッサバッサと音を立てて我が庭に落ち積もり、
苦情がらみのご近所トラブルも不本意だしと、ひたすら忍の一字の毎年です。
それにしても、原爆が落ちても生き残ったというかの樹木の生命力には、
毎年驚嘆させられます。
と、ちょっとトピずれでしたが悪しからず……。(^_^X)

2010/8/15(日) 午後 1:52 [ 牡丹亭と庵 ]


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