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すぐるある日の午後、地元を走る私鉄D線内での出来事──。
一才半くらいの女の娘を連れた女性、歳の頃なら二十七八〜三十でこぼこの
若くて美しい母親が、私の向かい側の席に腰を下ろした。
その女の娘の顔が、我が家のTWINSとよく似ていて、
なるほど地元顔というのはあるものなんだなと感心していたところ、
いきなりお母さんが真っ白い乳房をむき出しに、おっぱいを与えはじめて驚いた。
いや、何十年ぶりに遭遇した光景だろう。
子供の頃にはよくそんな母親がいて、
バスの中や電車の中でも平気でおっぱいをむき出しにする光景が見られたし、
かつて書いた『人間交差点・不良』という映画では、
森崎めぐみちゃんがまさにそういう母親役を演じてもいる。
しかし21世紀のこの時代に、茶髪の若い母親がそんなことをするとは思いもよらず、
目のやり場に困りつつ、内心微苦笑したところでふと気がついた。
そうか、この母親にとって、目の前にいるオヤジは“男”でも何でもないのだ。
何の異性感覚も持たないからこそ、こういう大胆なことが出来るのだ。
と、いささか傷つきながら、
それにしても目に染みるように真っ白なおっぱいであることよと、
感嘆しきりの十数分間ではあった。。。(#^_^#)
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