牡丹亭と庵の備忘録

映像業界人の某が日々のあれこれを興に乗せて語る茶席風

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茶室杜庵造営(4)

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家人方親族の板金工親方であるY氏が、格安の工賃で銅の屋根を葺いてくれた
次の日曜日、いよいよハイライトの“荒壁塗り”が挙行された。
 
銅屋根(どうやね)ん!:http://homepage3.nifty.com/osan6/toan/roof.htm
 
ついにここまで来たかと、棟梁の I 氏が感慨深く見上げる中、
泥よけのビニール地が左官屋さんの手によって要領よく敷かれる。
そこからはもう、ひたすら怒濤の壁塗り開始である。
 
 
土をもう一度練り込みながら、それを塗り方に手渡す。
受け取った塗り方は、心もとない手つきながら、プロの指導を得て壁塗りに励む。
全員が初めて鏝(こて)を手にした割りには、要領を掴むのが早い。
 
とはいえ、どうしてもデコボコになる塗り面は、
無言の内に黙々とプロの親方が修正していく。
笑い声が響くなか、やれ十時のおやつだ、昼時だ、三時のおやつだと、
各々持ち寄りの差し入れが広げられ、
やたらに休憩の多い作業が、和気あいあいと進んでいく。
北は埼玉から南は静岡まで、
一都二県にまたがる“壁塗り隊”の、これが晴れ舞台なのだ。(笑)
 
 
ところで、土壁塗りには大きく分けて三つの段階がある。
まず第一段階がこの日行われた“荒壁塗り”。
文字通り下地になる壁を厚く塗り込む作業で、
これが終わったら通常一カ月ほど放置して、乾燥させることになる。
 
次の第二段階が“中塗り”。
どうしても凹凸が残る荒壁の面、そしておびただしく出るヒビを修正して、
仕上げのために薄く平らな壁面塗りを加える。
 
そして最終の第三段階が、仕上げの“上塗り”。
じつはこの難作業も含めてすべて素人の手でやろうと期していたのだが、
プロの手並みを拝見している内に、その心づもりはいとも簡単についえた。
 
やはり餅は餅屋で……。
本格的に取り組もうとすれば、壁塗りだけで一年がかりになるという、
気の遠くなるような工程に、最後はH・A親方、H・O塗り方の両名人に
お願いすることになったというお粗末ではあった。(^^);
 
こうして、我が『壁塗り隊』は“第二次”“第三次”と結成され、
塗り残した荒壁塗りと中塗りの作業を平行して進めながら、
一歩ずつ完成に向かって前進して行った。
 
 
その愉しかった思い出は、今でも参加者全員の心にある。
いや、あの心躍る体験は、私の筆では表せないほどの貴重な体験でした。
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SPECIAL THANKS TO:うちら陽気な壁塗り隊
 
Mr.M230Z、Mr.Andy、Mrs.なを、Mr.TOSHIO、Mrs.CHIHARU、Ms.えみり、Ms.まりも、
Mr.のほほん、Mrs.アプリコット、Mrs.黄、Ms.八百比丘尼、Mr.OKAWA、Mr.ARB、
Ms.さゆか@姪っこ、Mr.H・A親方&Mr.H・O塗り方
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写真は小田原提灯製“と庵”の表札と、小倉一郎氏お手製の“杜庵”扁額。
北山杉の柱がちょっと自慢だったりする。( ̄^ ̄)
そして右はにじり風入り口前の寸景。
 
以下『三和土(たたき)隊が行く(5)』へと続く。

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