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たまにシナリオのあれこれに関する講師を頼まれる。
で、当然のようにいろいろな質問を受けることになる。 そこで思い出すのが、高校のころ教師に質問するたびに「愚問だ」と一蹴された経験。 そのときにはただムッとするだけだったが、自分がいざ人に教える立場になってみると、 その意味や気持ちがよく分かるから不思議なものだ。 というわけで、以下は最近担当した某添削講座に寄せられた愚問と、 それに対する私からの苛立ったアンサー。http://img.mixi.jp/img/emoji/207.gif Q:魅力的なキャラクターとはどういう人物ですか? またその魅力をしっかり描くにはどうすればいいのでしょうか? A:それを追求しながら書くのがシナリオというものです。 自分が書いたキャラクターが人に受け入れられるかどうかは、 ひとえに作り手の人間に対する洞察力の深さに関わってきます。 すべては××さんの人生勉強の積み重ねからにじみ出てくるもので、 講座で教わるようなことではないと言っておきます。 Q:ト書きと台詞のバランスは? A:そんなことを考えながらシナリオを書くライターは、少なくとも私の周りにはいません。 作者のなかで物語がダイナミックに展開し、 登場人物たちの喜怒哀楽が増幅していけば、 そんなテクニックのことなど考えなくとも、自然に傑作が出来上がります。 Q:出だしは乗って書けるのですが、最後までテンションが持続しません。 どうしてでしょうか? A:原因はハッキリしています。 ○○さんの書いているドラマが面白くないからです。 本当に面白いドラマであれば、書いている最中のある時点から、 登場人物たちが勝手に動き出し、勝手にセリフを喋り始めます。 そんな体験を是非してみてください。 Q:面白い展開や構成とはどんなもののことを言うのですか? セリフの勉強になる映画、ドラマがあれば教えてください。 A:いい映画を観てください。いい本を読んでください。いい恋をしてください。 自分で発見してください。人に頼らず自身で努力をしてください。 この際ハッキリ言わせてもらうなら、 こんなレベルの質問をしてくる受講生には、初めからほとんど見込みがない。 後に大成するライターは、初心者のときから質問も正鵠を得ているものだ。 「いい質問ですね」 池上彰さんが我が意を得たりと笑って頷く、その嬉しさを自分も体験したい。 と、このところ目が覚めるような提出作にめぐり合っていないと嘆く、 某亀の甲ライターのどうでもいい繰り言でした。。。。http://img.mixi.jp/img/emoji/58.gif |
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2011年02月11日
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