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悪夢のような地震が去って一時間が経ったころ。
続けざまの余震におびえながら、床一面に散らばったガラスの破片を片付けている玄関に、 ピンポンとチャイムの音が鳴る。
この危急存亡のときに誰だと訝って出ると、 来月の市長選に立候補予定の地元有力者が、場違いな笑みを浮かべて立っている。
一瞬、自治会がらみの情報収集にでも訪れたのかと思ったが、 「大丈夫ですか」のひと言もなく、いきなりきたる選挙への投票依頼を口にする。
あまりのKYぶりに開いた口がふさがらず、とどめのような作り笑顔での後援会加入依頼に 「勘違いするんじゃない」とキレて追い返す。
この期に及んで自分のことしか考えていない小器に、市政を任せるなんて怖くて出来ない。 そう思ったのは、私一人だけではないはずだ。 語るに落ちたというか、あんた確実に票を失ったぞ。http://img.mixi.jp/img/emoji/51.gif |
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2011年03月13日
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