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今年はやけに“年始のあいさつ辞退”が多いなと思っていたら、
一週間ほど前に最もショックな便りが届いて驚いた。
安井清棟梁の死を告げる、娘さんからの葉書だった。
京都の老舗“安井杢工務店”の元副社長にして、
桂離宮昭和の大修理や、国宝如庵の大磯から犬山への移築、大山崎待庵の修理、
メトロポリタン美術館日本ギャラリーの建築、ボストンの京町家築造などに携わった
知る人ぞ知る宮大工の大棟梁。
その安井さんが我が家のなんちゃって茶室『と庵』を訪れたのは、
四〜五年ほど前のことになるか。
後に“清塾”と称して、当地の大工さんたちに伝統技法の伝授を図り始めた
ちょうど同じ時期、
いまも“塾”一期生の中心として活躍する、 I 棟梁と一緒に建てたばかりの『と庵』を
思いのほか誉めていただいた面はゆい思い出がある。
その茶会を通じて後も何度かお会いして、箱根の重文クラス老舗旅館の、
途絶える寸前ゆえいま復興を図らねばならない、職人仕事についての講義を受け、
飛躍的に世界を広げさせていただいた。
寡聞にして、その死を一カ月以上も知らず、大変な失礼をしでかしてしまった。
来年早々、京都に行く機会がありそうで、
その節にはご自宅を訪ね、お線香の一本も上げてこようと思っている。
享年84才、ご冥福をお祈りいたします。合掌……。 |
無題
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小倉一郎さんの俳優生活50周年記念パーティ。
ステージで歌うのは元アイドルの奥さん。
席上のあいさつで、来年私の脚本、小倉さんの監督で映画を一本撮る計画を発表。
出席者の皆さんに浄財の寄付をお願いする。
その席で思いがけず作詞家の石原信一氏(『越冬つばめ』の作詞者で
明日も別のパーティで会う予定)や、女優の志水季里子さん(彼女のデビュー作
『ブルーレイン大阪』の脚本は私が書いた)に再会し、ひととき懐古談が盛り上がる。
私めが序文を寄せた彼の新著、
『僕の日記帳・続・みんな、いい人』(書肆アルス刊)も合わせて発売されたので、
興味のある方はよろしくご購入を……。
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以前に子供の名前はフツーがいいと書いたことがある。
あまりに個性的な名前は親のエゴが後ろに透けて見え、自分の子供を愛玩物と しか見なしていない心根を感じさせる。 現に“幼児虐待”で逆境に追いやられる子供に、そのDQNな名前をつけられた 子供が多いという統計もあるらしい。 で、恒例の「今年の赤ちゃんの名前ランキング」(明治安田生命調べ)結果も、 またそんな名前の目白押しという傾向が続いている。 ♂男の子♂ 叶羽琉(トワル)/駆眞(カルマ)/侍数麿(シズマ)/瀧翔(ルカ) 望琥(ミコ)/諭昴(ユア)/魯叶(ロト)/紗千(シャチ) 煌彪(タイガ)/瑠孔(ルウク)/彪雅(ヒョウガ) ♀女の子♀ 月夢杏(ルノア)/光空(ミア)/虹実(ナナミ)/莉星(リセ) 舞宙(マヒロ)/瑠乙華(ルイカ)/望叶(モカ)/麻葵(マナキ) 翔凪(カナ)/琥々愛(ココア)/苺琳(マイリ) 親御さん方、マジっすか。将来学校に行くようになったら、確実にイジメに遭いますよ。 と思ったら、“本気”と書いて“マジ”と読ませる名前も現実にあるそうな。 まるで、ヤンキーなオニイチャン・オネイチャンたちの語呂合わせだとしか思えないが、 そこまで遊ばせてもらったのなら、虐待などもっての外、 責任を持って我が子を育て上げてほしいと願うのは、 旧世代の余計なお世話というものだろうか。 自分の身を顧みても分かるように、思い通りにならないのが子供というものです。 だからと言って虐待はいけません。夜露死苦お願いします!http://img.mixi.jp/img/emoji/57.gif |
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クレイジー・ケン・バンドはそれ単体でも文句なしに素晴らしい。
『長者町ブルース』『タイガー&ドラゴン』『まっぴらロック』『シャリマール』
『真夜中のエンジェルベビー〜ドリームランド入り口』(平山みきのカバー)
『滾り』『男と女』(with 大西ユカリと新世界)等々、その名曲名唱は枚挙に暇がない。
だが、私にとっては何といっても野坂昭如という、
忘れかけられていた異能の歌手(!)を再評価し、世に問うたバンドとして記憶される。
2000年に行われたこのライブから火がついて、
ヒップホップの若いミュージシャンたちが刮目し、野坂をリスペクトカバーしていると聞く。
昨日に続いて今日は、いささか趣を異にするが同じタンゴの動画を紹介させてもらいます。
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ブエノスアイレスで行われた今年のタンゴダンス世界選手権、
そのステージ部門で優勝した日本人女性、
鍬本智津子さん(41)の鳥肌モノの舞踊(パートナーはディエゴ・オルテガ氏(21))。
適度に抑制されたアクロバティック性と、途切れることなく流れていく優雅な動き、
そして何よりも指先、足の先と隅々にまで行き届いた繊細な神経に、
日本舞踊の持つ伝統性が色濃くミックスされているように感じるのは、私だけか?
本場アルゼンチンの目の肥えた観衆を唸らせたのは、
人類が古来から営々と引き継いで来たDNAの中に存在する、
万人を興奮に導くある種の“普遍“とも呼ぶべきものなのだろう。
こんな精神の高見と官能に彩られた映画を作ってみたいと、
次回作の構想に当たっていたく刺激された次第ではあった。。。
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