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「さまよえる泉州人」のブログ
アレも阪和線、コレも阪和線。みぃ〜んな阪和線!時々貨物・・・なブログです。どうぞお見知りおきを。

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皆さん、こんにちわ。
皆さんはこの年末年始、「鉄活」の方は如何なされていらっしゃいますか?
小生住まう地域だとおそらく毎年恒例の”阪堺電車・初詣輸送”に向かわれる方が多数いらっしゃると思いますが・・・。あっ、ちなみに小生は一度も行ったことがありません!
本当は事前の計画では今日2日は日帰りで「山口線に行こう!」だったんですが、なにせ年末にインフルエンザに罹りまして、6日も寝込んだものですから、体力気力ともさらにガタ落ち。欠勤扱いで来月のお給料がガクッと減ることも考慮して断念しました・・・。
まあでも、せっかくのお正月休み、「家でゴロゴロしているぐらいなら・・・」と、溜りに溜まっている写真でも少しぐらいはと思ってちょっくらアップしてみます。

「今さらなんやねん?」と皆さん思われるくらい過去ネタ?になってしまいましたが、昨年11月6日早暁、鳳に長期疎開していたHK610が吹田送りとなりましたね。
一昨年12月12日に宮原に疎開回送されたHK604と共にその際の写真を取り上げてみます。

もう彼らに関しては小生、色々と思い入れが強すぎて、島根から地元大阪に帰ってきて”復鉄”した2006年以降ずっと追いかけてきた身としては、あれこれ綴りたいことが次から次へと湧き出てきます。
なので今回は”写真に語らす”といった感じで済ませてしまうこととしました。
以下、HK604610の回送シーンを幾点かアップいたします。
撮影時点から随分と時間が経ってしまいましたが、よかったらご笑覧くださいませ。

 ※よろしければ拡大してご覧ください。どうも以前にも増して、圧縮画像の色が綺
  麗にでないのと、鮮明さに欠けるような気が・・・



イメージ 1
 回9836M HK604
 2016.12.12
 三国ヶ丘−堺市

 天王寺入線シーンを撮影
 する追っかけのことも考
 え、またHK604をここ
 で撮影していなかったこ
 とも踏まえて選択したの
 がこの陸橋。
 今更ながら、「区間快速」
 幕で撮っておけば良かっ
 た・・・。
















イメージ 2回9836M HK604
2016.12.12
天王寺(2枚共に)

通常、日中には在りえな
い、地平18番線への103
系入線シーン。
せっかくなので、鶴ヶ丘
待避中に追い越してお出
迎えを。


















イメージ 3
連絡線の高架を駆け下り
眼前に迫ってくるのを目
の当たりにした時、「これ
でもう二度と阪和線を走
ることはないんだ・・・」と
の思いが駆け巡り、とて
も切ない気持ちに・・・。






















イメージ 4
回9836M HK604  2016.12.12 天王寺
ラストラン、Tc825側ばかりでは思い返し、振り返ってTc832側も。
小生、少しばかり遅れてそのまま出社するため、ここでお見送り。最後のお別れとなりました。
HK604は現在も宮原に留置されたままですが、逢いには行っておりません。
年初には吹田送りとの噂も耳にしましたが、迷っております。


次いで、HK604が宮原に送られたあと、僅かなあいだながらも最後の活躍を勤めていたHK610
その後交番検査で日根野に戻ってきたことが幾度かあったものの、ずっと鳳に疎開留置されたまま・・・。
そんなある日、友人から衝撃の回覧板が!
鳳留置のHK610が日根野に戻ることなく、早暁、鳳から直接吹田に送り込まれるとの情報でした!
「せめて一旦日根野に送り込まれてから吹田送りとなるだろう・・・」と勝手に思い込んでいた小生には、正に青天の霹靂!それも二日後、となれば。
前日友人達から鳳庫内で移動が行われていたとの情報が次々と入り、小生自身、帰宅中にそれを確認。
そのXデー、出勤前にお別れを告げに日の出にはまだほど遠い早暁、鳳に向かいました。



イメージ 5
HK610 と HF611  2017.11.6 鳳派出
最古参と最新鋭(撮影時点で225系ラストナンバー)が、仲良く肩を並べて出区待ち。
どんな語らいがかわされたのか・・・。

この後、鳳から先回りで上野芝へ。鳳駅ホームにはなんと!NRS氏の姿も(驚)
皆、考えることは同じです・・・(笑)

上野芝を選んだのは、最後ぐらい阪和線内での走行写真を撮りたかったから。
上野芝だと中線通過で格好もつくし、ホームの灯りもあるから多少はましかな?と思ったんですが、小生の低感度デジカメでは想像以上に暗くて暗くて・・・(嘆)


イメージ 6
回9856M HK610  2017.11.6 上野芝
現像で補正してようやくなんとか見れるように。もうこれはレンズ様々です。
意外と速度を落として走り抜けたことと、運転士さん、ホームでカメラを構えている我々に気付いたのか、ハイビームから減光してくれたのにも助けられました。ありがとうございます。

ちなみにデータは、
 Nikon D3X & AI Nikkor ED 300mmF2.8S (IF) 
 1/250  f2.8   ISO1600  
 +2EV補正 アクティヴⅮライティング強め および  色調補正

です。ここまでせんと撮れないのは厳しいですね〜(嘆)
新しい機体が欲しい・・・。

でこの後は、例によって鶴ヶ丘待避中に先回り。さすがに天王寺進入は真っ暗で撮れないため、18番線ホーム新今宮方でお出迎え。 


イメージ 7
 回9856M HK610
 2017.11.6
 天王寺(2枚共に)

 乗務員交代のシーンをま
 ず一枚。
 何を語られているのか、
 ちょっぴり気になります
 ね。




















イメージ 8
天王寺4分停車の間に、
後方にまわってTc116
も一枚。
人影の無い早朝のホーム
にたたずむ姿を見ている
と、とても物悲しい気持
ちがこみ上げてきて仕方
ありませんでした。
覚悟はしていたとはいえ、
あまりにも突然のことだ
っただけに、まるで夢を
見ていたかのよう。
今もなにかふわふわした
感じを拭いきれません。

















以上、いかがだったでしょうか?
その後、風の便りに聞く話では、Tc115&116がお色直しされている姿が、などということも耳にしました。
はたして真為のほどは小生などには判りませんが、もし今一度その姿を見ることが出来たならこれほど嬉しいことはありません。

HK610そしてHK604の現役最後の頃の写真、まだアップ出来ていないのが僅かばかりあるので、そちらはまた稿をあらためて取り上げてみます。
今回はこんなところで。
ではまた。

皆様、2018年新年あけましておめでとうございます。
旧年中、当ブログをご訪問頂きまして、また各機会各所で大変お世話になりましたことなど、誠にありがとうございました。あらためて厚く御礼申し上げます。

昨年一年振り返りまして、まず阪和線(羽衣支線除く)そして大阪環状線から103系がついに撤退したこと。
また貨物牽引機に関しても、いわゆるゼロロクと呼ばれるEF66基本番台車ならびにクジラことEF200の大幅な撤退が進んだこと。DD51原色車貨物機の完全引退・・・。
一方、EF65PFやEF641000での原色復活など少しばかりの明るい話題もありました。
また小生いまだ実見しておりませんが、D51200の完全復活!ならびにSL「やまぐち号」用に客車新製。そして「サロンカーなにわ」の全検出場と活発な稼働と、とても喜ばしい話題も。
にもかかわらず、以前にも増して撮影に出かける機会が減ってしまい、また体力気力ともに目に見えて落ちてゆき、当ブログの更新も滞りがち・・・。 
なんとももどかしい五十歳を迎えた一年となってしまいました。

今年こそは!と思いつつ、なかなか思うようには参らない新しい一年となりそうですが、どうか皆様。本年もかわりませず当ブログをなにとぞよろしくお願いいたします。

今年一年、またその先もずっと皆様にとって素敵な日々がもたらされることを祈念しまして。

                     2018年新春 「さまよえる泉州人」



 ※ ☟今朝撮れたて(?)の写真です。
    あまりぱっとしませんが、今朝の初日の出と共に。



イメージ 1


 撮影データ:
 818H HL102  2018.1.1 東羽衣
 Nikon D3X & AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-200mmF2.8G (IF) [200mm相当] 
 1/250  f16   ISO400   WB7690K


イメージ 2


 撮影データ:
 3544H HE401  2018.1.1 東佐野
 Nikon D3X & AI Nikkor ED 300mmF2.8S (IF)+AI TC-200 [600mm相当] 
 1/500  f9.5   ISO800   WB5880K




真夏の夜の夢

皆さん、こんばんわ。
13連勤2連休10連勤休み2連勤2連休」(もちろん残業付)はさすがに心身共に応えるわぁ〜、な歳になったんだと身に染みる「さまよえる泉州人」です。(嘆)
鉄活はおろかブログ更新なぞする気も起きないほど。なんかほったらかしのまんま、前回8月20日の更新から早や一ヶ月が経とうとしております・・・。
実はこの記事も8月24日から作り始めたものの、その後まったく手つかずのまんまだったのを今朝方から手を入れ始めた始末。「今日こそは!」とたった今まで掛りきりでした。

昨夜は台風18号の直撃を受けて夜半は大荒れのお天気模様だったわけですが、幸い何事もなく無事。今朝は見事な秋晴れとなっています。
ただ全国的には風雨水害によって大変な状況になっているところも多数見受けられ、被害にあわれた方々のご無事を祈り、謹んでお見舞い申し上げます。

さてさて今回も前回の続きでして、阪和線(本線系統)103系終焉・見届け記を綴ってまいります。
前回はダイヤ訂補前日7月28日、正式運用上のラストデイを取り上げたわけですが、おさらいするとこの日。A21運用HK609が、A23運用HK603がそれぞれ充当されていたわけです。
A21運用は日根野帰着運用だから良いとして、問題はA23運用に入っていたHK603の動向です。
A23運用は3695Hで和歌山到着後、新在家に入庫。翌29日は土曜日でしたから、A24の流れだと夜半3700Hまで新在家でお昼寝のパターン。
噂ではこの29日が日根野区103系ラストランとは耳にしていましたが、一方、新在家で昼寝しているぐらいだったら225系6連に差し替えるのでは?という疑念も正直拭いきれませんでした。
半信半疑のまま29日は仕事。幸いこの日は仕事量も思ったほど多くなかったので、定時で退社させてもらい、一旦帰宅。そそくさと夕食を済ませ、カメラを用意してとりあえずは和歌山駅に向かいます。
和泉砂川20:52発・和歌山21:11着の2181Hに乗ったわけですが、車中、カメラや三脚を持った鉄らしい人たちを数人見かけ、「やっぱり走るんだ・・・」と。
そして和歌山に到着する際に見たのは、1番線ホームで待ち構える幾人もの撮影者!
ようやく確信に変わりました。
2・3番線ホームの表示も「普通 〇1〜6 21:48 天王寺」間違いありません。
到着後小生もそそくさと1番線に移動。先着の方達に交じって暫しの待ち。やがて3700H出発時間20分前となった時、天王寺方から見慣れた光芒が現れました。

いまや阪和線の車輌は腰ビーム2灯の車輌ばかりとなりましたが、前面ガラス上方に輝く遠目には1条にも見える灯りは間違いなく、長年にわたり見慣れた103系の灯すヘッドライトでした!

以下、順を追って当日の3700H〜719Hの写真をアップしてまいります。

 ※よろしければ拡大してご覧ください。どうも以前にも増して、圧縮画像の色が綺
  麗にでないのと、鮮明さに欠けるような気が・・・



イメージ 1
入3700H便 A64 HK603  和歌山
闇に浮かぶ灯りが少しずつ近づいてきて、やがてハッキリと姿が判るように・・・。
HK603が最後のお勤めを果たすべくやってきたのでした!
運用表示は「A64」。つまりダイヤ訂補後の225系6連・日区64運用なのでした。
この日は「代走」という扱いでラストランを務めるという事ですね。

イメージ 2
3700H A64 HK603  和歌山
和歌山駅2番線に身を滑らせ、最後の務めを果たすべく、静かに出発の時を待ち構えるHK603

イメージ 3
3700H A64 HK603  和歌山
せっかくなので駅名標と時計を組み合わせて一枚!と思ったんですが、思った以上に露光差が・・・。

イメージ 4
3700H A64 HK603
和歌山

切り取り方を変えて、もう
一枚。
和歌山駅でこの光景を見る
事が出来るのもこれが最後
なのかと思うと、感無量で
すね。




















イメージ 5
3700H A64 HK603  和歌山
体改30車Tc797側ばかりだとアレなんで、体改40車側のTc804側からも一枚。
編成サイドに映り込む出発信号の「赤」が眩ゆく輝きます。やがてそれが「青」に変わるとき・・・。

イメージ 15
 3700H A64 HK603
 和歌山

 3700Hに乗車すべく移動
 する際に、跨線橋からも
 一枚。























イメージ 6
3700H A64 HK603  和歌山
この青い電車もこの日で見納め。でも一般の方々は左の青い電車が明日からシルバーに変わろうとも、何も気づかぬまま毎日を繰り返し、やがて記憶の片隅からも消えていくのでしょうね・・・。

ここからは3700HのHK603に乗車して北上開始、向かう先は日根野。
和歌山ではおよそ30名にも満たない人たちが名残を惜しみ、そのうち幾人かが小生と同じように3700Hの車中の人となりました。
日根野までの車中、103系のコイルバネの感触を感じ、MT55のサウンドに耳にしながら揺られ揺られて・・・。
やがて紀伊を過ぎ雄ノ山に差し掛かるころ、一段と唸りを上げるMT55。トンネル内に響き渡るMT55の咆哮を味わえるのも(営業列車としては、です)これが最後です。

やがてHK603は日根野に滑り込み、小生はここで下車。後続の関空快速で鳳に先回り!するためなんですが、その理由は?


イメージ 11
3700H A64 HK603  鳳
和歌山駅入線の一枚、あまりにも暗すぎ。「追っかけしながら、駅停以外も撮りたいなぁ〜」と思ったら、やっぱ此処しか無いっしょ!って言っても、此処も思ったより結構暗いのね・・・(嘆)
というわけで、鳳下りホームからも一枚狙ってみました。
このあと振り返って駅停も撮りましたが、それは前回記事とあまり変わり映えしないので、載せてません・・・。

ここで待避の快速で今度は天王寺に再度先回り!車内では偶然?(必然!だったかも・・・笑)以前からお知り合いのある方に、バッタリお会いしました。
彼の方達(お連れ様とご一緒されてました)も、この後天王寺→日根野と向かわれるとの事で、「あぁ、考えることは同じですね!」とお互い顔を見あって、思わず笑ってしまいました(笑)
移動の車中に聴いた話によると、鳳駅ホーム上で話していた女性運転士さんとそのお友達(?)の会話中、「今日で”マルサン”も終わりだからね」の言葉が有ったとのこと。
恐らく夜中に(小生も含めて)、カメラを持った輩が多数ウロウロしていたのを見て、お友達の方が訪ねていたんだろうと推測されますが。
”マルサン”も終わり」というフレーズに、「あゝ、やっぱり今日で本当に終わりなんだ・・・」との思いをあらためて実感します。

そんな思いを胸に先回りした天王寺駅の8・9番線ホーム。此処でもやはり待ち構える人・人・人。
そんな人たちを見ながら、小生、決めていたお出迎えアングルの場所にへそそくさと。誰もいない頭端で待ち構えていると、他の方達も三々五々集まってきました。
やがてアナウンスと共に彼方の方から、見慣れた前照灯の灯りを煌々と灯して・・・、


イメージ 7
 3700H A64 HK603
 天王寺8・9番ホーム

 天王寺8・9番ホームに滑
 り込んできたHK603
 小生が待ち構えている頭
 端こそ幾人もの撮影者が
 集まっていましたが、そ
 れ以外は思いのほかの静
 けさ。
 乗車列車を待ち受ける人
 達の姿もまばらでした。

















イメージ 8
 719H A64 HK603
 天王寺

 これで本当に最後となる
 営業列車の準備を整える
 HK603
 なのに行先種別表示幕は
 なぜか「区間快速 日根野」
 に。
 他編成と比較して誤幕が
 多かったHK603編成。
 せめて有終の美を飾る為
 にも、ガンバレ!
















イメージ 9
719H A64 HK603
天王寺

こんな深夜でも人波の途切
れることの無い平日と違って、土曜の夜はいたって平
穏。
帰宅の途に就く人々も思い
思いの車輌に吸い込まれて
いきます。



















イメージ 10
 719H A64 HK603
 天王寺

 振り返ってもう一枚。
 こんな深夜にも関わらず
 女性客が多いのは、百貨
 店やショップ勤めの人達
 が多いからでしょうか?
 深夜までご苦労様、お疲
 れ様でした・・・。



















イメージ 13
719H A64 HK603
天王寺

ここでも駅名標と案内表示
と組み合わせて一枚。
とよくよく見たら、HK603
の行先幕、今度は「新快速
和歌山」になってる・・・。

阪和電鉄時代の面影を色濃
く残す阪和線ホームでのこ
の光景も、これが本当に最
後かと思うと胸にグッと迫
るものがありますね。















ここからはまたHK603車中の人となり、鳳まで乗車。
終点まで揺られて名残を惜しむという知人とは鳳で一旦別れて、後続の快速で日根野に先回り。
途中東貝塚に差し掛かったころ、ふと外を見ると雨が。予期もしなかった雨は別れを惜しむ「涙雨」だったのでしょうか・・・。
やがて日根野に到着。しかしここで後を追いかけてくるHK603を待ち受けるのは、小生とあともうお一人様のみ。

だんだん激しくなってくる雨音を聞きながら、最後の瞬間を待ちました。


イメージ 12
 719H A64 HK603
 日根野駅構内跨線橋

 「溢れ出る涙を隠す為?」
 と思えるほどの激しい雨
 のなか、49年に亘る様々
 な思いを抱いて、その歴
 史の終着駅にたどり着い
 た阪和線の103系
 とてもその輝かしい、そ
 して誇りある活劇の幕が
 降りる瞬間とは思えない
 程淡々としていたあっけ
 ない幕切れに、かえって
 いかに日常に溶け込んで
 いたかが伺えました。
 お出迎えも結局小生と、
 あともう御一方のみ。
 そして天王寺から乗り通
 してきた知人のみ。
 あの喧騒がウソのようで
 す・・・。







イメージ 14
入3700H便 A64
HK603
日根野駅2番線

余韻に浸る間も無く、直ち
に庫へと向かうHK603
つい先ほどの激しい雨もい
つの間にか小降りに。
そして(恐らく)二度と見る
ことの出来ない光景を、テ
ールサインが彼方に見えな
くなるまでお見送り。
こうして阪和線における歴
史の一ページがまた一つ、
幕を閉じました。


 













以上、いかがだったでしょうか?
この日のHK603が務めを果たした3700H〜719Hをもって、ヨンサントオ改正に合わせて新製投入された103系6連×4本によって、1968年(昭和43年)10月1日ダイヤ改正からスタートした阪和線における103系の歴史は第一ラウンドが終了したわけです。
途中配属区が鳳から日根野にこそ変わりましたが、49年弱もの長きにわたって第一線で活躍し続け、しかも特筆すべきは民鉄ならいざ知らず国鉄→JRの大量輸送通勤路線ではまずありえない、新製から一貫して49年間もの間走り続けた車輛がいまだ現存しているという事実が、阪和線という路線に一層特別感を与え続けていることです。

おさらいとして新製投入された103系を。

 ←天王寺   Tc103+M103+M'102+M103+M'102+Tc103  和歌山→
         115 ・ 190 ・ 345  ・ 191 ・ 346 ・ 116
         117 ・ 192 ・ 347  ・ 193 ・ 348 ・ 118
         119 ・ 194 ・ 349  ・ 195 ・ 350 ・ 120
         121 ・ 196 ・ 351  ・ 197 ・ 352 ・ 122

 (製造は全て近畿車輌、落成はS43.8.22・8.31・9.9の3回に分けて。落成順は
  必ずしも編成通りでは無い)

このうち、Tc103-115&116が現在もHK610編成に組み込まれているのは皆さんもご存じのとおり。この2輌はS43.8.22落成ですから、このブログを書いている段階で既に満49歳なわけです。
ちなみに小生、昭和42年生まれの現在満50歳。そしてこの阪和線沿線に移り住んできたのが、昭和43年4月。ほぼ同世代といっても過言ではないでしょう。
これで小生が特にこの2輌に思い入れを深く抱いているかが、また103系に愛着を持っているかが少しでもお判りいただけるかと思います。

一方、このラストランを務めたのがHK603編成だったというのも、ある意味もっとも阪和線らしかったかもしれませんね。
遠く阪和電鉄買収国電に国鉄制式の形式番号モハ20系を与え、戦前型省電いわゆる旧国と混成。
また戦後型であるモハ70系スカ色戦前型朱色凸凹コンビを組んで走っていたりと、なにかにつけスマートではない珍妙な編成が、ここ阪和線では当たり前のように走っていました。
その系譜は現在にも引き継がれ(?)、なんと223系というJR世代の車輌が同形式とは言え、0・100番台2500番台が入り乱れて組成されたその姿は、まさに凸凹コンビ!同一編成中での凸凹は他所でもそうそう見られるものではありませんね。(なぜか特急車輌によく見かける気がするんですが・・・)
その姿を体現したHK603編成によるラストラン。これもひょっとすると日根野区の方々の粋な計らいだったのかもしれません・・・。
なにはともあれ、阪和線における103系の第1章はこうして幕を閉じました。
残すところは、羽衣線で活躍が続くHL101&102ならびに予備車の予備車となっているHJ407改の動向ですね。
こちらも鳳・東羽衣両駅の4輌編成対応工事は終わっていて、時間の問題となっています。
運用離脱後のHK編成の動向と合せて、じっくり見守ってまいります。

というわけで、今回はこんなところで。
ではまた。


ラストショー

皆さん、こんにちわ。
先行予約4回落選、最後のチャンスに賭けた昨日の一般販売も発売開始の10時前からスタンバイしていたにもかかわらず、アクセス集中でたどり着けず。(仕事は〜?)
泣く泣く書類1件片付け、再アクセスしたところ、無情にも僅か10分ほどで「完売」の表示が!!打ちひしがれて、その後仕事が手に就かず・・・。という事はありませんでしたが、昨日一日ショックに打ちのめされた時間を過ごした「さまよえる泉州人」です・・・。(ちゃんと仕事しろよ〜!)
えっ、なんのチケットだったかって?それはもう、ハハハ。あっ、ちなみに翌日のは先行でゲット済みですので。

いや、そんなことは皆さんには関係ありませんでしたね。それにしてもお盆明けてなお、残暑まだまだ厳しい日々が続きますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
休み明けの仕事は身体に応えますね。小生も今朝は近所で205系パンダおやぢ」他をゴニョゴニョッと少し撮影、あとはご一緒した友人達とひたすらダベリんぐ、でした。

まあそんなことはどうでも良いとして、今回は前回の続編。阪和線(本線系統)103系終焉・見届け記を綴ってまいります。
もう皆さん既にご存知のように先月7月29日に運用改訂がありまして、正式運用上は7月28日が、実際には代走名目で7月29日(日根野帰区は30日未明)が日根野区所属103系の営業運転ラストとなりました。(羽衣支線除く)
これにより昭和43年10月ダイヤ改正にて”関西初!”の触れ込みで颯爽とデビューした阪和線の103系運転は、約49年!と、50周年にあと一年あまり残して幕を閉じたわけであります。
ここではこれまでの経緯や背景云々は脇に置き、その優秀伸びを飾った姿を2回に亘って取り上げました。うち、今回は正式運用上のラストデイであった7月28日分をPICK UPしています。
以下、その雄姿をぜひご覧くださいませ。

 ※よろしければ拡大してご覧ください。どうも以前にも増して、圧縮画像の色が綺
  麗に出ないのと、鮮明さに欠けるような気が・・・。



イメージ 1
 3530H A21 HK609
 2017.7.28
 和泉砂川

 いつも出勤時に利用する
 「くろしお2号」の前にや
 ってくる3530Hに入った
 HK609
 いつもと変わらぬ、普段
 と同じ顔つきで姿を現し
 したHK609クン。
 また明日も明後日も同じ
 表情で現れそうな錯覚に
 囚われてしまいまいそう
 ですが、もはや明日は来
 ないんですね。

 











イメージ 2
3530H A21 HK609  2017.7.28 和泉砂川
我が地元、和泉砂川駅ともこれでさようなら。小生の感傷をよそに、通勤のために快速をそして「くろしお」を待つ人々は今日も変わらぬ日常を・・・。

この日ばかりは出勤時間をギリギリまで搾り上げて、いつも乗車する「くろしお2号」で和泉府中に。さらに後続の快速で鳳に先回り。
目的は鳳出庫運用(A23)に充当されるHK603を、そして今しがた撮影したHK609を再度出迎えるためです。

イメージ 3
1528便 A23 HK603 と 1001M「はるか1号」  2017.7.28 鳳
いつもは出区準備中のA23運用をチェックするのみでしたが、今日はその出区を見届けにやってきた鳳駅上りホーム。
出区直前、踏切手前での待機中に下り一番「はるか」との離合シーンを一枚。
この何気ない日常ともこの日限りに。普段だとことさらに強調したいとは思いませんが、国鉄型の象徴とJR第一世代との組み合わせは、JR30周年の今年。より一層、時代の流れそして世代交代を印象付けしますね。

イメージ 4
左から HK603・HJ407・HK610・HH401(奥にHH405)
その「はるか1号」が走り去った後に見える景色は、昨年夏以来の見慣れた光景が。
鳳にて非常勤待機?のHJ407、そして疎開留置中のHK610HH編成2本。
どのような思いでHK603の出立を見送っているのでしょうか・・・。

イメージ 5
1528便 A23 HK603
2017.7.28

そんなセンチメンタルな小
生の思いをよそに、今日も
変わらず定刻に出区してき
HK603
なんの気負いも無く、ただ
今日の安全と無事を念じて
仕事に就くHK603
そこにはいつもと同じ阪和
線の姿がありました。
















HK603が天王寺に向けて出発したあと3番線に滑り込んでくるA21運用・HK609を待ち構えていたんですが、淡い期待もむなしく見事に被られ!
仕方なく狙ったのは・・・、

イメージ 6
3530H A21 HK609 と 2909M A174 HF417  2017.7.28 鳳
「振り返るといるよ」。タイミングよく?数少なくなった下りの紀勢本線直通列車、早朝の新大阪行B快速の折り返しである「W快速 湯浅行」とのツーショットを。
以前は113系と共に紀勢線直通列車の一翼を担っていた103系の姿も今は昔・・・。最もHK609には縁のない話ですが・・・。

さすがにこれ以上は遅刻してしまうので、朝はここで切り上げ、大急ぎで会社に。

この日は定時よりはちょっと遅くなりましたが、早めに切り上げさせてもらって(それでも7時前・・・嘆)いざ夜の第二ラウンドへ。鳳に大急ぎで駆け付けます。


イメージ 7
676H A23 HK603
2017.7.28


鳳で待ち構えたのは、朝か
らの運用を未だ淡々とこな
HK603
天王寺方は撮れないので、
おのずと下りホームからの
撮影に。
夜の帳が降りた構内に静か
に佇むその雄姿を。

















イメージ 8
右:676H A23 HK603 と 左:919H A11 HL102  2017.7.28 鳳
更に引いて、今しばらく活躍が続く羽衣支線のHL102とのツーショットを。
数年前まで阪和線本線系統で活躍していたHJ407(当時)改めHL102は、この日をどんな目で見つめていたのか・・・。

そのあとはすぐさま快速に飛び乗って、日根野に向かって南下!狙いはA21運用・688H。
通常編成差し替えが発生する際、平日だと午前中の531Hで日根野に入区したあと、夜の688Hで出区するときに差し替えられることが多々あるのですが、この夜は果たしてどうなのか?

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688H A21 HK609  2017.7.28 日根野
大して待つことも無く、やがて日根野区の方角に見えたのは前面上部に輝くヘッドライトの光芒!103系です。
差し替えられることなく、HK609がホントにホントの最終仕業に出てきました。
間髪入れずやってくる下り快速に被られるのを避けるために和歌山方から一枚。日根野駅の停止位置標識は高く正直好ましくないですが、止むをえませんね・・・。

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688H A21 HK609 と 4211M A153+A125 HF427+HE411
                            2017.7.28 日根野
上下で停止位置がずれて停車するため、688Hが動き出して並ぶところでもう一枚。
泣いても笑っても103系の正規運用としては、688H折り返して707HのHK609が最後となりました。
さすがに翌日も仕事なため、小生もこのお見送りでお別れ。帰宅して飲むビールはいつもより一層ほろ苦いものとなりました。

以上、いかがだったでしょうか。
朝・夜とこんなに気合入れて追っかけたのも、少々恥ずかしいモノがありましたが、小生とほぼ同じ年月を駆け抜けた阪和線における103系
その辺りはご理解くださいまし。
本来はこれで終章、となるはずだったのですが、さらに翌日もう一幕が待っていました。それについては、次回の記事で。
というわけで、今回はこんなところで。
ではまた。


皆さん、こんばんわ。昨日そして今朝方未明と、降ったり止んだりの空模様で「少しは涼しくなるかいな?」と思いきや、やっぱり今日も暑い一日となった泉州地方在住の「さまよえる泉州人」です。
一方なにやら関東は9月下旬並み、東北に至っては10月上旬並みの気温だとか・・・。
この熱気の偏在、何とかならんもんでしょうか・・・。

それはさておき、阪和線本線系統から103系が撤退して早や3週間近くが経ちました。随分今更ながらも(それもお盆休暇最終日にもなって・・・汗)その最後の日々を振り返ってみます。

小生、基本は日・祝のみの休み。また昨年秋に体調崩してからは、その貴重な休みの日も家でおとなしくしていることも多々あり、HK604HK610が離脱してからというもの、決して熱心な撮影スタイルを取っていたとは言えません。
ましてや本線系でちょっと興味を惹くことがあるとそちらにも出向くこともあり(この時も基本的に短時間です)、おのずと結果は・・・。
ですから、ダイヤ改正以後はほとんど自宅からクルマで出動出来る範囲が多く、電車に乗って出かけるときはどちらかというと環状線や本線系統までが多かったですね。
また休日運用だと食指が動く運用にうまい具合に103系が入るとは限らないので、以下にUPする写真も「写真映え」するようなカットではなく、いたって地味なショットばかりです。
冒頭の一枚のみ6月撮影分が入っていますが、あとはすべて7月撮影分の中から。

  ※よろしければ拡大してご覧ください。どうも以前にも増して、圧縮画像の色が
   綺麗に出ないのと、鮮明さに欠けるような気が・・・



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3514H A26 HK609  2017.6.4 紀伊−山中渓
我が泉州地方や和歌山・紀伊地区は一般的に田植えが遅く、6月に入ってから田んぼに水が張られます。
6月初旬、朝日に照らされた和歌山平野の田んぼと103系コラボを狙っていざ出陣!したんですが、結果は御覧のとおり・・・。
まだ水が張られていなかったり、水が入っている箇所でも水深が浅くて見栄え(?)が今一つだったり・・・。
だいたい大阪周辺では、北陸や東北のようにたっぷり水を張るようなスタイルではないので、仕方ないんですが。


イメージ 8
3540H A24 HK603
2017.7.11
新家−長滝

そんな泉州地方の田んぼも
ひと月もすれば、アッとい
う間にご覧の通り!
青々と育った稲で埋めつく
されました。
このあたりでは、稲と並行
してサトイモや他の野菜類
も作付けされるので、切り
取り方は要注意。
てなわけで、サイドが翳る
のを承知で、海側から。
コチラだと丘の緑が背後に
来るので、あまりうるさく
ならずに済みますしね。
ちなみに朝方、コチラから
狙う人はほとんどいません
です。
(せっかくの順光を無視して
しまうからかな?)






イメージ 2 541H A24 HK603
 2017.7.11
 和泉橋本−東佐野

 この日は珍しく平日休み
 だったので、東佐野の駅
 で折り返し待ち。
 いつも橋本側から狙うア
 ップダウンを、たまには
 逆バージョンで。
 いや、こっちからは狙い
 にくいのなんのって。
 なぁ〜んか、今一つな結
 果に終わってしまいまし
 た・・・。














イメージ 3
541H A24 HK603  2017.7.11 東佐野−熊取
まあせっかくなので、振り返ってもう一枚。こういう時、AF対応じゃないレンズは大変ですねん・・・。

イメージ 4
650H A24 HK603  2017.7.11 東佐野−和泉橋本
夏の日射しは夕刻に差し掛かろうと言えどもやはり厳しい。お父さんもミカンの木の中に身体を差し入れてお手入れ?

イメージ 5
 568H A22 HK609
 2017.7.23
 久米田−和泉府中

 以前から気になっていた
 NRSさんがよく来られる
 撮影場所に、拙者も一度
 ぐらいは、ということで
 羽衣線撮影帰りに・・・。
 あっ!A21誤表示はご愛
 敬ということで・・・。


















イメージ 9
回532H A25 HK609  2017.7.26 日根野−長滝
或る日、出社前にちょっくら朝練をと思ってカメラを持って出たものの、自宅を出るときにはまだ降っていなかった雨。羊踏切までやってくる頃には「なんでやねん!」と言いたくなるほどの雨に!
おかげでシャッタースピードは遅くなってブレるは、置きピンが若干甘かったりするは、いやはや何とも・・・。勘弁してくださいよ〜(嘆)

イメージ 6
3530H A21 HK603  2017.7.26 新家−長滝
しかし「そんなぐらいでは負けへんでぇ〜!」とばかりに急いで旧上之郷へ。
しかし無情にも先ほど以上の雨降りに、もうこれが精一杯・・・。
まあ「土砂降りの中、水煙をあげて疾走する103系」なんて感じで、良しとして。

イメージ 7
3526H A26 HK609  2017.7.27 新家−長滝
で、翌日は一転”快晴”とまではいかないものの穏やかな朝を迎えて。
線影なども落ちない小生好みの光線の中を、前日のことなどなかったかのように走り去っていったHK609なのでした。

以上、いかがだったでしょうか?
そう、Xデー7月29日という情報をご提供頂き、せめて最後の数日ぐらいは無理してでも撮っておこう、と朝練しとったわけです。無論、遅刻はなしで。(かなりタイトな行動でしたが)
ここまでご覧になってお気づきでしょうか?そうなんです、HK607が一枚も無いんです!これは彼に大変申し訳ないことをしてしまったなぁ〜、と後悔しています。
実はHK607の組成スタイルがあまり小生好みでなく、凸凹スタイルHK603やスッキリ!編成しかも低運のHK609ばっかり追っかけていたツケなんですね。
あとこれは後付けの理由かもしれませんが、小生休みの日のHK607はお休み(A24運用含む)、あるいは鳳方メインの運用が多かったこともあって結局最後に撮ったのがダイヤ改正直後の3月7日でした。(バースデー休暇を駆使して運用調査をしていた日、です)
なので、せめて餞代わりにと思い、下にもう3枚ほどHK607をUPいたします。
本当にごめんなさいね。


イメージ 10
3526H A26 HK607  2017.3.7 浅香
曇り空の朝、浅香駅上りホーム和歌山方は実にお手軽な撮影ポイントになります。
まだまだ綺麗なままのHK607が学生達を乗せて浅香に滑り込んできました。

イメージ 11
1633H A26 HK607  2017.3.7 杉本町−浅香
大和川北岸から狙うと、これまたいい感じに。
ただし被られ率も結構高かったりして・・・。

イメージ 12 647H A26 HK607
 2017.3.7
 杉本町−浅香

 もうビョーキですな。
 普通に狙っても物足りな
 くて、大和川橋梁を渡る
 直前の姿を一枚!
 お昼過ぎまで曇っていた
 空も、雲が切れて陽が射
 してきました。
 夕陽に照らされたその姿
 は、間もなく終焉を迎え
 るものとは思えません。















というわけで、今回はこんなところで。
ではまた。


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