ここから本文です
「さまよえる泉州人」のブログ
アレも阪和線、コレも阪和線。みぃ〜んな阪和線!時々貨物・・・なブログです。どうぞお見知りおきを。

書庫過去の投稿日別表示

全1ページ

[1]

皆さん、こんばんわ。
お知らせです。本日「ワム80000、懐かしいでしょ?」をアップしましたが、これに際して新たに書庫「貨車あれこれ」を立ち上げました。
国鉄民営化前後にほんの僅かですが撮影した国鉄(JR貨物)および私有貨車を取り上げます。またこれに伴い、以前の「なつかしの貨車たち」「まっくろくろすけ」「昭和枯れすすき」も書庫を移動しました。
さらに以前の記事も修正・加筆を順次してまいります。とりあえず、「昭和枯れすすき」を改訂しました。
こちらもぜひご覧ください。
 
取扱い貨車の種類は少々寂しいモノですが、JR化後しかご存じない方にも「あゝ、こんな貨車が昔は走ってたんだ・・・」と思っていただけるように記事を作成してまいります。
よかったらまたご感想をお聞かせください。
 
                                 敬具    
 
 

皆さん、こんにちわ。今日は久しぶりに貨車を取り上げてみましょう。
貨車ファン、機関車ファンにとっては悪夢のS59.2ダイヤ改正。全国ローカル線や地方鉄道にまで張り巡らされていた貨物輸送も、このダイヤ改正でトドメをさされ大幅な縮小・廃止を余儀なくされたのは皆さんご存じでしょう。
またこれに伴い数多くの国鉄貨車・私有貨車、専用線とスイッチャーが消えてもいきました。
私にとってもカメラを持つ前にことごとく無くなって行くのを指をくわえて見るのみ。その後S61.11のダイヤ改正までのあいだ、大阪近辺で見かけた分のみですが少しずつ撮影をしていきました。
今考えてももっと突っ込んで追っかけて撮影しておけばよかったとは思うんですが、なにしろ貧乏予備校生。さらに機関車の改廃が激しくそちらで精一杯でした。
そんな中から今回は、皆さんになじみの深いワム80000をほんの少しとりあげました。
貨車専門家の方からみればなにを・・・、というような記事ですがまあ眺めてやってください。 
 
 
 
イメージ 1
ワム82628(962ㇾ) S60.? 竜華(信) 
まずはスタンダードなワム80000から。JR化後しかご存じない方はほとんどご覧になったことが無いと思います。S59.2改正で黒ワム・ワラが基本的に用途廃止となった際、この一次量産車もほとんど使われなくなりましたが、ごく一部がこのように稼働していました。 
 
イメージ 2
ワム280001(670ㇾ) S63.4.10 稲沢
この写真はJR化後の稲沢(貨物)駅での一枚。残念ながら1番違いで280000番台のトップナンバーじゃないんです。
この日のお仕事は、春日井の王子製紙から飯田町の紙流通センターへの新聞用紙輸送でした。 
 
イメージ 3
ワム284198(670ㇾ) S63.4.10 稲沢
これはなんの変哲もない280000番台ですが、2週間前に全検出場したばかりのピカピカ状態なので撮影、アップしました。
JR化後ですが、なんと多度津で検査を受けてます。JR四国が受託していたんでしょうか? 
 
イメージ 4
ワム582001  S58.12 東貝塚
こちらはS59.2改正で貨物取扱廃止となった東貝塚駅にいた、ワム582000番台のうちの1輌で、これも残念ながらトップナンバーではないんですね。
この582000番台、1968年に自動稲刈結束機積用に5輌が鷹取工場で改造された、物資別適合貨車のひとつです。たしか山陰本線の揖屋駅の佐藤農機(現・三菱農機)からの出荷に使われていたと思います。(間違ってたらゴメンナサイ)
いつ用途廃止になったのかは知らないのですが、その後通常のワムハチに混じって改番もされずに使われていたようです。 
 
イメージ 5
ワム585280 [万富常備](1691ㇾ) S60.? 西宮
ご存じ瓶ビールおよび空き瓶輸送用に大量に作られたワムハチです。
584000番台が新製なのに対し、585000番台は一次及び二次量産車から改造された代表的な物資別適合貨車です。S61.11改正でビール工場はほとんど専用線を廃止し全国的にコンテナとトラック輸送になりましたが、仙台西港から青森・秋田県内の7駅への輸送にしばらくの間細々と生き残っていました。
他にも広島地区で配給車代用としてしばらく使われていたようです。
関西近辺にも昔はビール工場の専用線が数多くあったんですけどねぇ〜。
キリン:多賀・向日町・尼崎・万富 アサヒ:吹田・西宮 サッポロ:茨木 など 
 
イメージ 6
ワム87584 [鷹取常備](配?ㇾ) S60.2 向日町
こちら鷹取工場の配給車代用車のワムハチ。部品輸送用の有蓋車でS59.2以前はワム60000が主流だった配給車代用車も、S59.2で余剰となった1・2次車のワムハチに置き換えられるようになっていきました。なにせ車体側面全部スライドドアですから断然便利ですものね。 
 
イメージ 7
ワム286283 [竜華(信)常備]  S60.3  竜華客貨車区
一方こちらは救援車代用のワムハチ。贅沢にも?マイナー後の280000番台を使用。さらに空気圧縮機、要はコンプレッサーを積んでいるため、妻面に通風孔を開ける改造までされてますね。改造からまだ間がないのかピカピカでした。 
 
イメージ 8
ワム89003 [和歌山操常備]  S60.9.27 和歌山操
最後は形式写真無くてゴメンナサイ。このワム89003の誕生した経緯は、ワム280000のアルミ製側戸損傷の際の修理コストが高いため、再び軽量のまま鉄製引戸にできないか、ということでした。S56に試作製造されましたが貨物縮小の流れの中、結局量産化されることはありませんでした。
新製後、和歌山操に常備され使われたようですが、S59.2改正で早くも休車になり和歌山操に留置。S61年度中に解体されたようです。
この写真、EF5866 がミハ座を牽引した日に和歌山操を訪問した際に発見して撮影したんですが、なにせ貨車に埋もれていましたからこれを撮るのが精一杯でした。重ねがさね残念でなりませんでした。
 
以上、たいした写真もなく、まあこれはといえるのも58200189003ぐらいですが、いかがでしたか?
ワムハチの貨物輸送が終了してもう2年半になるんですね。
ビールに限らず、関西近辺でも尼崎・鵜殿・紀伊佐野から紙・パルプ輸送、姫路から酢酸綿、西浜から塩などの大量輸送に使われていました。
さて次回も貨車を取り上げてみます。
ではまた。
 

全1ページ

[1]

本文はここまでですこのページの先頭へ
みんなの更新記事