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寒い日だ。
暖房のとどかない部屋でヒーターをつけた。
ヒーターの赤い色が実際の暖気よりも気持ちを暖めてくれる。
寒い日には北国の昔の冬を思う。
亡くなった母についての思い出は沢山あるが吹雪の夜寒い部屋でコタツに入って幼かった弟と一緒に
暖をとったことは忘れられない思い出のひとつだ。
外は吹雪、風がヒューヒューと吹いている。
建てつけの悪い戸障子から隙間風が容赦なく入ってくる。
そのころ北国の家の暖房はコタツだった。
中学生のころだ。父は亡くいわば母子家庭だった。
背中を丸くしてコタツに入っていても寒い。
コタツの上を食卓にしての夕食、
その後弟と一緒にコタツに入って時々母がしてくれる話を聞くのが楽しみだった。
小さいコタツでそれこそ額を寄せ合うようにして母の話に聞き入った。
母の小さいころの話、女学校の寄宿舎時代の話、母の父母、兄弟や姉の話、実家の商売など、
何かと尋ねながら聞き入ったものだ。
それは母も語るのが楽しそうだった。
今にして思えば苦しいこと、悲しいことも多々あったろうが楽しそうに話をした。
細かい内容は忘れてしまっているがその情況を思い浮かべるとたまらなく懐かしくせつない。
時は移ろって母も弟もすでに亡く記憶は私だけのものになってしまった。
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同じような経験をした私には胸にキューンと来るものがありました。いつまでもいつまでも懐かしい思い出ですね。
2006/11/20(月) 午後 7:09
心が温まるようなお話ですね。
2006/11/21(火) 午前 6:48
RTNさんコメント有難うございます 皆さんも同じような思いをお持ちでしょうね
2006/11/27(月) 午前 10:20
ぶーたろうさん コメント有難うございます お礼が遅れました ご容赦の程を。
2007/4/6(金) 午後 4:36
引き出しの中から昔書いた日記が見つかったような感覚で読ましていただきました
私は母も父も健在です
いつの間にか母の姿に自分が被り
母が私にしてくれたことも自分が子供たちにしたことも同じになってしまい
人生の長さを感じるときがあります
母が死ぬことを考えると自分が死ぬことも想像出来てしまい
とてつもなく寂しい孤独を感じるときがあります
淡々と生きている影で記憶は小さく折りたたまれているんですね
2008/6/24(火) 午後 0:05
母親との思い出は沢山あり生涯忘れることはないでしょう。とくに小さい時のそれは宝の箱に入っている感じです。皆さんも同じでしょうね。
2008/6/26(木) 午後 4:23