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鯉のぼりが5月を呼んでくる。
そして5月は青葉、若葉の季節だ。
空を泳いでいる鯉のぼりを見ていると子供の頃を思い出す。
子供にとって端午の節句は鯉のぼりと柏餅だ。
「ヤネ ヨリ タカイ コイノボリ………」。
鯉のぼりを意識したのはいつごろだったのか思い出せない。
親に買ってもらった絵本のコイノボリの絵が最初だったのかもしれない。
近所で空に泳ぐ鯉のぼりが原風景でもある。
子供のころは絵を見て小さい頭で色々と想像するものだ。
そのような姿も浮かんでくる。
少年のころもこの季節には歌とともに元気づけてくれたのは間違いないようだ。
次に柏餅だ。柏餅は母がお菓子屋さんから買ってきてくれた。
それを母から貰うのが待ちどおしかった。
いまでもその香りと食感が残っている。
次に笹巻きだ。
これは餅米を笹に包んでいくつか束ねて茹でた簡単なものだ。
何となく可愛らしいところがとくに子供にとって魅力だった。
黄な粉をつけて食べたように記憶している。
保存もきいたのだろう、何日か食べたように思う。
このような記憶とともに毎年5月を迎えてきたようだ。
いずれにしても青葉若葉の5月、気持ちもすがすがしくなる。
さらに夢に向かって情熱を注ぎたいものだ。
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