旅のうらばなし

旅先での、おもしろい話やお得な情報を紹介します。

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グランドキャニオンのオプショナルツアーの一つに小型飛行機での遊覧飛行というのがあります。
小型飛行機(20名乗り程度のプロペラ機)でけっこうスリル満点の小旅行です。
とあるツアーの時、旅行中、いつもぶつぶつ文句ばかり、ホテルの部屋が悪い、食事がまずい、ガイドがブス、天気が悪い。なんでもクレームつけなければ気持ちが収まらないのでしょう。キャンキャンと、まるで犬のスピッツみたいな男性客がいました。でもこのときだけは違いました。ラスベガス空港に着いた瞬間、顔がひきっています。まさか、この飛行機に乗るの?真っ青な顔で、ジャンボジェットは大きいから外の見えない内側に座っていれば我慢できた。そう、このお客様は大の高所恐怖症でした。飛行機が小さいため、また遊覧飛行機ということもあり、どの座席からも外の景色が見えるようにできています。まあ、なんとかお客様をなだめすかして搭乗していただきました。エンジン全開でさあ離陸。飛行機が小さいため、すごい迫力。ふとお客様の方を見てみると、ものすごい形相で手足を踏ん張っていすにしがみついているようです。そのうち水平飛行になり外の雄大な景色が目の前に広がってきます。パイロットもサービス精神旺盛で、曲芸飛行のように右に左に旋回しながら、まるでジェットコースター状態です。あのお客様は、飛行機が傾くたびに、ひきった顔で「ウー」絞り出すような低い声で今までの威勢はどこにいったのか?状態でした。ちょっとかわいそうかと思いましたが、それを忘れさせるほどの雄大な景観にツアー客は皆、ご満悦の世界でした。ふと気がつくと、お客様の「ウー」が聞こえません。まずい、なんとお客様は白目をむいて失神状態。口から泡を吹いています。すぐに乗務員に知らせましたが、OK、心臓動いているし、息もしいてるから、このままおとなしくさせとけば大丈夫。なんておおらかな「アメリカ」。グランドキャニオン空港に着いた途端に、なんとか目をさましたお客様。俺は帰り電車で帰る。車で帰る。だだっこ状態です。でもここはアメリカ。電車は走っていません。車で帰れば何日もかかりますよ。団体行動だからと説得。ようやく納得いただき、帰りの飛行機に乗って頂きました。なんと帰りは酔ってしまえばという感じで、ほとんど泥酔一歩前状態。機内で戻されたら最悪。はらはらの状況で見守っていましたら、当のご本人は「すやすやとお休み」。ラスベガスに戻ったら、帰りは、あんがい楽だったと大口をたたき逆戻り。次の日からは、またまた元のクレーマーに戻ってしまいました。くそっ、グランドキャニオンに置いてくればよかった。と思った。想い出でした。


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