otaru,hokkaido,nippon

地元・小樽、北海道を中心につらつらと書き連ねる。

[ リスト | 詳細 ]

年間およそ500冊読みます
記事検索
検索

全3ページ

[1] [2] [3]

[ 次のページ ]

 日本で最も有名かもしれない時代小説。幾度読み返したかわからない。

 「人は必ず死ぬ」(だからこそ日々充実を志さねばいけない)
 「人間の世の中は勘違いの積み重ねで成り立っている」

 「剣客商売」「仕掛人・藤枝梅安」など、他の池波作品にも度々出てくる思想だ。これらを大学時代、いや高校生の頃から読んでいたら、真の理解は得られなくても、生きていく上で大きな指針になったろう。

 高校あたりの国語教科書に池波作品は収録されているのだろうか。「食卓の情景」や「男の作法」などの一編なら、高校生にも理解できるものが多いだろう。もっと多くの日本人が池波正太郎を読んだら、「昔の日本的」社会に少しは戻ると思う。

 それとも、本など読んだこともない人達、そもそも本を読む習慣が無い家庭が増えているから、もう手遅れだろうか。更に殺伐とした世の中になっていくのか。

 書店で見かけ、値段(2400円)を見て数分迷って購入。
 クレージーキャッツ出演映画の主要30作をレビュー。ポスター、広告もふんだんに掲載してあり、ファンにはたまらない一冊。
 無責任男誕生のエピソードや人見明インタヴュー、古澤憲吾監督の手紙なども興味深い

 ビデオ等で観ることができたクレージー映画は15作品ほど。「ニッポン無責任時代」「日本一のゴマすり男」が印象に残る。浅草や新宿などでは今もオールナイト興行をしているのだろうか。

 世の中はDVD時代。しかしクレージー映画は結成10周年記念映画「大冒険」の一作しかリリースされていない。レンタルビデオ屋にはチラホラ置いてあるが、既に観たものばかり。

 メンバー7人のうち3人が鬼籍に入った。クレージーキャッツが象徴だった高度経済成長時代も遠くなった。植木等、谷啓、犬塚弘、桜井センリ各氏には、御壮健を願うばかりだ。


 「クレージー映画大全〜無責任グラフィティ〜」(フィルムアート社)

 誰が言ったか知らないが、男がなりたい三大職業とは「連合艦隊司令長官」「プロ野球監督」「オーケストラ指揮者」なのだそうだ。今の日本に連合艦隊は無いから無理として、プロ野球監督は12人しかなれない訳だ。指揮者は何人いるのか知らない(と思って日本指揮者協会で検索したらあった。小澤征爾氏など約100人の指揮者が加盟している由)。

 東京メッツの監督五利一平。6連敗し優勝戦線から脱落しかけている。しかし、その後もやることなすこと上手くいかず、遂に21連敗! 後日談は聞かないが、普通に考えれば「休養」が当然だろう。

 しかし五利は自らは休養しない。盟友・岩田鉄五郎の「こんなチームの監督はあいつでなきゃつとまるかい」の言葉は、基本プレーを蔑ろにしているチームへの警鐘であるとともに、部下にそれを徹底させない五利へのアイロニーと聞こえなくもない。

 実際、五利が解説者の予想通りにサインを出した試合後、岩田は五利に「わいをあきめくらと思うてけつかんのかい。おんどれにゃあいそがつきたで」と突き放している。

 現実の人生においても、何をやっても裏目に出る時がある。そのとき、じっと耐えて待つか、試行錯誤し新たな動きを期待するか、人それぞれだろう。五利は後者だった。

 同話に故意落球の判定を巡り五利が主審に抗議、「おんどれのどめくらのためじゃっ」と殴りかかるシーンがある。新版では「おんどれのミスジャッジのためじゃっ」と差し替えられていた。

開く トラックバック(1)

 爆笑王・林家三平の長男、こぶ平の九代目林家正蔵襲名を狙い(?)20年振りに文庫化。

 全編に流れる著者の三平への温かい想いが心地良い。

 ただ、底本は20年前初版。その間に三平に関するいろいろなエピソードが出ており、「古さ」は否めない。なにせ孫が芸能界デビューしたのだから、時の流れは速い。

 林家三平という芸人を知るには好著。邪道の芸を貫くために命をすり減らした三平。彼が呼び込んだ落語ファンが、伝統芸としての落語を支えた見方もできる。

 もう寄席に「爆笑王」は出現しないだろう。だからこそ三平に郷愁を感ずる。

 

 矢沢永吉激論集「成りあがり How to be BIG」を初めて読んだのは大学1年の時だった。教科書を買いに行った書店で見かけて、何気なしに買った。それまでエーチャンの歌はときたま聴いていたが、「成りあがり」を読んでからは感情移入が深まった。ハマッた、と言ってもよい。

 先日、車で聴く用に矢沢セレクションのCDを作ったのだが、驚くほどCBSソニー時代の曲が多くなった。 時間よとまれ は別格として、 Life is vain , A day , 苦い涙 , 過ぎていくすべてに ……いいなぁ。

 矢沢永吉にせよアントニオ猪木にせよ立川談志にせよ、強烈な個性を持つ人(トリックスターと言ってもいいかもしれない)と同時代を生きられることは幸せだ。長嶋茂雄の現役時代に間に合わなかったのは残念だが。

 今も落ち込んだりした時、たまに「成りあがり」を読むと勇気が出てくる気がする。ただ、僕は性質的にはジョニー大倉に近い(「キャロル夜明け前」にはいたく共感)。もう少し強引に、楽観的になった方が良いかも……。

今読んでいる本 へのトラックバック

全3ページ

[1] [2] [3]

[ 次のページ ]


よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

いまならもらえる!ウィスパーWガード
薄いしモレを防ぐパンティライナー
話題の新製品を10,000名様にプレゼント
いまならもらえる!ウィスパーうすさら
薄いしモレを防ぐ尿ケアパッド
話題の新製品を10,000名様にプレゼント
ふるさと納税サイト『さとふる』
11/30まで5周年記念キャンペーン中!
Amazonギフト券1000円分当たる!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事