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桂うらら |
落語
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落語立川流家元・立川談志はまさに志を談ずる天才ではないか。 |
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ややしばらく落語のCDを聴いていない。ラジオやテレビはたまに聴くが。生で観る時、寄席へ行く時に備えて感受性の棚を空けておいてあるのかもしれない。 |
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林家こぶ平師匠が九代目林家正蔵襲名記念のパレードとお練りを行った。上野・鈴本演芸場から浅草までのパレード、浅草寺のお練りに計14万5千人が集まった。 |
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歌舞伎役者の中村勘九郎が、18代目中村勘三郎を襲名したニュースの扱いは大きかった(息・七之助の騒動もあったが)。普段、歌舞伎にまったく興味がない人も、「中村勘三郎」の名が記憶の片隅には残ったはずだ。 戦後の歌舞伎を守ってきたのは、良くも悪しくも松竹である。興行ノウハウがあったため、ニュース提供に長けていたことは、歌舞伎の命脈を保ち続けた一因とも言えよう。襲名興行とは耳目を集めやすく、パブリシティには最適の催しであり、最大限に活用するのは興行会社として当然の策だ。 翻って落語の世界を見ると、これまで襲名興行はあるにはあったものの、極く慎ましやかに行われていた。むしろ真打披露を派手に行い、そのためいささかのニュース性を持つ場合もあった。例えば平成13年、大看板「柳亭左楽」6代目襲名興行があったが、左楽の名を目にした人はどれほどいただろうか。5代目引退興行に吉井勇が「左楽の名 長く残れと 祈りつつ 六十年の 高座思いぬ」の歌を贈ったが、残念ながら世間一般では長くは残らなかった。 林家こぶ平が九代目林家正蔵を襲名する。弟・いっ平が浅草でお練りをするなど派手な真打披露をしたから、正蔵襲名興行には期待できる。これを嚆矢に落語界も「襲名」をプロデュースする感覚を持ってもらいたい。マスメディアとは基本的には常にニュースに飢えている。そこへちょっとした情報を提供し、「画になる」場面を創ってあげればよいのだ。 落語界には「留め名」もあるが、歌舞伎の「団菊左」に匹敵する大名跡がまだまだ沢山あるではないか。小さん、柳橋、文治、円左、燕枝、円馬、今輔……。三遊亭の総帥・円生をそろそろ復活してもよいと思う(誰も継げないか?)。そう遠くはない将来、柳家花禄の6代目小さん襲名では、今回の勘三郎襲名並みの騒ぎにはなってほしい。 蛇足だが、筆者は大角力も基本的には伝統芸能と考える(協会はスポーツ的見せ方を強めているが)。だからこそ四股名にも襲名がある。しかし、伝統ある名前の継承が極端に少なくなっている。最近で記憶に残るのは、夭折の横綱・玉の海の前名・玉乃島が復活したくらいか。十両で小緑という古い名も復活したが、幕下に落ち本名に戻した。琴○○、朝○○、○風といった定型の四股名には魅力も美学も感じられない。 中村勘三郎襲名レポートへのトラックバックです。
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