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地元・小樽、北海道を中心につらつらと書き連ねる。

仕事の足跡

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 取材後の雑談でよく話になるのは、家庭、地域、学校、会社、社会と、我が国の教育が殆ど崩壊したことである。敗戦後、米国が日本に施した3S政策(スポーツ、スクリーン、セックス)に代表される愚民化政策が、半世紀を経て花開いてしまった状況に感じられる。
 経済こそ一流に復興したが政治は三流と揶揄される。小泉政権発足後の流行語「米百俵」の精神を首相、国民とも今、熟考すべきだ。尤も「スローガン首相」は本来の政局政治家に戻ったが。
 米流の「自分さえよければ」の個人主義ではなく、一人一人の幸せが積み重なり国を成す、との考え方が大切だ。生活に概ねの満足感があれば、自然と自分の暮らす地域、国が好きになるはずだ。
 国際主義の骨格は民族主義なのだ。各国家、文化を尊重する国際的協力と連帯なのである。ナショナリズムにインターが付いている訳だ。米国さえよければ、のグローバリズムに盲従するのは即刻止めよ。


 (篇註)最後の段落には反論の向きもあろう。偏狭なナショナリズム闊歩だけは避けたい。
 終戦直後の教育を受けた親に育てられた世代の筆頭に挙げられる「ホリエモン」。そして団塊の世代の子等。今の日本は「自分さえよければ」が跳梁する社会になってしまった。

 政治家の評価は死後数十年を待つべきだが、小泉純一郎氏は後世、どう評価されるだろうか。
 

 とあるシンポジウム。会場から唯一拍手が送られたのは、元国土交通省局長の発言だった。
 「東京が発展しているのは徳川幕府以来四百年に亘り地方の人材、労力、金を収奪してきたからだ。猪瀬直樹が『東京の儲けで地方の道路を作るのは不公平』などと言っているが片腹痛い。地方は地方の目線から意見を発信すべきなのに、地方紙は中央と同じ論調ばかりで残念に思う。まぁ、それが新聞屋は一番楽なんだろうけど、もう少し真っ当な意識を持って欲しい。マスコミの責任として北海道の立場をキチン
と言って欲しい。余りに偏りすぎ、東京に目を向けすぎだ」。
 澎湃と沸き起こった大拍手は良識ある道民の『北海道新聞』に対する怒り、呆れ、絶望の発露である。


 (篇註)国土交通省のお役人が言うのもどうかと思ったが……。実名を挙げての大批判は官僚あがりにしては面白い。北海道が公共事業の「聖域」だった時代は終わった。しかし「北の赤旗」の時代は終わっていない。困ったことだ。

▼先日、札幌市北区役所へ区長インタビューに赴いた。すると、庁内にはすでに「障がい者」なる表記が登場していた。現実に目の当たりにして、なんとも間抜けな字面だなというのが率直な感想である
▼7月2日付けの『提言&苦言』で「障がい者」なぞという言葉は日本語の破壊であり、文化の発信都市を標榜する上田文雄市長の施政方針に相反する――と主張した。しかし、その言葉が障害者差別の漸減、そして障害者の自立につながる福祉施策の旗印、先導役となるなら目をつぶるか……
▼言葉の言い換えといえば新聞社の得意技である。例えば、浮浪者をホームレス、百姓を農民、人夫を作業員、外人を外国人、養老院を老人ホーム、そして障害を指す昔からの固有名詞を「〜の不自由な方」……
▼当事者と傍観者では言葉の受け止め方は当然違う。何気ない一言が差別的言辞とされることもあれば、気の遣い過ぎが逆に差別につながることもあるだろう。悪意を持った「差別語」使用は論外として、表層的な言葉狩りだけが一人歩きすると、障害を持つ人や色々な職業に対する理解や共感は得られなくなり、むしろ無視や蔑視が生じるのではないか
▼差別と区別を一緒くたにしているからかかる過誤が起きる。現実を直視し、その上で行動しなければ福祉にせよ文化にせよ、薄っぺらなものに終わるだろう。


 (篇註)札幌市の上田市長が「障害者」を「障がい者」と表記するよう指示。「害」は「碍」の当て字であり、字の持つ意味も悪い。ならば本来の「障碍者」との表記が筋では……。

▼小欄に以下の様な文は馴染まないかもしれないが、年金問題について考証も論理も無しに思いつき、思い込みを記述する
▼結論から言うと全額税方式の「基礎年金」を創出、消費税を20%まで上げる。つまり現行の相互扶助から老後の生活保障へと性格を転換し、言葉通り「国民皆年金」とする。小手先の改革を繰り返し破綻が目に見えている年金制度には抜本的な革命が必要だ。厚生年金、共済年金は個人年金的性格に移行する
▼20年後の受給者は3千万人。現役世代2人で1人の老人を支えなければならず賦課方式には無理がある。家賃・光熱費・食費等、最低限の生活に月10万円給付する。年120万円×3千万人=36兆円の財源が必要。日本の個人消費300兆円×消費税20%=60兆円。消費が冷え込む懸念もあるが、喰い扶持が確保されていれば極端な生活防衛にはつながらない
▼あるアンケートでは老夫婦2人暮らしで必要な毎月の年金額は手取りで30万円以上、との回答が過半数だった。子育て中の若い片稼ぎ世帯の月収より多いのでは。若い世代は反発し、世代間対立に拍車がかかろう
▼何十年も保険料を納めた人と、1円も払わない人が同じ基礎年金を貰うのは不公平だ。しかし現在も専業主婦、未納者への不公平感は強い。そもそも国民年金が始まった時の受給者は当然一切払っていないのだ。


 (篇註)消費税20%はまったく論拠なしに書いたが、昨年、経団連が消費税21%の試算を出したから、当らずとも遠からずだった。要は65歳以降の生活保護を基礎年金と統合しては、という発想でもある。
 昨年、後輩に「国民年金どうなるんですかね?」と聞かれたときは、自信を持ってかつ無責任に「払うことないよ。そのうち税方式になるから」と答えた。ま、サラリーマンは天引きだが……。

地下街フェチ?

 札幌市が行ったまちづくりの懇談会を取材した。別の取材があり、遅れて会場に入った。「あれ?部屋間違えたかな?」。学校祭、文化祭の前夜といった雰囲気なのである。和気あいあいと楽しげなのだ。
 ワークショップ形式をとっていると、市の担当者に聞いて得心した。発表された意見にはうなずく点が多かった。これからのまちづくりには、歩行者からの観点が大切だと。
 昔から地下街が大好き。個人的には、浅草の戦後闇市を彷彿とさせる猥雑な空間が好き。上野駅地下の雑踏もいい。大阪の複雑な地下街も捨てがたい。
 札幌は、特に駅地下街が新しく綺麗になり機能的な印象を受ける。ただ、更に機能を活かすため、駅前通から大通の地下道整備は、急務と考えてよいのではないだろうか。
 寒冷地の暮らしでは、冬の交通は大きな問題。特に歩くときの危険さは、誰しも感じるだろう。北都札幌に、地下街ネットークは必要だ。無駄な公共事業でななく、市民・道民に資する社会資本になることは間違いない。


 (篇註)その後、駅前通の地下歩行空間調査費が予算に付くなどしているが、厳しい財政下進捗状況は遅い。

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