Memento mori〜tomoyaの日々雑感〜

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何と今日三回目の更新、よっぽど明日の出勤が嫌なんでしょうね(笑)

忘れないためには、何度も考えること、そして記すことしかできない。

最近特に記憶が薄くなっていってて…みんなはどうなんだろうか。

去年の沖縄旅行のことも、先週の仕事のことも、ましてや、高校生のころ、子供のころなんか全く…

中古とは言え持ってるCD買ったり、読んだことある本買ったり(3回程あり)、ちょっと酷い。。

毎日のいろんな感じたこと、思ったこと、物語のカケラ、読んだ本、映画の感想、できるだけ記したい。

備忘録でいい、誰も読んでないし。


今日は、今出川鴨川近くのカフェでまったりし、途中ベンチに止まりつつ四条まで散歩。

ほんと例年この季節の鴨川は平和で和む。

皆がそれぞれ、子供と、家族と、恋人と、犬と、本と、酒と…至福の時間を過ごしている。

歩いてる俺は皆に見えてるんだろうか、何かそんな風に思った。

しかしこんな市民に愛されてる川ってあるんだろうか。まあ俺は市民じゃないけど。。

まだまだ勉強しないと撮りたい写真が撮れないな…それに他人にカメラを向ける勇気が。


連休中に読んだ本を。

・『風花』川上弘美

 この前読んだ、『夜の公園』と雰囲気はすごく似てるけれど、相変わらずうまい。
 浮気されて、別れてくれと言われた女の、揺れて、定まらない気持ち。
 「私って鈍感すぎる」といろんなことに気づいていくふわふわした「のゆり」(この名前いい)。
 変わっていく気持ち、気づいていく過程、心の声をうまく表現していく。
 やっぱり川上さんの書く女性は好きになってしまう…同性からは嫌われるんだろうな(笑)

・『ポストライムの舟』津村記久子

 以前読んだ、『君は永遠にそいつらより若い』が良くて、印象に残っていた。
 この主人公も同じ雰囲気の女で、色気もなくて男っ気もないし少しだらしない。
 でもなんだか好きになってしまう…周りが見えないところ、自己嫌悪いっぱいなところ。
 29歳、手取り163万、そして一度仕事にも失敗している、でもつべこべ考えず生きている
 最後すごく良かった。ただ芥川賞ってほどでは。 他も読んでみよう。

・『あしたはうんと遠くへいこう』角田光代

 「旅先でよみたい」という帯の文句に誘われて(笑)
 角田さんのロックよりな部分がかなり出た、恋愛に人生を狂わせる女の話。
 正直感情移入はできないが、こんな風に、ある意味簡単に人のことを好きになって
 それがすべてになったらいいのにってそう思わせる。

・『さよなら渓谷』吉田修一

 文庫になるまで存在をしらなかったが、『悪人』の次の作品らしい。
 正直テーマが重過ぎるし、難しい題材だ。
 これを本当に描ききるなら上下巻の大作にしないと。
 学生レイプ犯とその被害者と、息子殺しの主婦。実在の事件から着想したのだろうが
 あらゆる取材と、それぞれの登場人物を綿密に描くページが必要だと思う。
 先日の『静かなる爆弾』もそうだったけど、十分素晴らしいんで
 いろんなことやろうとしなくていいのに…とファンとしては思う。

・『哀しい予感』吉本ばなな

 著者が24歳の作品というから驚き。でもそれだけ瑞々しくていい意味で青い感じがする。
 哀しいっていう、切ないっていう感情が、危うさがそのまま描かれてる。
 できた男ばっかりなのが少し不満…(笑)もっと読みたい。

・『青空感傷ツアー』柴崎友香

 まだ読めてなかったのが残ってて今日でさらっと読完。
 ほぼ全作品読んでいて、最新も知っている俺としてはそう騒ぐ作品じゃないが十分秀作。
 ただ音生(ねおん)という超美少女のわがままさは少しいらだつし、
 主人公も流石にちょっと流されすぎているとは思う。
 

しかしいよいよ本とCDの置き場はなくなってる…どうしよか。

持たないと不安ってのが問題だ、クールに「荷物は最小限」ってできない。。

ああ、とうとう連休終わり、行きたくない、寝たくない、ずっと夜がいい…子供すぎ。

母性と読んだ本

GWへのカウントダウン…一時に比べれば仕事は少し落ち着いていて

自分のペースでできるがゆえ、ペースが作れない(笑)

慌しさに慣れてしまってる。。


キャンディーズなんて全然知らないけれど、かつて何度もドラマでみた

田中好子さんは俺の中での「母」像として強く印象付けられていた。

目が優しくて、あまり叱らず、ちょっと弱くて、ショートカットで。

まだ55歳…まさにうちの母とも同年代だ。

ちゃんと健康診断受けてるだろうか…

「日程が合わずめんどくさい」とか正月会ったときそんな話を聞いたような…

電話ではよく話していても、肝心なことが聞けてない、言えてない。


自分の命がもうないと知り、そして苦痛に耐える病院のベッドで、

まだ被災地へ向けて語り、身近な人へ自分がしてあげられなかったことを詫びる…

ニュースで流された震える声、最後のメッセージ…誰かを思って生きることの強さ。

なんだか自分のことばかりの俺とは果てしなく遠い、圧倒的な母性を感じた。

今朝はTVから流れるその声に、震えて、パニックだった。


全く読むペースと合ってないが読んだ本を。

・「俺俺」星野智幸

 ずっと読もうと思いつつ、大江健三郎賞ということでやっと。
 相変わらず、強いメッセージのある設定と展開。
 俺々詐欺をきっかけに増殖する俺、周りが俺だらけに。
 「そいつは俺だった」と言う文章の切実さ…そして削除しあう(殺しあう)俺達。
 自分を生きるということ、誰かと分かり合うということ。
 終わり方は少しご都合的だが、この恐ろしさ、切迫感はさすがだ。

・「ビリジアン」柴崎友香

 時系列を無視して、ある女性の主に10代の一部が描かれる。
 正直、あまりやりたいことがわからなかったかな…画的で、詩的なよさはあったけど。

・「そこのみにて光輝く」佐藤泰志

 「海炭市叙景」の佐藤氏の過去作。
 すでにその一冊で十分分かっていたが、その才能は圧倒的だ。
 男の苛立ち、自暴自棄と、夢と希望と。そのバランス感覚。
 生きてもっと書いて欲しかった。

・「イッツオンリートーク」糸山秋子
  
 糸山氏のデビュー作にして、映画「やわらかい生活」の原作。
 順序は逆だが、読んで思うのは寺島しのぶはうまかったってこと。
 デビューから十分魅力的でダメな人間を描いてたんだな。
 併載されている「第七障害」もよかった、年上の女性と、年下男のやりとりが素敵。 

・「人生問題集」春日武彦×穂村弘

 穂村氏と精神科医である春日氏の対談。
 エッセイのイメージしかなかったが、やはり才能ある歌人だけあって
 穂村氏は十分理論的で、俯瞰的に見れる方だ。
 ダメ人間であることは変わりないが(笑)

・「フライジャル」佐藤えり

 本屋で歌集を長時間物色して気に入ったのがこれ。
 飾らず、分かりやすく、そして孤独。

 この夜がこの世の中にあることをわたしに知らせるケトルが鳴るよ
 一人でも生きられるけどトーストにおそろしいほど塗るマーガリン
 抱きしめることと束縛することの違いを百字以内で述べよ
 鍵盤に指をおろした瞬間に逢う音のような君に会いたい
 制服を脱いでしまえば何一つ接点のなきひとを恋う日々
 目を閉じて開いてそこが何一つ変わらぬことの耐え難き夜を

・「東京、オーロラ」青柳圭介
 
 同じく、本屋で写真集を長時間物色して気に入ったのがこれ。
 日常を切り取った作品ばかり、人、景色、食べ物。
 うまく言えないが、すごく作者の気持ちが伝わってくる。
 温かくて、少し迷ってて…。
 最後は入籍する彼女を撮った写真はほんといい笑顔ばかりなんだ。
 何度も見たくなる、そんな大事な写真集に出会えた。


まだ感想書いてないのは山ほどあるが、まあ気が向いたら。。

映画もいっぱいあるか…。

明日は久しぶりに愛媛出張、雨か。。

映画の時間を調べ間違えるという初歩的ミスにより今日はなし。

朝は資料作って、昼からは雨上がりの街を歩いて歩いて…そんないつもの土曜日。


初めてのリクルートスーツ、新生活始めたばかりの大学生、付き合いたてのカップル、

待ち行く人の物語を勝手に…そしてニヤニヤしたり、凹んだり。。

しかし、女性のリクルート服はもう少し個性が出せるようにすべきじゃないかと。

向こうから歩いてくる集団が髪型含めあまりに同じでちょっと恐怖を感じた。


きらきらしたカップル達…

そのすべてが、出会い、恋をし、気持ちを勘繰り、言葉に一喜一憂し、眠れない夜をすごし

切れない電話を重ね、嫉妬し、喧嘩し、仲直りし、初デート、初○○…

そんな過程を経て、そして今も繰り返しながら繋がってるってこと…想う。

60億人…まあ、1億6000万の半分…から、いや、出会った人…200人ぐらい?から選ぶ、選ばれる。

数字じゃない、その途方も無さと、かけがえの無さに、ただただ打ちのめされる。

かつて抱いて冷凍保存したままの恋という感情、愛と呼べそうな感情…

どうしようもない自己愛と桜と一緒に、散らして、川に流そう。

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あなたもまた「あなた」ではなかった。
本当に分かり合える「あなた」、ただ一度きりの命を心から分けあえる「あなた」は、
いまどこで何をしているのか。「あなた」との出会いを夢見る輪廻転生にも似た日々のなかで
私は限りなく「ひとり」になっていく。 <穂村弘のエッセイより>
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今日読んだ本。

・「静かな爆弾」吉田修一

 耳の不自由な響子との出会い、筆談、不自由さと自由さ、ドキュメンタリーの製作、
 知ろうとすること、伝えようとすること、他者の評価と真実と…
 少し詰め込みすぎではないだろうか、前半の響子との関係だけで十分深められたと思うし
 後半の、製作部分や大仏爆破テロ部分で十分一冊にできたのでは。
 その分、主人公や響子が細かく描かれてないように感じる。
 それも静けさの爆弾としては、意図的なものかもしれないが、個人的には
 前半に描かれた、聾唖者の不自由さと自由さ、響子の愛らしさと冷たさをもっと見たかった。
 「住みたいところ…春。」 そんなこと言う…やられますね。
 いろいろ書きたいテーマがいっぱいあるんだろうけど
 2人の恋愛をもっと描いて欲しかったな、書ける吉田氏だからこそ。

 電車のドアが閉まっても同じように見つめあい手話を続ける若いカップル…
 かつて見た映画のような光景を思い出す。
 彼らには2人を隔てるドアは関係なくて、全く同じように意思疎通ができて
 騒音だらけのこの駅と別世界にいるように見えた。
 

今日は走ったしうまく寝れるだろうか…。。。

日本中雪…

電車で一夜ってトラブル、もちろん大変で辛いだろうけどそんな一夜もありとか思う。

台風とか、風とか、不具合なら無理でも、雪なら許せる(笑)

この辺も少し積もればいいのに。

あのすべてを吸い込む静かな朝が懐かしく…やっぱり雪見に行きたいな。


何もなかった枕元にプレゼントが突如現れるあの特別な感覚と、

雪の日の明るく静かな朝がどこかシンクロする。静寂にしか奇跡はないんだと。


長嶋有の小説「パラレル」と「泣かない女はいない」を読んだ。

今回初だが、とにかく素晴らしい、うまい。

作者の視点、意図がいい意味でまったく見えず、あざとさがない。

すべての登場人物がその本人らしく、それぞれを生きている。

特にカッコで描かれる心の声がにやっとさせられ、彼らが好きになる。

「パラレル」の男女の、男同士の距離感、日常の中の機微…描写がいちいち俺の琴線に触れる。

自分の思ってる、でも言葉にできなかった感覚、それが散りばめられてはっとさせられる。

こういうの、書きたい。



暖かくなるのもう少し待って欲しいな…気持ちが追いつかないよ。

週の頭、あまりにやる気がでないので残業もそこそこに退社。

やるべきことは山のようにあるんだが…やりがいのある仕事を優先しがち、

そして嫌なことからはいつも通りの逃げが…ヤバイ仕事後回しにして、大丈夫か。。

飛んでくるボールが多すぎる、バット1回振る間に何個…

短く持ってコンパクトに、いや、全部バントするか?(笑)


牛丼はまた安値競争…見込める販売増で利益が確保できるのか?

それともシェアを落とす恐怖から他社に同調してるだけなのか?

今さら牛丼の短期的な値下げが新規顧客獲得、リピーター増に繋がるとは思えないし、

逆に収益構造を悪化させたり、品質劣化で顧客を失うことになったりしないのだろうか。。

どこか一社でも、そしてメニューひとつでも高級牛丼作ればいいのに。

毎日牛丼を食べる人間でも、今日は…って日がある、また女性客の取り込みに繋がるだろうし。

ど素人からの提言です(笑)


ここ数ヶ月小説を乱読している、3冊/週のペース。現実逃避。。

星野智幸、中村文則、川上弘美、糸山秋子、藤沢周、鷲沢萌、黒川創…etc.

特に今まで敬遠してた女性作家にはまってて、いい作家がいっぱいだ、そして柴崎友香。


「きょうのできごと」はすごい好きな作品で、映画の出来は今思えば少し不満もあるけど

これこそが俺も思ってたこと、想ってること、ってすごく共感して嬉しくていろんな人に喋った。

ただ映画が先立ったせいもあって小説の印象が薄くしかなくて…

今回「また会う日まで」「次の町まで、きみはどんな歌をうたうの?」「その街の今は」

「フルタイムライフ」「寝ても覚めても」を読んだがどれも本当に素晴らしくて…世界観は一貫してる。

俺の最高のほめ言葉としては女盤保坂和志って感じだろうか。

飲んだ帰り道、電車の中、カフェからの景色、職場の仕事、風、月、植物、動物

すべての日常に意味があって、想うことがあって、感じることがあって、そこに物語がある。

一人称で語られるわたしの言葉はすべて「今」、「普遍的な感動」そして

「今から見た過去、未来、あなたのこと」、それは何も物語を前には進めない。

誰も死なないし、事件も起こらない、みんな喋って、歩いて、食べて、仕事して…。

面白い話、奇抜な話っていう今時の小説とは全く無縁で、その行間に文学があると大げさながら思う。

見落としがちな素晴らしい時間、瞬間、想いが言葉に、言葉と言葉の間に詰まっている。


俺が小説に求めるものがあって、きっとそんなの求めてないって人も大勢いて

それを寂しくも感じるし、幸せなことだとも感じる。

ちょっと勢いあまって褒めすぎたかな(笑)…でもほんと一行に気づかされ、泣ける・・・

集大成としての「寝ても覚めても」がオススメ(ストーリーはどっちでもよい)。

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