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爽快な朝になった。美容院の予約時間まで数時間。
一気に家事を終わらせてしまうことにした。
昨晩、期末テストが終わりほっとした長女とネットで、今年のヘアスタイルを見ていた。
「若くてかわいい女の子だからかわいいけど、これママだったらどう?」
と聞けば、正直に返してくれる。
「ちょっと待って。この顔をママの顔に置き換えて考えてみるから・・・」
長女は、顔の部分を指で隠している。
頭の中で、私の顔にすり替えているらしい。
「うわっ・・・髪ボワンっ・・・ってなった。ママは毛量が多いから耳より上にするとボワンってなって、
『髪おおすぎっ』って思われるよ」
「じゃあこれは?」
「・・・うーん、ん、ま、行けるんじゃない?」
とこんな具合に行けそうな髪形をピックアップして貰えた。
画面に表示される顔が出るたびに頭の中で『ママの顔に変換』
を繰り返していた長女は、『ママの顔変換機能』が癖になってしまったらしく、
男性や、変わった髪形の人を見つけては、私がおかしな髪形になったのを想像し、
しばらく画面をみて笑っていた。
なんでも笑えるところは、さすが中学生。
その後、長女のアドバイスを参考に髪形のイメージが決まったので、
久々に美容院の予約を入れたのだった。
美容院に行くまでに、ゴミ捨て、洗濯、掃除、食事の準備、買い物を済ませてしまいたい。
家のゴミを集めて、屋外のゴミ箱に入れようと、ポリバケツのふたを開けた。
「んっ?」
見かけない赤い色が飛び出していた。
縛ってあるビニールを無視して突っ込まれた何かを触ろうとしてぎょっとする。
ゴキブリホイホイだ・・・。
しかも、大きな茶色い生命が隅っこで最後の時を待っている・・・。
最近は、この近所でもゴミを漁る被害が出ているのは聞いていたが、
ゴミを捨てていく人がいるのは知らなかった。
しかも、ブツの入ったゴキブリホイホイを袋からはみ出して無造作にぽいっと突っ込むとは驚きだ。
だが、しばらく考えて、少し怖くなった。
車庫の奥に置いたポリバケツにゴミを入れるには、車の横を通り抜けて奥まで入ってこなければならない。
嫌がらせか?
そうだとすれば、
「あいつの家に、ゴキブリホイホイを捨ててやろう・・・嫌いだから」
となるのか?
とっさに、頭に浮かぶ犯人像。
どれも動機がぱっとしない物だった。
起きてきた次女と話した。
「今日ね、ゴキブリほいほいが捨ててあったんだよ、ゴキブリいたし・・・」
「え〜!!」
次女が驚いている。
「多分女の人だよね、よっぽど怖いんだろうね」
「うん、多分そうだね」
「で、一人暮らしとかで家の外にゴミ箱がないから、置き場所に困って捨てにきたんだろうね」
「うん、そうかも」
「ま、悪気はないかもね」
「うん、悪気はないと思う」
次女と話して犯人像が固まった。
近所に住む若い女性なのだろう。
ゴキブリが怖くて仕方がなくて、深夜こっそり捨てに来たのだ。
もしくは、早朝、夫が車で出かけた後にゴミ箱が見えていたので、ぱっと捨てたのかもしれない。
なんとなく気持ちは悪いが、私はゴミ袋をしっかり縛って回収場所に置いた。
家に戻っても手が気持ち悪いので、石鹸で2度洗ったが、
落ち着かない気分で、ついでにトイレの掃除をした。
トイレの備品が切れたので、床下の収納庫に取りに行く頃には、
誰の物かも分からないゴキブリホイホイを捨てた時の不快感も殆ど消えていた。
夫の部屋。
床下収納庫を開ける。
そこには、見慣れた薬局の袋が入っていて、
その中に、一つだけ使った形跡のあるゴキブリホイホイが無造作に押し込まれていた。
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目覚ましにいいか。。。。。も?



盗人を捕らえてみれば我が子なり、、、、
まぁでもまったくの赤の他人がゴミ箱へ捨てていったよりはぅっと気持ち悪くは無いのだから^m^。
2017/7/8(土) 午後 0:53
2017/7/13(木) 午後 9:05 [ おーちゃん ]