有閑主婦の日常

暇だと感じられるのはエネルギーがある証拠。

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小学生の葛藤

悩みを取り除くことができたようで、
次女が天真爛漫に戻った。
反抗期だと思っていたがそうではなかったらしい。

また、「美味しい!」と言って好物を食べるようになった。
家事を手伝ったり、マッサージをしてくれることもある。

反抗期だと思った時期には、子供の態度に傷つく事もあった。
『こうやって親はだんだん疎まれたり、嫌われていくのかな』
と悲しくなったり、

『色々やってあげたことは、未来に恩返しを求めるためじゃない。
自分が子供と一緒に楽しめた思い出を、自分自身の人生の思い出として刻めたからいいんだ。
過ぎ去った日々の一つ一つが宝物なのだ。もうすでに私はご褒美をもらったんだ』
と、自分自身を納得させてみたりした。

しかし、またこうして笑顔と優しさを貰えるようになると、
まだまだ親であり続けたいと思う。

ただ、次女が深く悩んでいたことに、なかなか気が付くことが出来なかった自分が、
母親として不甲斐ないと反省もしている。


うとうとと眠ろうとしている頃、
ほんの数センチ、私の部屋の扉があいた。
暗くて顔が見えないが、隙間から小さな声がする。

「ママ・・・おやすみ。・・・大好きだよ」
寝ている私を起こさないように、静かに扉が閉められた。













新わかめ

待ち遠しかった天然の新わかめ。
数少ない私の好物の一つ。

まずは、漁港の食堂で、しゃぶしゃぶ。
4人で7人前頼んだ。
多分私が4人前くらい食べた。
イメージ 1

去年もそうだった。
「私、覚えてます!すごいワカメお好きな方」
と店員さんに言われた。

食堂で食べたあと、漁師さんからも新ワカメを買うことができた。
「3キロ下さい」
多すぎるかと思ったら、漁師さんが笑顔で袋に入れてくれた。
「こんなに、立派なカブもついてるよ」
大きなメカブが付いた大きな新わかめをたっぷり入れてもらった。

「あれ、細かいのがないや・・・」
漁師さんがおつりに困っていたので、
「じゃあおつりいらない分下さい」
ということになり、5キロになった。

家でもしゃぶしゃぶにして、食べきれない分は茹でてから冷蔵庫に保存。
絶対食べきれないと思う分は、冷凍保存。
5キロともなると、ワカメの下処理に時間が掛かった。
やっと終わったころには、冷蔵庫も冷凍庫もいっぱいになった。
イメージ 2

美味しく、せっせと食べて一週間。
「いやぁ・・・。今年はワカメ、十分ってほど食べたね!」
満足の週末。

出かけていた夫が戻った。
大量のワカメをお土産に・・・。
わざわざ、先週と同じ漁港に出かけて行き、同じ漁師さんから5キロの生ワカメを買ってきた夫。
「同じおじさんだったよ!すごい喜んでた、奥さんによろしくだって」

こうして、私は10キロのワカメを下処理することになった。
イメージ 3

あれから一か月弱。
冷凍庫のワカメも残りわずかになった。
天然の新わかめは、解凍して水でもどすとふっくら肉厚になる。
「ポン酢でたべたら最高!」
自分で追加購入しただけあって夫の箸も進んだ日々だった。

「まだ、おじさんワカメ売ってるかな?今週行ってこようかな」
昨日の夫の独り言にはさすがに、「来年にして」と強く抗議。
3月のワカメはすこしえぐみがでることだし、来年の楽しみにしたい。








迂回道探し

思い通りにならないのは、人のせいだと思う気持ちをコントロールしたい。
苛立ちや文句の代わりに、自分が今出来ることを探してみる。
最初に自分がやりたいと思っていたことには取り掛かれないけれど、
結果的にはもっと必要だったと思えることに取り掛かれることが出来た。

そこにしか居られない人がいる。
私は人の立場を奪ってしまわないように、
まだ、知恵を絞って方法を見つけられるうちは苛立ちを達成感に変えていきたい。

出来ることをやらないで我慢することは結構苦しいことなのだと思う。
でも、自分にしか出来ないことを、探して、考えていくなら、
きっと、進歩につながる。

いつまでもつかなあ・・・。




超低反発なところへ

自分の目指すゴールがどこなのか。
疎まれて、しがみつく事はしたくない。
疎まれているかどうかを察知するアンテナだけは、
メンテナンスを怠らず、感度良好な状態でいたい。

その為に、必要な人間であるための努力は惜しむつもりはない。
24時間食べなくても、数日続けて3万歩くことになっても、
こちらに向けられる眼差しが好意的で、歓迎を物語っていれば、苦しいとは思わない。

食欲も、物欲も、きっと平均的な水準より低いのだと思う。
その代り、居心地の良い居場所という特等席を求めることについてはかなり欲張りだ。

努力できる状態が続くのなら、それは有り難いこと。
感謝して、労力は惜しまない。
誰かのためにではなく、自分自身の為に。
シワシワで、骨ばった姿になった私に、
ふかふかなのに沈み込まない、上等な居場所が待っていることを夢見て。






ギブアンドテイク

夏休みも終わりに近づいた。
長女の中学校でイベントがあるらしい。
「お弁当どうしよう」
私が出勤しようとするまさにその瞬間になって長女が焦っている。
「お弁当いるの?」
「うん、でもなければ午前中で帰ってくる」

一人だけお弁当無しでイベント早退も可哀想だ。
時計を見ると、遅刻ギリギリまであと5分。
冷蔵庫を確認し、メニューを決めた。
「卵とソーセージを炒めて、ブロッコリーとジャガイモのソテー、夜に焼いた太刀魚があるから、
それでいいんだったら作るよ」
「それでいい」
「じゃあ、ママが出来るところまで作るからお弁当箱出したり、ご飯と、おかずつめるのやって」
「うん、わかった!」

ソーセージを切って、フライパンに油を引き、溶き卵をぶっこむ。
その間、ジャガイモの皮をむいて、ブロッコリーとジャガイモを千切りにする。
フライパンをもう一つ出して同時に火をかけた。
長女がご飯をつめている。
「美味しい梅干し入れておいて。ほら、卵の方できたからこれも。あと何分?」
「あと1分」
長女と共同作業は順調で、長女が最後の品を詰め終わったときには、ジャスト5分だった。

「ママ行ってくるから、もし洗濯物干してくれるんだったらやってくれてもいいんだけど」
「分かった。出来たらやっとく」

家に帰ると、洗濯物が干してあった。
「お姉ちゃん全部は干せなかったって」

ちょうど5分でできるくらい干してくれてあった・・・。




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