そらじい農日記

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おはようございます。そらじいです。

小正月を終え、日常がまた戻ってきました。
日々端松を目指し。

イメージ 1ついに星野家の歴史をまとめた
星野家百五十年物語〜松の木と共に〜

が届きました。

折しも2代目嘉助の命日に。
幼子を残し、大工棟梁として油が乗り切る前の40代でこの世を去った嘉助おじいさんが、
「おらあ早死にで子どもたちにゃわりいことしたけんど、
玄孫(ひ孫の子)雅範を通してこれを贈るかんな。」

とプレゼントしてくれたようでした。


そらじい5冊目の業。
ご先祖様に感謝し、子孫へ託す六代目の務め。
これを著させていただいたこと、協力くださった
親戚、近所の皆さまに深く感謝いたします。

本署は非公開で、20部印刷、親戚皆様にお配りするのみですが、
そらじいの思想?が凝縮されておりますので
「はじめに」の部分だけ以下にはりつけさせていただきます。
お読み捨てください<(_ _)>


我が曽孫( そら)次郎 ( じろう )よ。(碧次郎は私の語りかける対象である想像上の人物であり、星野家と縁ある未来の人々と思っていただけたら幸いである)ここに記されているものはお前の曽祖父がその時代に許される限りの星野家に関する物語を拾い集め、あるいはそれをもとに考察を試みたものだ。お前はそんな昔のことはどうでもいいと思うかもしれない。その通り、ある意味ではどうでもいいだろう。これからお前がどんな人生を歩むか、どんな世の中になっているのか、世界に飛び出してゆくのか、皆目見当もつかぬ。


イメージ 2しかし、どこでどのように生きようとも星野の血を引く(血を引かなくとも、この家と縁あって生きていれば)お前にとって、ここにある物語はお前のルーツそのもの。足元の歴史を知りおくことでお前の人生が豊かなものになる可能性は十分にあると信じる。これらは今このとき私が書き残しておかなければ消えてしまうものばかり。もちろんここに書いたことが100%事実であるというつもりはない。記憶違い等もあるだろう。しかし、嘘は一つとてなく、私が先人から預かった物語という意味では真実であり、それらは一つの「解釈可能性」といえるものだ。お前が受け取らなければこの世界から消滅するかもしれない解釈である。初代音次郎(みつ)が植えた松の木とともに歩んできたこの家の百五十年余りの時間。生死繰り返される中に喜怒哀楽様々な物語があった。私のこの手に預かったその時間をお前に手渡すことが本書の目的である。


私は祖母キクより「お前は星野家六代目の跡取りなんだよ」と繰り返し仕込まれ、音次郎の大黒柱の横を通り過ぎながら、家への愛着深く育った。そして二〇歳頃から祖父母や他の親戚らから聞き取りを始め、平成十八年の星野正二氏十三回忌、平成二十三年の祖父延夫七回忌にあたり、それぞれの時点での星野家史を編集し、プリントアウトして親戚皆様にお配りした。しかしその後も蓄積は年々増え、自分の中でも整理しきれなくなってきて、一度一つの本という体裁にまとめておきたいと思うようになった。そして母十三回忌法要にあたり、また明治維新頃に初代星野音次郎、みつにより星野家がはじまって約百五十年にあたり、稲刈り・大豆収穫・麦まきの忙しい時期ではあったが、初代音次郎がこの母屋を「夜なべ朝夜なべで苦労して建てた」との言い伝えを胸に、日の出ていない時間にパソコンに向かった。音次郎のようにはいかず、持ち前の怠け癖で編集が遅れに遅れたが、なんとかこのように出来上がった。


歴代嫁(婿)の家の歴史についても自分なりに努力し蓄積してきた。お前に伝えたい物語がたくさんあり、編集開始当初はそれらも本書に掲載するつもりでいた。しかしこれらはそれぞれの家の個人情報となり扱いが難しく、残念ながらここに掲載することは賢明でないと判断し、ごく最小限に留めた。それは何か別の形でお前に伝えることを考えよう。


イメージ 3碧次郎よ。本文で詳しく述べるが、ここに改めて伝えたいことがある。星野家は大地主でもなければ有名な人物を輩出したわけでもなければ、由緒正しき歴史を持つわけでもない。しかし我らが一族の強みは、星野家源流の前んちの墓地内に、新井の星野の祖と伝承される丸っこい神秘的な墓石(左写真)を持つこと。そして大工棟梁だった初代音次郎が「夜なべ朝夜なべして」自分で建て、「村中の家がつぶれてもこの家は大丈夫だ」と誇った母屋及び守り神の屋敷稲荷が現存すること。音次郎(またはミツ)がお手植えした松も現存し、「おれが死んでもこの松は枯らすな」の言い伝えを有すること。この三点はいわば我ら一族の神話である。稗田阿礼が日本神話を語り伝えたように、「おれが死んでも」これだけは子々孫々伝承してくれまいか。


編集、製本データ作成まで業者に頼まず全部自分でやったので、粗削りで拙いもので、誤字脱字も多く、完成度が高いものではないことは重々承知であるが、限られた時間の中、このような形になったことをお許しいただきたい。いざ託す。


六代目 星野雅範




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