京都の晩夏の風物詩「千灯供養」が23日夜、京都市右京区嵯峨鳥居本の化野念仏寺で営まれた。 約8000体の石仏や石塔に参拝者が思いを託してろうそくをささげ、 秋の気配をしのばせた夜風に揺れるともしびに静かに手を合わせた。 千灯供養は、古く葬送の地だった化野の無数の無縁仏を、 明治時代に集めて供養するようになったのが始まりという。 僧侶の読経が響くなか、こけむした石仏が並ぶ境内の「西院(さい)の河原」に参拝者が次々と訪れ、 思い思いの石仏に、ろうそくを供えた。 西宮市から家族で訪れた元田五郎さん(78)は「遠い祖先を思いお参りした。 今は無縁となった仏さんを大事に弔っておられることに心癒やされました」と話していた。 京都新聞より
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