茶道表千家の初釜が10日、京都市上京区の不審菴で始まった。 政財界や文化など京都の各界の招待客が訪れ、 茶室残月亭と九畳敷で千宗左家元が練る一碗の茶を味わい、初春の風情を楽しんだ。 午前10時すぎ、千宗室裏千家家元や千宗守武者小路千家家元、 九條道弘平安神宮宮司ら22人を初席に迎えた。 宗左家元が、鐶付(かんつき)に虎(とら)をあしらった大西清右衛門さんの釜や 永樂善五郎さんの交趾(こうち)の水指など今年のえと「寅(とら)」にちなんだ新調の道具と、 十代吸江斎作の茶杓(ちゃしゃく)「猛乕(もうこ)」など用いてお点前をし、もてなした。 床には、千家再興の基となった「少庵召出状」と 三代元伯宗旦筆の「春入千林処々鶯(しょしょうぐいす)」の軸が掛けられるとともに 虎を思わせる「伏虎山」の盆石も。 寅年生まれの宗左家元に、宗室家元が「おめでたいお茶をちょうだいしました」とあいさつした。 京都の初釜は14日まで続き、1500人が出席予定。 17日から東京でも開く。 |
全体表示
[ リスト ]





