まず朝日新聞15日の『UFO特集記事』?を引用しよう。
   (以下引用)
銚子に残るUFO伝説で有名なのが、昭和の「銚子事件」だ。1956年9月7日午後7時ごろ、市内でUFOの目撃談が相次ぎ、銀色の短冊のような金属片が空からヒラヒラと降ってきたという。
 この物体の解明に執念を燃やした人がいた。
 「UFOから落ちてきたものかもしれない」。金属片を拾った市内の男性医師は大学や研究機関に分析を依頼した。アルミニウムが主成分だと分かったが、異様に多量の鉛も検出。ある金属加工会社は「国内で作られていないし、用途も不明」と指摘した。
 謎は深まるばかり。そこで医師は、千葉を拠点にロケット開発に取り組んだ東大教授の糸川英夫博士に鑑定を依頼した。糸川博士の結論は「米軍の気象観測用ロケットに使われるものではないか」。だが、金属片が落ちた日に銚子付近で米軍が活動した形跡はなかった。疑念を募らせた医師は「UFOから落ちてきたものに違いない」と結論付け、その5年後に再び市内で似た金属片を発見。その後、亡くなった。
 この金属片とそれにまつわるエピソードは今、市内の「地球の丸く見える丘展望館」で展示されている。
 それにしても、なぜ、銚子で目撃が相次ぐのか。
 市観光協会の佐野明子さん(40)は「三方を海に囲まれ、空が広く、空を見る人が多いからでは」。オカルトに詳しい船橋市の作家、山口敏太郎さん(51)は「銚子は風水的にも良い場所だ。UFOもそのパワーに引かれてくるのでは」と持論を述べる。
             (引用終わり)
 いやはや、これが日本最高レベルの大朝日新聞の書くことか。宇宙には必ず知的
生命体は存在するだろう。なぜなら宇宙ではありふれた太陽系に人類が進化してきた
からである。しかしその知的生命体からの電波信号の傍受もなされていないので、地球
に日常的にUFO宇宙人が来ていることはない。
 もちろん大気中には地球物理的に未解明な発光物体、反射物体が存在することも
ありうることである。これをUFOというならそれはそれで構わない。しかしこの記事に
登場する『UFO医師』や『作家』の言説はデタラメである。
 まずその医師の研究したという『ヒラヒラと降ってきた金属片』のこと。アルミ合金
で鉛を多く含んでいたという。鉛を多く含んでいたので異常で宇宙人のUFOのカケラ
と言いたいらしい。バカ言え、アルミ合金で機械部品に使われるA2011という合金は
俗にジュラルミンと呼ばれ良くありふれたものだ。沖縄の小学校に米軍が落としたドア
の部品もA2011が含まれていたはずだ。鉛の含有量も制作段階で多くなることもある
のだ。
 笑えるのは作家山口某のコメント。『UFOは風水パワーに引かれて銚子にやってくる』
だと。風水などごく一部の日本人しか知らないし問題にもしない。欧米先進国の人たち
はほとんど知らないし問題にもしない。まして欧米の空軍のパイロットなど風水を知って
いる者などいないだろう。それにもかかわらず宇宙の彼方からやってきた宇宙人パイロ
ットはどうして風水に引かれるのだ?!
 それにしても天下の朝日新聞として海外にまで名の知れたこのメディアの、この低レベル
のUFO記事にはがっかりした。私にも米軍のUFO調査に関してサンケイから取材の申し
込みがあったが『多忙のため』お断りした。
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           あれ?!UFO?!
 

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1月5日の朝日新聞は以下のように報じた。

米国や日本のゲーム機メーカーやソフト会社で作る業界団体「エンターテインメント・ソフトウェア協会」(ESA、本部・米ワシントン)は4日、世界保健機関(WHO)がネットゲームへの過度な依存を病気と指定することに対し、「ビデオゲームに中毒作用はないと客観的に証明されている」として反対する声明を出した。
 ESAは「世界中で20億人以上がゲームを楽しんでいる」と主張。そうしたユーザーを病気とみなせば、「うつ病などの本来の精神疾患がささいなものと位置づけられてしまう」として、WHOに方針の見直しを強く求めた。
                              )引用終わり)

 この業界団体ESAの有力メンバーは日本のゲーム会社、任天堂
バンダイなどである。冗談ではない。むしろWHOの指摘はむしろ遅い
くらいだ。私の知り合いの複数の家庭でこの種のネットゲーム依存症
の子供を抱えて長年苦しんでいる。彼等は高校のときからネットゲーム
に夢中で夜は寝ないから学校には行けず、大学には何とか入っても
単位取得ゼロで退学。すでに30歳近く、ネットゲームで飽き足らず
街のゲームセンター通いでお金なく、家の大事なものをかすめて売り
さばく。
 もちろんの親はこれまで精神科の病院、医院に10か所ぐらい点々
として治療を受けた。医師のだれひとり、『これは病気ではない』など
と言わなかった。この点からも業界団体は正しくなく、WHOが正しい
ことが分かる。業界はWHOの指摘を真摯に受け止め対策を早急に
とるべきだ。 

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13日土曜日、サイパン親子理科教室第2回をやりまし
た。第1回の理科教室は『チンプンカンプンで不評』でし
たから今回は哲学は止めにしようと『宇宙と原子の運動』
を話ました。
 いったん運動が起こってしまうとそれは永久に運動し続
けること、すなわち慣性について話したのです。宇宙は惑
星の自転から公転があるだけでなく太陽自体も銀河の一部
であり、その銀河は大きな回転運動をしている。これはほ
ぼ永久に続く慣性運動です。
 それにその銀河も最初は極々小さい火の玉(光)から出
発して宇宙大膨張をしている。その大膨張は未だに続いて
いる大慣性なのです。
 一方原子の中の電子の運動も永久に続く運動で慣性を持
ちます。そのいい例が『原子時計』です。よく使われるの
がセシウム原子です。この原子の電子の運動の慣性はすご
くて1億年に1秒しか狂いません。最近日本で(東京大学)
開発された『光格子原子時計』は140億年に1秒です。
宇宙の年齢が140憶と言われていますので宇宙始まって
1秒狂った程度です。つまりこの光格子時計は『究極の時計』
と呼べるものです。
 新幹線は加速するのは簡単ですがいったん動き出した列
車を止めるのが大変です。3重のブレーキが必要だしブレー
キを車輪にかければ車輪自体が損傷してしまうからです。
これが慣性というものです。
 さてニュートンの第1法則はこの『ものには慣性がある』
というものです。一体なぜモノに慣性があるのか。なぜ走
り続けて永久に止まらないのか。それは止まるための十分
な理由がないからです。これを哲学では『充足理由律』
Sufficient Reason とよびます。ああ、やっぱり最後は
やっぱり哲学で終わりました。
--
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匿名の方から以下の投稿をいただきました。

先生、こんにちは。
一つ、お尋ねしたいことがあり、メールさせていただきました。

昨年5月3日放送のフジテレビ系列「世界の何だコレ!?ミステリー」の「前世の記憶を持つ子ども達」に関する特集内にて
https://tvmatome.net/archives/7361

解説者として出演していた中部大学国際人間科学科教授の大門正幸(おおかどまさゆき)氏(http://ohkado.net)についてなのですが
自称ネパール人の前世の記憶を持つ主婦への「被験者を催眠状態にして過去の記憶を遡りストレスの原因を探る退行催眠治療」(これもよく分かりませんが)に言語学者代表として立ち会い人として参加した際にポリグラフ検査にてネパール語の知識がないと確認できたにもかかわらずネパール語での会話が成立していた部分は全体の約7割にも及んだことに驚嘆し
https://www.amazon.co.jp/%E3%81%AA%E3%81%9C%E4%BA%BA%E3%81%AF%E7%94%9F%E3%81%BE%E3%82%8C%E3%80%81%E3%81%9D%E3%81%97%E3%81%A6%E6%AD%BB%E3%81%AC%E3%81%AE%E3%81%8B-%E5%A4%A7%E9%96%80-%E6%AD%A3%E5%B9%B8/dp/480023865X

http://www.circam.jp/tvguide/detail/id=2597
過去生への科学的アプローチに着手した、との事ですが、

氏の肩書が「生まれ変わり」を、オカルトにならないように、科学的見地から慎重に研究を進めている」であったり(なお、この記事内では「死んでから生まれ変わるまでの期間は、平均4年5カ月」との根拠不明のデータを示していますが)

https://daily.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1455200200/1

『超心理学の専門家』であったりと一定しなかったり
http://www.news-postseven.com/archives/20140826_272744.html

最近は『胎内記憶研究の第一人者』産婦人科医の池川明氏なる人物と組んで
「人は生まれ変われる」との本を出版したり

https://www.amazon.co.jp/%E4%BA%BA%E3%81%AF%E7%94%9F%E3%81%BE%E3%82%8C%E5%A4%89%E3%82%8F%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%80%82-%E6%B1%A0%E5%B7%9D-%E6%98%8E/dp/4591146936/ref=sr_1_2?s=books&ie=UTF8&qid=1515711079&sr=1-2

過去生の記憶を持つ子どもたちにインタビューしたドキュメンタリー映画「かみさまとのやくそく」なる映画を製作したり
http://norio-ogikubo.info/
https://www.youtube.com/watch?v=am7ILd5KFMY

なんとも活動が胡散臭いのです。

本当なら何故世界的人口が増え続けているのか、なぜ一定でないのかという生まれ変わりですが、
(ネパール語の件については100パーセント信じてはおりませんが興味深いとは思っております)
この大門氏とは評価できる人物か、それとも先生が過去に何度も批判されてきた
ただの「超心理学」なる根拠も実態も不明のモノで生まれ変わりや死後を肯定しようとしているだけの人物のマヤカシか、
一言コメントをいただきたいです。

お時間ある時で構いませんので、よろしくお願いします。

  大槻からの回答
前世などありません。もちろん生まれ変わりなどもインチキです。一体、子供が生まれる前の記憶があることなどあり得ません。そのころこの子供は受精卵か、または
精子と卵子だったのです。その精子、卵子すらなくただの元素だったはずです。精子、卵子、ただの元素が何を、どのようにして記憶したと言うのですか。
 『子供が生まれる前に起こった我が家の火事のコトをしゃべるのでこれは前世の記憶ではないか』というご家庭があったので調査をしたことがあります。そこのおばあちゃんがこの子が2歳のころからいつもこの火事のことをこの子に語って聞かせていました。この子はいつの間にかこの火事のことが記憶に刷り込まれました。『お風呂場から火事になった』と。しかしこれはこのおばあちゃんの勘違いでした。おばあちゃんはこの子といつも一緒にお風呂に入りましたからついつい『お風呂から火事』と教えていました。実際には離れになっているお風呂家屋の外の電線のショートでした。 つまりこの子の前世の記憶はおばあちゃんによって刷り込まれた間違った記憶でした。
 あの世などありません。人が死ねば元の元素に帰って、限りなく宇宙に散って行くのです。これを物理学では
『エントロピー増大の法則』といいます。いったんお尻から出たおならの元素はただただ宇宙に拡散して行くだけです。いったん拡散した元素が再び元のお尻に帰ることなど決してありません。
 この中部大学の教授とやら、まったく科学のカの字も知らない愚か者ですね。よければいつでも対決します。  

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    10日、「梅干梅田」さんの投稿、お褒めのお言葉、面映ゆい限りです。
本を買っていただきありがたく感謝してるのに、親しくサインまで依頼し
てくれたのです。ありがたく思うのは当然です。
    その本を売りに出されたからと言って嫌な気分になどなりません。それどころ
か返って喜んでいます。一人でも二人でも読者は多くなるのですから。

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メール投稿

 初めまして。いつもブログを楽しみに拝見させていただき、年末のオカルト対決で大槻先生のご活躍を楽しみにさせていただいております、Kと申します。
よろしくお願いします。

さて、さっそく本題なのですが、
先月(昨年末)の24日、ちょうど超常Xファイルの放送翌日日に当日付でネットの売買サイトで
先生のサイン本(大槻教授の反オカルト講座 2004年初版)が2冊、それぞれ別の出品者から出品されていました。

出品日の日付が日付だけにこれはXファイルに便乗しての取引だ!と感じたため
救出のため当方が購入したのですが、こちらの本は果たして本物の教授のサイン本か?
贋作ではないか?と思ったのと、出品者が金策に困ってではなく便乗して
先生のせっかくのサインを販売したのであれば残念極まりないと感じたので報告と確認のためメールさせていただきました

下記に実物の写真を添付しますのでお手数ですが確認をお願い申し上げます。

  大槻からの回答
サインは本物です。私のサイン本などいささかの価値もないのですから売ろうと
捨てようと、燃やそうと、一向にかまいません。それをわざわざ購入いただいた
なんて感激したり、驚愕したり、です。まさに『捨てる神あれば拾う神あり』、い
やいや『捨てる紙。。。』でした。

それはそうと、『その捨てる神さま』もお見捨てなくお願いします。私のサイン本
を持参する以上、各地の講演会やテレビの収録スタジオ、あるいは大学の講義
などでお目にかかった人でしょうから、私はその人たちも大切な人達と考えていま
す。

















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親子理科教室第1回のことを本ブログで報告したところ以下のような反応
がありました。
 
(1)有名私大法学部卒のYさん
 何が何だかチンプンカンプンです。
(2)有名国立大学大学院工学部卒のKさん
 
先生の動的宇宙観には正直戸惑いました。
と言うより先生の動的宇宙に対する見解(宇宙は今後も加速的に膨張するのか、あるいは何時かは収縮に転じるのか等)が何なのか全く判断できませんでした。
それとも運動と言うものを物理哲学的に考えていけば
動的宇宙論に到達すると言う事が先生の動的宇宙観なのでしょうか。
 
運動を例にとってのヘーゲル哲学や弁証法の解説は、
記憶の薄れた大学時代に聞いた哲学の講義を思い出しながら何とか理解できました。

実際に先生が教室でどのような話され方をされたのか判りませんが、
もしブログの文章に沿った話をストレートにされたとすると、
それは「目からうろこ」のテーマではなく「ちんぷんかんぷん」のテーマではなかったでしょうか。
帰宅後先生の話について親子が話し合うことに期待されているようですが、
一組でも話し合った親子が居る事を期待したいです。
 
  大槻の回答
 恐れ入りました。皆さまのような高学歴の方々でもチンプンカンプン
とは弱りました。ショックです。『動的宇宙観』など極々当たり前。
3万人の日本物理学会会員のすべてが動的宇宙観を持つ人々です。
そうでなければ物理学の学問など成立しません。『宇宙の膨張はやがて
止まりすべての物体は静止の世界に至る』(静的宇宙観)など決して
認めません。一体、宇宙はもちろん、ミクロの世界でも光子や電子が
静止することなどありえません。このような静的宇宙論は物理学の
基本法則によって否定されています。そもそもニュートンの第一
法則(慣性の法則)を否定してはいけません。エントロピー増大の
法則にも反します。

 

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Adkさま
  メールいただけば原則返事は差し上げます。ただし、その内容
がマトモな場合の話です。中には誹謗中傷、オカルトバカ話、差別、
意味不明なものも散見されますので即刻削除、自動削除の扱いと
なりますのでご注意ください。       大槻義彦

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