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朝日新聞8月6日の記事によればわが安倍総理閣下は
『核の先制攻撃をしないという宣言に反対』したというの
だ。逆に言えば核の先制攻撃を否定しないという、極めて
好戦的、反人道的な態度である。
   (朝日新聞の引用)
 米ワシントン・ポスト紙は15日、オバマ大統領が検討
している核兵器の先制不使用政策について、安倍晋三首相
が「北朝鮮に対する抑止力が弱体化する」という趣旨の懸
念をハリス米太平洋軍司令官に伝えたと報じた。
 安倍首相は7月26日に官邸でハリス司令官と会談して
いる。先制不使用政策は米国の核政策を大きく転換させる
もので、「核なき世界」を掲げるオバマ氏の象徴的な政策
になるとみられている。だがこの政策は、韓国や欧州の同
盟国にも反対論があるとされる。
    (引用終わり)
 広島、長崎の原爆投下以来、米ソの激しい対立であっても、
イスラムとのきびしい戦いであっても、核兵器の使用はな
い。核兵器の使用は単に反人道的な理由だけで不使用とさ
れたのではない。水素爆弾の弾頭は世界の核保有国で数千
発から1万発が存在するとされているが、これが本格的に
使用されれば被害は全世界に及ぶ。したがって『不使用』

        『使用は不可能』
という意味なのだ。
 もしアメリカ、日本、韓国が北朝鮮殲滅のため、水爆よ
り小さな戦術核兵器を使用しても、その放射能=死の灰は
周辺国くまなく及ぶ。もちろんピョンヤン核兵器攻撃によ
る死の灰は北東気流にのって東日本、韓国全土に及ぶ。 
中国北東部には直接的被爆の危険がある。これを手をこ
まねいて中国が座視するはずもない。たかが小さい、東洋
のはずれの小国でも核攻撃に晒されれば世界的核戦争に突
入するのだ。
 したがって今やいかなる形でも、いかなる地域でも、核
の引き金は引けないのだ。そのことを大国アメリカの指導
者はよく知っているのだ。知らないのはわが安倍総理閣下
だけか?
 アメリカの火力は、原水爆がなくとも十分だ。もし北朝
鮮攻撃をアメリカが本気で考えたなら、グアムと沖縄から
のミサイル10発でピョンヤンと北東部核施設を壊滅させ
ることができる。ちなみにグアム、沖縄には2千発の通常
ミサイルが配置されているとされている。そのうちのたっ
た10発なのだ。
 もちろん崩壊の瀬戸際になったら北朝鮮の指導者はおっ
とり刀で核攻撃をやらかすだろう。しかしその瞬間に北は
全滅する。
 安部総理閣下の核先制攻撃は単なる脅しで、仮想的な戦
略だと言い張るかもしれない。とんでもない、『仮想的威
嚇』が実際の戦争を起こした例は世界史にはあまた存在す
る。
  (下)この美しい光景、核戦争でどうなる?!
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