|
主に東大工学部物理工学分野出身者やその周辺のシニア
層が年1,2度集まり談笑する会があるので、たまに出席 する。日本の先端技術の分野で活躍しているか、すでに活 躍した人材が集まる。 そこで今回話題になったのはニッサンの完成車検査ごま かし、東芝の不正経理、神戸製鋼の強度偽装など、相次ぐ 日本有数の大製造業の『信じられない』行為であった。こ の場には当の大企業関連のエンジニアも同席していた。 それらエンジニア達の憤まんが漏らされた。大槻が30 年以上も前に『文科系が国を亡ぼす』という本を書いたと き、『大槻にも、困ったものだ』と思ったのだったが、東 芝やニッサンのやらかしたことを見るとやはり『正しい 指摘だったという気がしてくる』という意見も出た。 やはりいつものように『大槻は早すぎた』とも言われた。 その通り、当時、わが世の春をうたっていた大製造業は、 『大槻の言うことなどクソ食らえ』と無視したのだった。 おかげでこの本はさっぱり売れなかったのだ。 もちろん私は当時も今も、文系であろうと理系であろう と学問を高く評価する。文系の学生も大好きである。能力 も十分高い。しかし当時、理系との決定的な違いは大学院 に対する評価だった。理系は当然のように大学院に進学し たが、文系は大学院をバカにしていて、進学など眼中にな かったのだ。 『どうせ大学の学問など実社会には役に立たない。まし て大学院など』という言動を直接私にふっかけて来る大会 社役員もたくさんいたのだ。 -- |

- >
- Yahoo!サービス
- >
- Yahoo!ブログ
- >
- 練習用




