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以下の投稿をいただきました。ありがとうございました。
[ omachi ] 2017/12/30(土) 午後 8:07 気分転換にご利用下さい。
WEB小説「北円堂の秘密」を知ってますか。 グーグルやスマホでヒットし、小一時間で読めます。 その1からラストまで無料です。 少し難解ですが歴史ミステリーとして面白いです。 北円堂は古都奈良・興福寺の八角円堂です。 読めば歴史探偵の気分を味わえます。 気が向いたらご一読下さいませ。 大槻からの回答
WEB小説はたくさん送られてくるので時々読むのですが この『北円堂の秘密』は初めてでしたので先ほど 朝5時から7時までに一気の読みました。実は古代史は物理 学者の多くがのめり込む分野の一つです。私なども例によって 邪馬台国にのめり込み、あげく映画にまで出演しました。古代史 のミステリーと物理学のミステリーはどこか似たようなミステ リー性があるのでしょうね。 ここ10年ぐらい、たくさん送られてきたWEB小説では この『北円堂の秘密』が一番良かったと思いました。著者が 藤原不比等周辺の歴史に精通しているらしいところが作品の レベルを上げている、と感じました。 しかし構成は疑問点がかいまみられます。つまり不自然さ、 ですね。まず古代史研究の若手の女性学者が何故研究の相談 を理論物理学者にするのか、です。しかも『ペンと紙だけで 研究やってる理論物理学者』とは何サマでしょうか。孫は数年 前東大理論物理博士終了、理論中の理論と呼ばれる『超弦理論』 で理学博士号を取りましたがスーパーコンピューターやAIを手 足のように使います。 読んでゆく途中でこの古代史女性研究者が理論物理学者に 応援を求めたのはX線CTかレーダーによる銅板解析、石室 解析依頼か、と思ったのですが『ペンと紙』の理論物理学者 では使い者にならないでしょう。結果は多少驚きました。物理 学者が古代の夢をみること、つまり夢によるある種のタイム スリップでした。これでは次の古代史学会(?)発表には出 せない『成果』です。 WEB小説作家の皆さま。最近私が読み返した芥川龍之介の 『枯野抄』を読んでください。 旅に病むで夢は枯野をかけめぐる
元禄七年十月十二日の午後である。明い、もの静な冬の
昼になつた。立ちならんだ町家まちやの間を、流れるとも なく流れる川の水さへ、今日はぼんやりと光沢つやを消し て、その水に浮く葱ねぶかの屑も、気のせゐか青い色が冷 たくない。まして岸を行く往来ゆききの人々は、丸頭巾を かぶつたのも、革足袋をはいたのも、皆凩こがらしの吹く 世の中を忘れたやうに、うつそりとして歩いて行く。暖簾 のれんの色、車の行きかひ、人形芝居の遠い三味線の音ね ――すべてがうす明い、もの静な冬の昼を、橋の擬宝珠ぎ ばうしゆに置く町の埃ほこりも、動かさない位、ひつそり と守つてゐる…… この時、御堂前南久太郎町みだうまへみなみきうたらう まち、花屋仁左衛門の裏座敷では、....... と、 死に行く芭蕉の姿を囲む大阪の初冬の川と光と行き交う
人々を描写します。私はこの文章に出会って衝撃を受けま した。去り行く芭蕉を描写するのにふさわしく寂しく悲し い中に暖かいぬくもり、功成り名を遂げた人への暖かいま なざしがこの出だしから伺われるのでした。 私は日本文学の最高峰が芥川龍之介と思い繰り返し読みます。 それにトルストイ、ドストエフスキー、ゴーゴリも繰り返し 読みます。文学には詩と哲学がなければその価値は半減します。 WEB小説作家の皆さま、WEB小説を軽いタッチで書かないください。 だれも読んでくれないような、理解もしてくれないようなレベル の高い詩と哲学をうたってください。どうせ無料購読ならだれも 理解してくれない詩でも哲学でもいいのです。私だけが理解 するように努めましょう。 |

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