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そもそもメートルとかキログラムはフランスが主導して管理する
『メートル原器』と『キログラム原器』によって定義されていた。しかも
この原器はフランスが管理し、各国はそのフランスに委託して自国
のメートル原器やキログラム原器を運用することになっていた。

もちろんこれに従うことをココロ良しとしないイギリスは伝統的な
    ヤード  ポンド
を使用することに固執してきた。これはもちろんイギリス本国の
ことだけではなく、その『属国』である『大英帝国』内に波及した。
今でもアメリカ、カナダ、オーストラリアなどではヤード、ポンド
が幅をきかす。

困るのは物理など理系の教育である。例えばアンペアの定義。
1アンペアとはまっすぐな電線2本を平行にしてこれらに同じ電気
(電流)を流すときこの電線間に1ニュートンの力がかかるとき、この
電流の大きさのこと、である。これがヤード、ポンド法ではめちゃくちゃ
になってしまう。とても生徒達は覚えられない。イギリス系の先進国
でノーベル物理学賞の受賞者がでることなど奇跡である。彼等は
すべてメートル、キログラムを使用するメートル法(今のことばでは
SI単位系)を使って研究したからだ。

さて最近のSI単位系では大きな出来事があった。キログラムの単位
をフランスのキログラム原器に頼らず、不変定数であるところのプランク
定数から定義することに決定した。『原器』などというおもちゃ箱のような
子供騙しの塊で定義するのはお笑い草だからだ。ちなみにメートル
原器もすでに廃止されている。メートルはもう一つの物理学の不変定数
光速cによって定義される。

SI国際単位の基本度量秒、メートル、キログラムがすべて物理学の
普遍な現象から完璧に定義された。どうだ!イギリスよ、もはやフランス
に対抗してヤード、ポンドに固執する理由は無くなったのだ!

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