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5回サイエンスカフェ総括
今回は量子力学の本丸で近未来を含む将来の科学技術の実用化期待されている超伝導。(超電導と表記されている物をよく見かけるが物理的には意味不明の言葉であるので要注意)
 
導体が超伝導になると電気抵抗が無くなる為、多量の電流がロスなく流せる。送電は勿論、強力な電磁石が容易に作れる。
この応用として既に医療分野ではMRIとして幅広く使われているし、今建設が進められているリニアー新幹線等の多くの分野で既に実用化が計られている。
 
超伝導現象は1911年に物質の低温化の研究をしていたオンネスがへリュームガスの液化に始めて成功した副産物として絶対0℃近傍まで冷やされた導体の電気抵抗が突然0になることを発見した。
しかしその原理は判らず、1957年になって漸くBCS理論(絶対0℃近くに冷やされた導体内部の電子2個が量子もつれを起こしクーパーペアーを構成。このクーパーペアーは非常に頑丈で堅く電流の源である電子の流れを全く抵抗無く流す事が可能となると言う理論が発表され量子力学的説明が可能となった。現象が判ってからその原理を解明するのに実に50年近い年月を要している。
 
今日は超伝導の実用化研究と平行してより経済的に応用範囲を広げる目的で絶対0℃よりも高温の領域でも超伝導になる物質の開発が盛んに行われている。最近、遂に常温レベルでの超伝導素材の研究が東大で開発されたとのニュースが流れた。
日本は超伝導の基本理論の究明では一歩遅れをとったが応用研究の分野では世界の先頭を走っており、これからが楽しみである。
 
今回は超伝導のもう一つの条件である超伝導体は磁力線を通さないと言うマイスナー効果については話を簡潔にするために省略した。これについても又別の機会に話します。
又超伝導の肝となる冷却すると何故クーパーペアーが出来るのか、量子力学の本丸に迫る話は次回の最終回に話します。
 
最後に最近日本の科学力、大学のランキング低下が話題になっていますが、これは評価の基準(論文引用数、外国籍の教授や留学生数等)に問題があるのであって、例えば将来のノーベル賞候補となるような研究実績等で評価すれば全く違った物になります。日本は今でも世界有数の科学大国であることには間違いありません。
以上
 
総括になっているかどうか自信がありませんが送らせて貰います。ご一読下さい。K


 

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