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第2回バンクーバーサイエンスカフェの報告
テーマ  レーザー光線に激しく驚く
今日のテーマは言葉だけは誰でも知っており、日常生活に於いても何かと関わりの深いレーザー光線。
処が言葉は知っていても改めてレーザー光線とは何ですか?その特色は?等々聴かれると意外と答えられない。
先生の話時間が1時間と少々なので、とてもレーザー光線の全てを話すことは不可能。
従って今日の話はレーザー光線の物理的説明はごく基本的な物に限定し、主としてレーザー光線を使った事例を中心にレーザー光線が近代技術の根幹をなす物であるとの話が中心であった。
先ずレーザー光線とは発生させた光(電磁波)を2枚の鏡を使って往復反射させることによってコヒーレント(可干渉性)な波にする事によって方向性に優れ、連続且つ高いエネルギーを持たせることを可能にした光線のことである。これに対して普通の光はコヒーレントで無く、色々な位相と周波数を持った時間的、空間的に限定された波(波束)の集合体であるが、この辺の事は一般に学校では教えてられない。
勿論この他にもX線レーザー等作り方も応用の仕方も違う多くのレーザー光線がある。
今日先生が強調されたのは今日の科学技術の幹となって居るのは量子理論とレーザー技術だと言う事。
更にこの二つに共通しているのは相対性理論の様にアインシュタインと言う一人の人間が考え出した物では無く、多くの研究者の研究成果の集合体と確立した科学技術である。
レーザーの研究が本格化したのは意外に遅く1960年以降である。
1964年にはチャールズダウンズ他2名がノーベル賞を受賞しているが、その名前は殆ど知られていない。
又昨年2018年のノーベル賞はカナダの女性物理学者ドナ ストリックランド博士他2名に医療用レーザーの発明に寄与したとして与えられたが、カナダでは殆ど話題になっていないとの話から、些か話が脱線、カナダの教育方針や、国民性に関する議論まで行われた。
レーザー光線の応用は民生用から軍事用まで多岐にわたるが、今日は一例として癌治療等の医療用の物と、光ケーブルを用いて行われる光通信についての説明があった。この他にもレーザー光線のエネルギーレベルを上げることで、機械工作の多くの分野で金属の切断、切削や接続と行った分野での応用が進んで居るとの説明があった。
此所で私からレーザー技術のように軍事用と民生用の区別がはっきりしない科学技術に対して科学者自身、そして我々一般人がどの様なことに留意しなくてはならないかと質問した。
これに対して先生の方から現実問題として、軍事研究の成果が民生用に転用されることも多く有り、民生用に限定すると言う理想論で処理するのは難しい。日本学術会議では過去に何度も軍事研究反対の決議がなされているが、実効性は不明である。勿論先生としては研究成果が人殺しの道具として使われることが無いことを望むが妙案は無いとの話があった。
この他レーザー光線を使った地球探査の話から、最近気象庁が噴火予知のためにニュートリノ利用の研究を始めた事が紹介された。
    (河田 記)

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