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第3回VSC報告
日時 2019.7.13 13〜15;30
テーマ ゴルフの物理 エージシュートとホールインワン
会場を何時もの矢野アカデミー事務室から、会議室に移し出席者も初参加の方も多く16名となった。
話は7月11日の先生のブログに書かれた通りに、白板と実際のクラブ、ボールを用いて進められたが、紙面の制限もあるのでゴルフ理論の詳細は省きます。興味のある方はソフトバンクのサイエンスアイから出版されている先生の著書「カラー図解でわかる科学的ゴルフの極意」等をお読み下さい。
ゴルフの先進国アメリカでゴルフの科学者と言えば直ぐに出てくるのが2015年アマのタイトルを総なめにして、プロ入り翌2017年にはPGAで初優勝したブラクソン デシャンポ。独特のゴルフ理論でアイアンの長さを全て六番アイアンの長さに揃えた独自のクラブを制作したアメリカのゴルフ界の風雲児。
一方VSCの主催者大槻教授はそれに先立つこと10年以上前の2003年、先生自身が創刊に関与され、今も編集長をされている物理関係の専門雑誌「パリティー」の関係者の罠にはまりゴルフを始めたところ、ゴルフと物理の関係の深さに気づき、すっかりゴルフの虜に。あげくの果てに、ゴルフに専心するため早稲田の教授を辞職。以後ゴルフに関する単行本6冊発行。週刊誌へのコラムも十年間掲載された。
今回この報告書を書く目的で{ゴルフ、科学}のキーワードで検索したところ、先生が初めて出された「ゴルフ上達の科学」ブルーブックス 2004年以前は0。処が2018年では正確な数はわからないが確認出来ただけで20冊以上。正にゴルフの科学ブーム。そして前述したようにアメリカでは科学を売りにしたプロまで出現しております。大槻教授はゴルフに本格的な科学的アプローチをした物理学者なのです。その間、副題にあるようにエージシュートとホールインワンを複数回達成されているとのことです。
話は先生が早稲田大学に赴任された時のエピソードから始まった。
早慶戦開催時の講義は自然休講、学生の左翼運動を押さえれているのは運動部員と言う現状を目の当たりにして、元来の運動嫌い、スポーツ嫌いに拍車が掛った。処が前述の経緯でゴルフに填まってしまった。人生一寸先は何が起こるかほんとにわからないとの感想。
物理の話も少し書いておきます。
パット; プロは勿論パットの上手い人が打ったパットのボールは実に回転が良く、グリーンの複雑な変化にも上手く対応してカップに入る。これはボールが打たれた瞬間から進行方向に回転(順回転)して決して滑って行かないからである。これを実現するにはボールの中心から半径の五分の二の所を打てば良いことを計算で証明した。パットをアッパーブローに打っても良い。パットの名手タイガーウッドはパットをハイドローのボールを打つイメージで打っているとの事。実際にVTRで調べた結果も殆どのプロがアッパーブローにボールを打って、ボールに最初から順回転を与えていることがわかった。
ボールのディンプル; ボールにディンプルが無ければ空気の乱流抵抗で全く飛ばない。
スライス、フック; ボールに左右の回転があると左右に空気の圧力に差が出来ボールは曲がること。この曲がりはベルヌーイの定理から計算できる。
バルジ効果; 主としてウッドクラブの表面の膨らみ(水辺方向はバルジ、垂直方向はロール)はギアー効果でボールの曲がりを修正する働きをすると共に、スイートエリアの拡大効果も持っている。
又60歳を過ぎてからゴルフを始められた先生の話らしいなと思ったのは次の三つ。
前上がり傾斜から打ったボールは本来スタンスの方向より左に飛んでいく筈だが、身体が起き上がることによって右に飛び出す事もあるから注意すること。
アイアンのネックにボールが当たり右に飛び出すシャンクを防ぐにはフェイスの先端側で打てば良い。
ダフりたくなければボールを思い切って右側に置けば良い。
最後にエージシュートをする極意はとの質問に何時までも元気にゴルフをする事だそうです。
簡単な様で難しい!
(河田記)
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