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単身寮があるのは北花田。どこだかわからない方にはご免なさい。
近くに華表神社というこじんまりとした神社があります。
この町に住む前はもちろんその名も知りませんでした。
小さな子供の缶けりやかくれんぼにも決して広くは無い、そんな大きさの境内ですが、
でも初めて訪れたときに私はなんだかとてもよい気持ちがしました。
境内の真ん中にはとても大きな楠が、ずんとそびえています。
初めて訪れたのは転勤で単身赴任して3ヶ月ほど、
自転車を手に入れて間もない8月の半ばだったかと思います。
晴天でとても暑い日、唯でさえ汗かきなわたしはもうドロドロです。
でも楠の下に居ると、頭上で葉ずれの音がザザザザと鳴って、
地表ではそれほどの風を感じないのに、
トトロの一場面にでも出てきそうな、そんな感じがします。
子供のころ住んだ町のどこにこんな神社があったか全く覚えていませんが、
何となく懐かしく幸せな気分にしてくれます。
そんな涼やかでちょっと穏やかな気持ちを感じました。
寮の近所では百舌八幡宮や方違神社など、
大阪には、こうした古くてとても大きな樹がある神社が多いという印象を持っています。
どちらも由緒ある古社ですが、でも大げさでなくとても身近なように感じます。
東京や横浜では、街中でこんな大きなご神木が残っている神社、そうは無いと思いますよ。
大阪都心の勤務先に30分で通える範囲にこんな神社があって、
トトロに出てきそうな葉ずれの音を聞きながら子供たちが遊べる(大人もね)、
そんな環境が残されていることは羨ましいですよ。大阪ネイティブの皆さん。
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