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「ラグビーの神様は本当にいるように思える」。
23日の大学選手権第2ステージ最終戦がラスト采配となる大体大・坂田好弘監督(70)が、感慨深げに話した。
16日の天理大戦で敗れB組で2敗となって準決勝進出は消滅したが、最後の相手は早大。1975年、近鉄で現役最後の試合となった日本選手権の相手とくしくも同じだ。
68年には日本代表の一員としてオールブラックス・ジュニア戦で4トライ。
歴史的勝利に貢献し、今年世界の殿堂入りも果たした名WTBでもある。
最後の早大戦では「なんとかボールを回して…」と祈っていたところに相手パスがすっぽり収まるインターセプトで、終了直前のトライ。日本一に花を添えた。
「相手が早稲田で、近鉄時代のホームグラウンド花園でできるのが本当にうれしい」
大体大は今季関西リーグ5位。最終戦で全勝優勝の天理大が同志社大(6位)にロスタイムで逆転勝ちし、出場権ぎりぎりの5位に滑り込み、B組3試合中、2試合が花園という幸運にも恵まれた。
B組では関東対抗戦4位の早大が立て直して2勝し、大体大に勝てば2季ぶりに準決勝に進出する。「早稲田とは力の差がハッキリしていて厳しいが、力を出し切り、いいゲームだったと言い合えるようにしたい」。36年務めた監督退任後は関西協会の会長職に専念する。沈滞気味の関西のためにも簡単に負けるわけにはいかない。
01年度の大学選手権2回戦では前半12−43とされた大体大が、最後は54−58まで追い上げ早大を震え上がらせた。
「早稲田には名前があり、体大には魂がある」
との坂田監督の名せりふが耳に残る。ラグビーの神様が喜ぶような好試合を期待したい。
(今村忠)
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2012年12月20日
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