|
表紙デザイン しまじろう氏
今週号の誌面から
戸締役お兄さんのやさしい韓国経済
第11回「中央銀行の仕事ってなに」
基本的に中央銀行は、銀行の銀行として紙幣を発行し、市中にある通貨量を調整するのがお仕事です。
以前は、中央銀行から市中銀行(一般銀行)に直接資金を貸し出し、逆に余った資金を吸収していましたが、現在は、インターバンク市場(銀行間市場)に、参加して資金量を調整しています。
銀行間市場で、借り手が多くなると金利は上がります。
この場合、中央銀行が資金を供給して金利を落とします。
逆に、貸し手が多くなると金利が低下します。
この場合、中央銀行が資金を吸収して金利を上げるわけですね。
この際に目標とする金利を「誘導金利」といい、中央銀行の政策決定会合でこれを決めます。
過剰な流動性(インフレ傾向)を抑えたい場合、金利を上げて市中の資金を減らします。
この場合、お金を借りにくくなるので、景気が抑えられることになります。
逆に、デフレが景気悪化が発生した場合、金利を下げて資金量を増やし、景気の底上げを行う訳ですね。
しかし、近年はグローバル化が進み、国内の資金だけではなく海外からも資金が流入するようになり、中央銀行は国内事情だけで金利を操作できなくなりました。
利下げ=資金量増大=通貨単位あたりの価値が落ちる(希薄化)ですから、為替の変動も考慮しなくてはいけなくなりました。
利下げをすると、金利差取引を狙った資金が流出=通貨安を招く(キャリートレードの巻き戻し)
利上げをすると、金利差取引を狙った資金が流入=通貨高を招く(キャリートレード)
国際的な流動性資金(キャリー資金)が急増して、国内の景気動向だけでは通貨政策が取れないのが現状ですね。
さて、一般的な中央銀行のお仕事の説明はこのぐらいにして、
韓国の中央銀行のお仕事の説明に移りましょう。
韓国の中央銀行のお仕事は少し特殊です。
1,海外の中央銀行(特に日本や米国)から、お金を借りてくることが最大の使命です。
2,日本の2chを見ながら、これからどうすればよいかアドバイスを受けるのも大切なお仕事です。
3,国際会議で、自分たちの都合に合わせたその場しのぎの発言するのも大切ですね。
このあたりが、他の中央銀行との違いですね。
この続きは、現在発売中の本誌で
|