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(2004旅を記しています。書庫「2004旅」に入ってます)
2004/9/27(月) アシジ⇒ローマ
ローマ・テルミニ駅のガイドでホテルを紹介してもらい、行ってみると前回1晩だけ泊まったことのあるホテルと同じ敷地内にあるホテル。そこも全室禁煙なので1晩だけにする。
ローマの駅裏の程度の悪いホテルが並ぶところでは、日本の雑居ビルに様々な会社が入っているように(あるいはテナントビルのように、といった方がいいか)同じ建物の中に幾つかのホテルがある。
そこそこ区切られてはいるが、1階から3階までのホテルと4階、5階は別のホテル、なんてややこしくなっている。
泊まりはしなかったが、一つの建物の入口プレートに5つも6つもホテル名が記されているのがあって驚く。
トレビの泉まで歩き、前回頻繁に利用したネットカフェ「トレビネット」に行く。
あるにはあった。ひっそりと。
当時の精彩は既になかった。
様々な国から思い思いのルートを辿ってこの地にやってきたバックパッカー達が立ち寄りメールをチェックし郷里の誰それにネット電話をし、その場にいたパッカ−達と情報を交換しあう。
「ヴェネチアに行くんだったら、ちょっとその格好じゃつらいね。もう一枚厚手のものを着る必要があるよ」
「ポンペイにいい宿はないね。ナポリに泊まるといい。安宿、ドミトリーは結構ある」
互いがこれから目指す地について聞き、やって来た地について語る。
つかの間、ふれ合ってそれぞれの方向へ去っていく者同士が抱く刹那の一体感、居心地感。
カフェに来た若者たちがタバコを吸いに出て、細い路地を挟んで向かい合う立食いピザ屋の娘をからかう。
娘も負けずに応酬する。
旅し続ける若者特有の無頼とキュンと音のしそうな街のキュートの眼差しが軽くセクシーに交差する。
居酒屋で京都の看護師 Kと出会い一瞬のうちに同じ匂いを嗅ぎ取り したたかに飲み翌日待ち合わせたのも、このカフェだった。
ガラス越しに覗き込むと、そこは小さな図書館の静かな閲覧室のようであり、売れない本ばかりを出版するひと気のないオフィスのようでもあった。
秋の陽は細い路地の奥深くへ斜めに流れ込んでいた。
彼らは一体どこに行ってしまったのだろう。
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10/24(土)〜28(水)
ほぼ終日家を出ず、整理。
あちこちに散らばった資料、写真、封書、諸々書類、本、ビデオ。
録画したきり観ていないビデオというのが山のようにあって、速送り再生の映像を目の隅で捉えながら書類整理。
これだけ丹念に整理するのは何年ぶりのことか。
今までなら整理をしている時に何かの連絡が入り、開封しかかった封書は半分開けられたままに出掛けていく。
そこでささやかな新しい物語は始まって、封書はそのままどこかに紛れ込んだ。
今はその心配はない。誰にも会うことがないから。
なんとビデオの一本に桜守・佐野藤右衛門のインタビュー番組が録画されていた。
NHK こころの時代「桜を守る いのちを伝える」
これまで出した本の内容と同じようなことを話しているのだが、映像は映像で趣がある。
先代が育てた有名な桜の一つに京都・丸山公園の枝垂桜があるが、かなり前に友人の大阪婆ちゃんと観たことを思い出す。
ビデオを2回も見てしまった。(過去を整理する時はこういう寄り道が付き纏う)
藤右衛門の言葉「長いこと、ええかげんに やってまんねん」
早いもので桜の季節はもうすぐ。あと5ヶ月しかない。何の心構えもない。
「定額給付金申請書」
書類やらなにやらの間から見つかったが,申請期限は10月1日となっている。
今は10月28日。約1ヶ月遅れ。
しまった!と思い、よかった!とも思った。
もっと早く期限内に気付いていたら間違いなく申請しただろうし、迂闊さがあったからこそ気付かずに済んだ。
ゆとりもないくせにこんなことを思ってしまう。
この話がメディアを通じて流れてきた時「政府も小ざかしいことをするもんだ」と感じながら、銭だけはちゃっかり貰っとこうと思っていたから。
破り捨てる。
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佐野藤右衛門さんのビデオを2回も見てしまったら
あの なんともいえないステキな軽さに
感化されてしまいそうですね。
あの番組を見たとき いいなぁ〜〜と思いました♫
多分、同じ番組のようなきがします。
来年の桜をどんなふうに見るんだろう。。。なんて
思うとちょっとわくわくしますよ〜♫
その前の大掃除 がんばってください^^
2009/10/30(金) 午後 0:22 [ *ゆふ* ]
片付けに寄り道・・しょっちゅうです。
たまにしかしないのに、です!
桜の季節まで5ヶ月しかない。
こちらは、7ヶ月近くある・・。。
大体雪のある、が、半年間もあるって、かなりですね(−−
2009/10/30(金) 午後 1:31
>過去を整理するときの寄り道・・・。
よくある事だと思いますが、新しい発見があったりして、
けっこう面白かったりします。
2009/10/30(金) 午後 4:59
ゆふさん
あの番組観ていましたか。
そうですよね、ゆふさんが藤右衛門さんのことをブログに書いたので、読んでみようと本を取寄せたんです。
素晴らしく軽くて重い言葉。飄々として。
2、3回生まれなおしても、ああはなれません。生きることの達人です。
しかも代々。
また一週間位したら観てしまいそうです。
今は徹底して片付けしているので出てくる、出てくる!です。
2009/10/31(土) 午前 6:45 [ 帰っても旅人 ]
pipinさん
7ヶ月!すごいですね半年、雪がある!
春を待つ時の気持ち、春が来た時の気持ち、どんな感じなんでしょうね。
春を待っている歌って沢山ありますが、
歌にしたくなるほど待ち遠しいのでしょうね。
2009/10/31(土) 午前 6:54 [ 帰っても旅人 ]
Mishuさん
面白すぎですね。
整理していると、見たこともないものが出てきて、これって何だ?とか、
ずっと何年も探していて、いらなくなった今になって出てきたり、
こんなものどうして買ったんだろう?というようなものが出てきたり、自分再発見です。
2009/10/31(土) 午前 7:03 [ 帰っても旅人 ]
>ビデオを2回も見てしまった
ギャハハハ〜〜^^
わかります、わかりますよ。
で・・・ 身辺整理は、終わったんでしょうか。
(4〜5日では、整理がつかないと予想)
2009/10/31(土) 午後 4:34
あの井の頭公園が通り道でしたら、
サイクルの基準が桜なのは、納得です。
旅の切符、再発行されそうですね。^^
2009/10/31(土) 午後 7:06
私も整理すると必ず寄り道ばっかりです。
結局もっと散らかってたりします。
私も机の山の書類片付けなくっちゃやわ^^
2009/10/31(土) 午後 10:08 [ あしばー ]
看護は愛さん
身辺整理はこの後も延々続きます。
いろいろなものが出てまいりますです。
その整理をしている間にも、また録画しているから、アキレスと亀みたい。
永遠に終わらないのかもしれない。
2009/11/1(日) 午前 8:13 [ 帰っても旅人 ]
夜志野さん
三鷹から井の頭公園に行く風の散歩道。玉川上水沿いの道なんですが、桜が咲いてない時も好きなんです。
人があまり歩いていないので、本を読みながら歩けます。その道で二宮金次郎みたいに本を読みながら歩いている男がいたら、私だと思って下さい。
やがて旅の切符は再発行されるでしょう。今はいろいろやることがあって。
2009/11/1(日) 午前 8:26 [ 帰っても旅人 ]
あしばーさん
屋久杉や欅のテーブルがいっぱいあるから沢山書類の山を作れますね。
そうか、あれは売り物でしたね。
2009/11/1(日) 午前 8:33 [ 帰っても旅人 ]
私は片付けが大の苦手です。取りあえず、お皿を洗ったり、人が来る時は床を拭いたりはしますが。半年も前に引越しした時のダンボール箱がそのままあるような状態。
今日も休みですが、片付けもしないで友達とランチの約束してます。
片づけを始めようと思うと勇気と決意が必要なのです・・・
旅人さんは片付け始めるきっかけがあったのでしょうか?
2009/11/1(日) 午前 9:33 [ にこるり ]
13歳から5年間、玉川上水沿いに住んでいました。
学校のすぐ近くには、松本清張の家が。。
三井の森やグラウンドが、遊び場で、
本を読みながら電柱にゴツンー☆は、私の場合です。(´〜`)
2009/11/1(日) 午後 7:23
前のコメント失礼いたしました。
私の方は、母が先週入院いたしまして、病院に行かねばならなかったものですから。すみません、気になりまして、もう一度コメントさせていただきます。
「時間は一番の贅沢ですよね。」
2009/11/1(日) 午後 10:00 [ tutikon ]
にこるりさん
私は自慢じゃないけど、割りに大事な10数年前に送られてきた荷物をまだ解いていません。なかなかそこまでの人はいないでしょうね。
「片付け」のきっかけは今回健康診断を受けて肺に影がある、と言われて始まった一連の出来事が大いに関係あるでしょうね。まだ「立つ鳥」にはならないと思いますが。
2009/11/2(月) 午前 7:13 [ 帰っても旅人 ]
夜志野さん
そんな近くにおられたんですか!
住まわれていたのは井の頭公園の東南、例えば高井戸とか富士見が丘とか、そちらの方だったのでしょうか。(三井の森がわからない)井の頭線沿線と推察します。
あのあたり上水は沿線近くを流れていたような気がします。
なんだかローカルな話になってしまった。
2009/11/2(月) 午前 7:17 [ 帰っても旅人 ]
tutikonさん
最近はブログにくることがめっきり減ったので、tutikonさんの前のコメント?は見ていないのでしょうか。
「時間は一番の贅沢ですよね。」
その意味では私はかなり贅沢をしていますね。
2009/11/2(月) 午前 7:19 [ 帰っても旅人 ]
トレビの泉はやはりTV番組や本で見るのとおなじでしょうか?
ローマときくとローマの休日を思い出します。素敵な映画ですよね。
1つの建物の中にホテルがいくつか??ふしぎな空間ですね。
そう言えばこちらではユースホステルのようなものがちょこちょこと出来始めました。ハワイ島ヒロですが。
ヨーロッパはこちらとまた趣がちがって素敵な空気がただよってきそうです。ポチッ。Fumiko
2009/11/7(土) 午前 10:22 [ Fumiko ]
jap*nha*aii*r*am さん
トレビの泉は写真なんかで見るのと同じですが、昼間は人がぎっしりいてすごいです。
Fumikoさんの案内しているところのユッタリ感は全くないですよ。
1つの建物の中にホテルがいくつか?
きっと建物を建てた時、フロアをばら売りしたんでしょうね。幾つもそういう建物がありました。
ユースホステルって今まではなかったんですか。それは驚きです。
2009/11/7(土) 午後 1:42 [ 帰っても旅人 ]