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角田光代
よかったです。
お受験がらみで子供を殺してしまった事件、そういうことがおきる社会の背景を描いていると思います。
みんな危ういところで、一歩間違えば踏み外してしまいそうなギリギリのところを歩いて来たんだと自分に引き寄せて感じることができます。
難しいストーリーではないのですが、最初登場人物を把握しずらかったです。
親と子、そして出産によって子供もそれぞれに増え、夫、不倫相手の家族、海外にいる妹など登場人物が多いです。もう少しこのへんがすっきりしていたらよかったかもしれません。
ただ、この人たちの中に自分や友達や家族を見るようでした。
角田さんの人間観察ってすごいなぁ〜
幼稚園児に受験をさせようかと思うそこそこの暮らしの人の中にも様々な暮らし向きがあるあたりはいいテンポで書いてあります。
ただ、子供を躊躇なく二人欲しいと思い、一人目が男の子なら次は女の子というところが不思議な感じがしました。すんなりそうとはいかない容子という人がいるものの、出産のあたりは他に比べて取ってつけた感じがします。
そこまで書き込んだら、テーマとはかけ離れてしまいますが・・・
登場人物の中に、ルポライターの橘ユリという人がいます。
もしかして、橘由子かな?と思ってしまいました。
「子どもに手を上げたくなるとき」を書いた人ですが、私はこの人の言っていることや
取材のあり方が嫌いです。
角田さんも彼女を嫌いだったらいいな。(笑)
ラストは、鼻の奥がつんとくるような感じになりました。
ハッピーエンドじゃないけれど、ひとまずは皆なんとか踏み外さずに一時を通過したんだと思いました。
そして、そんなことの連続をこれからも切りぬけていくのでしょう。
★★★
<番外>実際、二年ほど前に実生活で恐ろしい思いをしました。何が恐ろしいのかというと他人の心の中は分からないと言うことです。当然のことですが、悪意に満ちているとは思いたくないですものね。
友達だと思っていた人が、単に人を利用していただけだったと分かった時には人間不信ではなく、自己嫌悪に陥りました。かわいそうな人だとは思いましたが相手を憎む気持ちは不思議とありませんでした。それより、自分の馬鹿さ加減には嫌気がさしました。伝える術もないですが、その人にこの本を是非読んで欲しいなぁ。
角田さんのこの本はホラーやミステリーを読むような怖さがありますよ。
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訪問&コメありがとうござます
私も最初誰が誰の親なのか…こんがらがってしまいました。何度も読み返しながら、結局、相関図を作って読みました(笑)
女の嫌な点、どんどん泥沼にはまっていく様子が手にとるように描かれていましたよね
トラバさせてくださいね〜
また、訪問よろしくお願いします(ただ、PCの状態が悪く、近々修理に出す予定です)
2009/3/19(木) 午後 9:23
登場人物が多いと 私も 話がこんがらかり 駄目です。
最近は 時代劇だったのですが。
番外
奥さんで 旦那はこんなに変るのか。
良い方に変る事は無く、悪くなる事が多い。
2009/3/20(金) 午前 11:08 [ 笛吹 ]
く〜みんさん
ようこそおいで下さいました。
TBありがとうございます。
「八日目の蝉」を今読んでいますが、以前読んだことがあることに気づいたのですが、それでも先が分からない(忘れている)自分が怖いです。トホホ・・・
2009/3/23(月) 午前 9:55
笛吹さん
奥様とラブラブな感じがいつも伝わってきますよ。
番外は謙遜ですね〜(笑)
私の狭い庭も春の訪れが感じられます。笛吹さんは忙しくなりますね。
2009/3/23(月) 午前 9:58