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ある過去の行方

良いレビューは沢山あると思うので、すごく疑問に思って考えに考えてひとつひらめいたことのみ記します。
マリーの手の痛みやサポーターは何だったのかと思いました。サミールの目薬をさすシーンも引っかかります。もう少しわかりやすいのは、サミールの息子の指の怪我です。
身体的な痛みに対しては、人は気がつきやすく同情もしやすいものなんだなと思いました。それに引き換え心の痛みには時に鈍感であったり、自分に都合のよい解釈をしているのかもしれません。
外見と内面のように、ついになるものが多く示されます。タイトルを消してゆくリアワイパーとフロントをぬぐうワイパー。ガラスに隔たれた男と女。喧騒と無音。話す言葉は通じ合いません。大人と子供。そして、生と死も最後に対峙します。

〈余談です〉
フランス語学習歴4年、聞き取れるフレーズが多かった。子供、移民、感情的なやりとり、これがわかりやすい言葉の要因かも?でも、字幕なしはまだまだ無理。
先週「ムード・インディゴ」を観て、感想を書かないうちに今日観たのが、「シャニダールの花」
二つの映画に共通しているのは、胸に花を咲かせる女性がやがて死を迎えるということ。
この二つの映画の原作が同じといわれても驚かないくらい、描き方はちがうけれど同じ事をテーマにしている。
もちろん、原作はそれぞれにある。
「ムード・インディゴ」はシュール過ぎて、まあきれいだけどワケ分からないって感じで、感想もなかなか書けなかった。「シャニダール」は、学生の卒業制作の映画ですか、という趣。
前者が絵本なら、後者は漫画な感じ。
物語が好きだから、「ベンジャミンバトン」や「ナルニア国物語」みたいな映画はすごく好きなんだけれど、今回観た二本はやや苦手。
どうと言って説明はできないのだけれど、物語の力より映像に重心があるからかな?
映像美では、圧倒的に「ムード・インディゴ」ではある。
 
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人はいつ子供の領域から大人になるのだろう。
あまりにも痛みを伴うこの映画は辛いかと言えば、そうでもない。
ジンジャーを取りまく彼女の大事な世界は、今にも壊れそう。
当時の世界情勢のように。
でも、ひどいことばかりが起こるように見えて、彼女の周りには良い大人もちゃんといる。
双子のように仲良しの友達とも、一生その関係が続くわけでもない。
そこに自分の父親が絡んでいるのもひどい話だけどね。
エル・ファニングは「マレフィセント」で観たお姫様より、ずっと良かった。
 
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最後のマイ・ウェイ

マイ・ウェイといえばフランク・シナトラだと思っていました。
シナトラが歌うより前に、フランス語歌詞でこの歌が歌われていたことは知りませんでした。
その歌を作って歌っていたのが、クロード・フランソワです。
映画の中でクロードが、まるでポルナレフじゃないかと怒っているシーンがありました。
ポルナレフならよく知っています。その時代にフランスではポルナレフ以上に人気があったというのに、まったく知らなかったんですね。フランス・ギャルも登場します。彼の恋人だったそうです。そして、その恋の終わりに書いた曲がマイ・ウェイ(原題はComme d'Habitude)です。ポルナレフなら「シェリーに口づけ」を知っている人が多いと思います。フランス・ギャルなら「夢見るシャンソン人形」。
それなのに、当時の日本には全く紹介されなかった人なんですね。小学校6年生で、武道館にミッシェル・ポルナレフを観に行った洋楽(この言い方が古い)大好き少女のアンテナに引っかからなかったということは、ほとんど紹介されなかったと思われます。英語の授業もこれから、ABCもろくに知らなかった小学生の私は、フランス語を勉強したいと思っていたんですね。それが、この歳になって叶うとは!
この映画、セリフが聞き取りやすかったです。というのも、難しいこと言ってる映画じゃなくて、クロードはやたら人に命令ばかりしています。命令形って、聞き取り簡単です。または、愛してる、愛してるとストーカーまがいの行動や、女の子をつまみ食いしてばかりいるんです。そういうときに言う言葉って、難しいこと言ってないです。
でも、残念ながらその言葉を実践で使うことは無いと思います。
ほんの少し前のフランスのことも良く分かる映画でした。
父と子の関係も、時代を感じさせます。 
残念ながら時代を共有できた歌手ではありませんでしたが(日本では)、マイ・ウェイ一曲だけでも、充分彼の人生を知りたいと思わせる映画でした。
エジプトのシーンがきれいでした。
 
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クロード役の俳優さん、相当本人に似せているらしいです。
エンドロールで「アレクサンドリ・アレクサンドラ」が流れます。
マイ・ウェイ以外で知っていた唯一の曲でした。テレビでフランス語の中で紹介されたことがあったからです。
この曲、亡くなった後に発売されたようです。それをエンドロールに持ってきたのですね。
歌の内容も、あと少し彼が生きていたら家族で行くことになっていたエジプトを歌っているのでしょうか?

ヴァン・ゴッホ

長い。160分の映画でした。
ゴッホの最期って、こんなだったのかと。
ルノアールやセザンヌそしてゴッホの生きた時代が良くわかります。
ルノアールやセザンヌは登場しませんが、ロートレックはムーラン・ルージュであろうダンスホールのシーンに登場します。あのころのパリ、彼らと同じ時代に生きたかったなどと夢想することもありますが、この映画を観ると今の時代って良いなと思いました。
拳銃自殺を図ったゴッホですが、数日は何の手の施しようもなく生きます。
田舎で外科手術をすることができなかったわけですが、現在ならば助かる命です。
病気も蔓延していますし、女性はぬかるんだ道でもドレスの裾を引きずって歩いています。
映画を観ると本当にゴッホが気の毒でなりません。現在、彼の絵に付いている価値を思うと、生きている間に認められたらもっと生きたはずなのにと思います。それでも、彼は自分を信じていたのがすごいです。
この映画の描き方だと、弟が兄の才能に嫉妬して、彼を飼い殺しにしたようにも受け取れます。
彼の絵は売れなかったのではなくて、弟によって世間に隠されていたのかと思ってしまいます。
当時の汽車や馬車。人々の暮らし。ファッション。そういうことも良く分かりました。
 
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