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<< 作成日時 : 2007/06/05 04:02 >>
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0.今回の記事は、
「安岡明夫TP」
の記事
「記事「民法3百日規定は正しい070415」への注070523」
に関する資料であります。
ご参考になれば幸いです。
1.「ワトソン博士のゲノムを読む」(原題:
Reading the Book of Jim)
=Newsweek(英字版)070604号記事(訂正:070528号ではありませんでした)
(Sharon Begley著)
要点:DNAの2重らせん構造の発見者の一人J・ワトソン博士が、「454 Life Sciences」というバイオ・テクノロジーの会社に、「彼のDNAを解読し公開する最初の人になる」(誰のものか分る形で初めて公開する)事をやらせた。ワトソン博士は5/30に自身それを見、翌5/31に米国国立衛生研究所(NIH)のデータベースに郵送され、公開される。
この「ジム計画」は67日間の期間と100万ドル(1億2千万円)がかかった。
「すぐに10万円で出来るようになる」と、この会社の会長は言っている。これは、従来のDNA鑑定より安い。DNA鑑定は、3万円から数十万円かかる。
ワトソン博士は、どんどん多くの人が自分のDNAを全部解読する事を勧めている。理由は二つある。1.人が何に向き、何に向かないかが分れば、人生の方向がはっきりするし、自分が得意の分野でも、人が向いてないからと怒るのではなく、助けてあげようという気になる。2.生まれた時からすぐに、どういう病気にかかりやすいか、例えば、肥満で早死にし易いとかが分る。気をつけるようになる。
2.「ヒトゲノム計画 (human genome project)」
(社団法人 農林水産先端技術産業振興センターのHP
「バイテク用語集」より)
「・・・米国を中心に、先進国がヒトゲノムを全て解読して、人の遺伝情報を明らかにし、医学などの分野で役立てようとする国際計画。・・・
2003年4月15日、日米欧他6カ国は30億個の塩基配列のうち解読不能の1%を除き、99.99%の精度で解読したと宣言した。遺伝子数は約3万2千個と判明した。
しかし、このヒトゲノム解読完了後の2004年10月、より正確な構造及び遺伝子組成などのヒトゲノムの特徴解明を行なった結果、遺伝子数は約2万2千万個であり、その中にはマウスやラットにはない遺伝子(免疫、臭覚、生殖関連)が含まれることや、ヒトにおいて機能を失った遺伝子も発見された」。
3.「ヒトゲノム計画:
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ヒトゲノム計画は、ヒトのゲノムの全塩基配列を解析するプロジェクト。1953年のDNAの二重らせん構造の発見から50周年となる2003年に完了した。
プロジェクトは、各国のゲノムセンターや大学などによる国際ヒトゲノム配列コンソーシアムによって組織され・・る。・・・
このプロジェクトは1990年に米国のエネルギー省と厚生省によって30億ドルの予算が組まれて発足し、15年間での完了が計画されていた。・・・2003年4月14日には完成版が公開された。そこにはヒトの全遺伝子の99%の配列が99.99%の正確さで含まれるとされている。・・・
各ドラフト配列は最低でも4回から5回はチェックされ、シークエンシングの完成度と精度が向上していく。ドラフト配列では約47%が高品質配列であったが、完成版では7-8重のチェックがなされ、エラー率は10,000残基中で1残基程度まで抑えられているという。・・・
・・・プロジェクトの予備調査では約22,000遺伝子が存在するとされているが、この数は多くの研究者の予測よりも遥かに少ないこともあり、現在でもこの調査は進行中である・・・」。
4.さて、本題に入る。結局、人間のDNAは100%は解読されていない。解読されたと思ったら早速、予想よりはるかに遺伝子が少ない謎にぶつかっている。ワトソン博士のDNAも100%解読された訳ではないだろう。
そして、例え百%解読されても、遺伝子は突然変異する。決して100%ということはありえないのだ。それでも親子をDNA鑑定で決めるのか?
(訂正)既に本文中で訂正したとおり、ワトソン博士の記事はNW誌の070528号でなく、070604号(P.40-41)でした。お詫びし訂正します。
日本語版では070620号に記事が載っています(但し、記事が出た時期がずれた為等により、幾らか書き換えられており、完全に原文通りではありません)。
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