Making Of An Architect Named おず

4月から建築専門学校の夜間部に通うことになりました。

全体表示

[ リスト ]

スケッチ-troubadour

建築専門学校への入試面接もそろそろ近づいてきたので、ポートフォリオ(作品集)の整理などをポツリポツリとやっています。
このスケッチは少し地味なのでポートフォリオには入れないことにしました。でも個人的には思い出のある絵なので、代わりにブログにUPしておきます。
スケッチのモデルは、数年前にしばらく滞在した街で私が入り浸っていた酒場に、ある日ふらっと入ってきた troubadour (吟遊詩人) の少しいかつい感じのお姉さんです。
おもむろにギターを取り出して歌いだしたこの人がやけにかっこよく、なげやりな感じなのにどこか意志が強そうな横顔に見とれて、ついスケッチしてしまいました。
イメージ 1

歌い終わったお姉さんがカウンターで飲み始めたので
「実はさっき一枚描かせて貰ったんだけど見せようか?」
「気に入らなかったら顔面どつくけど、それでいい?」
と、いうようなやり取りの後スケッチを見せたのですが・・・
このお姉さん急に黙り込んでしまいました。
しばらくして、
「このスケッチの私って、大人になったらこんなふうになりたいなって私が若い頃に思っていた女性に似ている気がする・・・こんな大人になること出来なかったのに・・・」
と、言って泣き出してしまいました。
妙な成り行きに最初は戸惑っていた私も、そのうち釣られて泣き出してしまいました。
ひととおり泣いた後、二人とも少し照れくさい思いをしたのを覚えています。
その後は二人で痛飲しました。酔いつぶれるまで・・・


ここにUPした画像はスキャンしたものですが、オリジナルのスケッチは私がその街を出るときに、酒場のオーナーに「この女性をもう一度見かけたら渡してあげて下さい」とお願いして預けてきました。

閉じる コメント(7)

なんだか素敵な話ですね。人間って、自分がこうなりたいと思う人になっていくものなのでしょうか。不思議ですね。建築家は、毎回の仕事が違う顔を持っているのでしょうから、そんなところが、面白いかもしれませんね。義母が、二級建築士で、昔インテリアの仕事をしていました。たまに、仕事の話をします。

2007/2/11(日) 午後 5:38 [ - ]

顔アイコン

たとえ日常の生活の中で形が少し変わって見えることはあっても、理想の自分というのは人の中に生き続けるのではないでしょうか。そういう理想が人をたまらなく魅力的に見せる瞬間というのがあると思います。私が魅力を感じてついスケッチしてしまった彼女も内面からの輝きで人を感動させることが出来る人でした。その夜の私の思い入れと彼女の心理状態が絡み合って、お互いつい感情が昂ぶってしまったのだと思います。

2007/2/11(日) 午後 7:57 おず

顔アイコン

建築に関してはまだその業界に足も踏み入れていない私ですが、毎回違った多くの人と協力して毎回違った建物を作っていくという作業は苦労も多いぶん楽しみも大きいのではないかと思っております。出来上がった空間に足を踏み入れる喜びはお義母様がよくご存知なのでしょうね。先の長い夢ですが、私もいつかその喜びを体験してみたいです。

2007/2/11(日) 午後 8:00 おず

家を建てるとか購入する時って、当事者にとっては人生の節目、みたいな時期でしょ?そんな瞬間にいつも出会うのって、感動も多いかもしれませんね。実際には、汚い部分や嫌な部分も沢山あるようですけど。どちらを見るのかで、仕事も違ってくるかもしれませんね。頑張ってね♪

2007/2/12(月) 午前 7:47 [ - ]

顔アイコン

ありがとうございます。「嫌な部分、感動を与えてくれる部分、そのどちらを見るかで仕事が変わってくる」というお言葉、大切にさせて頂きます。日頃、同僚の先生方との教育方針の違いに悩みながらも生徒さん達の成長に喜びを見出していらっしゃるhibiさんならではのお言葉だと拝察いたしました。

2007/2/12(月) 午後 0:51 おず

うまく言葉に出来ませんがその女性が泣いた理由が少しだけわかる気がします。皆さんそれぞれの世界でそれぞれの悩みを抱えて必死に生きているんですね。感じた沢山の事を省みなる間もないまま時間だけが過ぎてゆき、気がつけば望んでいた現実と全然違って。その女性が今自分らしく自分として存在出来た事を喜び一生懸命生きてらっしゃるといいですね。きっとその方はおずさんに会い自分が忘れていた事、忘れなければいけなかった事を思い出されたのでしょう。きっとおずさんはとても優しく暖かい方なのでしょうね。

2007/2/13(火) 午後 4:26 [ - ]

顔アイコン

この人今頃どうしているのでしょうね。どこかで元気に歌っていればいいですね。色々つらい経験をした人のようでしたけど、好んで粗野に振る舞うところがあり、酒場のオーナーの話だと人前で泣くような人じゃないそうです。無理はよくないんですけどね・・・。体は頑丈そうでしたよ。本人の話では、男が寄ってくると煩わしいから、太るためにワザと大食いしているんだそうです(笑)。優しさですか?精神的にタフでないと人には優しくなれませんから、私もまだまだ修行中です。でも私を優しい気持ちにさせてくれる周りの人達には感謝してます

2007/2/14(水) 午前 3:57 おず


よしもとブログランキング

もっと見る

プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事