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日本一のHERO俳優 【宮内洋】 出演作品エピソードガイド&各種レポート

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【 作品データ 】
原作/村上和彦 監督/白井政一 脚本/菊地昭典 音楽/中川孝、坂元幸 出演/竹内力、今井雅之、本郷功次郎、山本昌平、宮内洋、他 制作/ギャガ・コミニュケーションズ

【 STORY 】
 縄張りを巡って繰り広げられるヤクザの抗争を描く。近未来の新宿歌舞伎町。そこは帝都会と名乗るヤクザ組織と台湾マフィアの2大勢力がしのぎをけずり、第3地帯と呼ばれる無法地帯は香港マフィアが狙っていた。そこに、かつて帝都会傘下山龍組を破門された矢吹銀也が腐り切ったヤクザとは一線を隔す「東京魔悲夜」を組織し乗り込んで来る。「東京魔悲夜」とは何か。そして銀也の狙いとは・・・?
 
【 新宿中央署部長刑事 花田 】
 前後編(と言って良いのだろうか)の前編では歌舞伎町でひと仕事始めようとしている矢吹銀也(竹内力)を激励に、3万円はしそうな大きな花束を抱えて登場。てっきりヤクザ屋さんだと思ったら刑事さんだったのでちょっとはずされた感じ。でも宮内洋がふつーの刑事で終わる訳ないな、と思っていたら案の定「お車代」と称する500万(!)の小切手を「おお、そうか」の一言で受け取ってしまう(つまり賄賂だ)、ひと癖もふた癖もありそうな悪徳おまわりさんであった。この後どのように銀也と東京魔悲夜に噛んで来るのかなーと思っていたらそれきり。ほとんど顔見せ程度。前編は全体的に「伏線張りまくり!」というストーリーで、展開にまどろっこしさを感じさせるが後編はなかなか面白く見られた。前編で張りまくった伏線が表面化し先が読めてしまうきらいはあるもののストーリー展開の早さでカバーしている。
 
 その後編では、抗争相手に包囲されカンヅメ状態の銀也と東京魔悲夜のメンバーを逃がす為にホテルに乗り込むが銀也に差し出されたピン札で 500万はありそうな現ナマではあき足らず1000万の小切手を切らせ、現金はホテルを出てから貰うというガメツさである。でも流石、伊達に賄賂は貰っちゃいないよとばかりべらんめえ調でタンカを切りながら抗争相手をかき分け無事ホテルから連れ出す。そして銀也に裏情報を教えながらサポートするが、東京魔悲夜メンバーで銀也の舎弟の裏切りにあい、最後は無残にも無抵抗のまま射殺されてしまう。
 
 この射殺場面、やっぱり宮内洋は顔を出さない。正面から撃たれたシーンをバックショットで撮っている。いくら演技とはいえ宮内の死に顔は見たくないし、あくまでもイメージ優先だとしたら宮内洋は「死」というものを前面に出さない方が良いのかも知れない。だがファンとして言わせてもらえれば無抵抗というのが気にいらない。せめてせめて、1度くらい立ち回り見せて欲しかったなあ、折角宮内を使っているんだから。
 
 銀也の目から見たら花田という人物は味方で、こういった作品は主人公の目線でストーリーを追う形になるためにこんな汚職刑事でも正義の味方に見えてしまうから不思議である。やっぱり宮内パワーは凄い。ただ難をつけさせてもらえば、ヤクザの親分どもと渡り合った時の押し出しが弱い。貫禄というものにやや欠けるのである(若作りだから仕方ないんだけどネ)。ところが銀也など若手のメンバーと居るとひじょーにカッコイイ(紺地に白のストライプのスーツがメチャメチャカッコイイ!どんな役であれ宮内洋のスーツ姿は絶品!)。存在感の差、なのだろうか。部長刑事というよりも、現役バリバリの刑事の方が似合っているような気がする。
 
 そしてどの作品を見ていても必ず気になるのが「目」の演技。特に、うつむき加減から顔はそのままで瞳だけ上向ける動作が多い。ねめつける、という感じでこれがかなり迫力がある。そして相手を見据えると、ぐっと顎を上げ見下ろす。若い頃からやっていた動きだが最近のほうが板に付いている。で、この目線の使い方がキザなのである。宮内洋の持ち味であるキザ路線は目線の配り方につきる。どんなにカッコつけても目に色気がなければ上滑りするだけで説得力に欠けるし、キザなキャラクターでなくてもそう見えてしまうのはひとえにこの目線のせいではないだろうか?

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