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日本一のHERO俳優 【宮内洋】 出演作品エピソードガイド&各種レポート

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【 作品データ 】
放映/テレビ朝日系 土曜午後9時〜11時 原作/石沢英太郎 監督/野村孝 脚本/下飯坂菊馬 音楽/田辺信一 出演/小林桂樹、竹中直人、津島恵子、南条玲子、中島ゆたか、萩島真一、宮内洋、他 制作/ テレビ朝日、C.A.L
 
【 STORY 】
 小西スポーツクラブ主宰の親睦旅行に参加した牟田刑事官は美しい人妻・是枝しおりを巡りスポーツクラブ内部が荒れている事を知る。そんな中、オーナーの小西としおりを奪い合っていたスナック経営者赤塚が何者かに殺害された。捜査の目はしおりに向けられるがそのしおりもまた何者かに殺される。
 
【 スポーツクラブオーナー 小西行夫 】
 美しい妻、インストラクターの愛人だけではもの足りずクラブ会員の是枝しおり(中島ゆたか)に言い寄るプレイボーイ。彼はどちらの事件にも全く関係していないのだがインストラクターの愛人と共に「一番アヤシイ人物」として描かれている。特にスポーツクラブの経営は女性たちを集めて喰いものにするためだと赤塚に暴露され、争った翌朝に発見された赤塚の死体を見下ろしているショットや、愛人に「(赤塚殺しは)あなたでしょ?大丈夫、黙っててあげる・・・」とカマをかけられ反論しないシーン、しおり殺しの事情聴取の際にはモーションかけていた女が殺されたと言うのに薄く笑みを浮かべ曖昧なアリバイ証言をするなど、いかにも「容疑をかけられてもおかしくない」場面の連続。
 
 男女関係を否定していた愛人とのツーショット現場を刑事に押さえられたシーンは印象的。振り向きざまに目の前に刑事が立っている事に気が付いた小西。しっかりと相手を見据え、自分のスタンス(立ち位置)をキメてからやっと一言「刑事さん・・・」宮内独特の「間」である。この台詞を最後にその後は全く姿を見せずにストーリーは進む。小西のアリバイが証明された訳でもないんだが、このあたりは結構うやむや(^^;;

 はっきり言って、ミスキャスト。 宮内洋に「ねちっこい中年」を演じさせるのはかなり無理がある。本来この役はもっとギラギラしていて「僕はいつでもキミをモノに出来るんだ。でもキミに本気で惚れているから手を出さないだけさ」と言う「中年男の脂っぽさ」みたいなものが必要なキャラクターで、女を口説く時にはそして愛人や妻と居る時には「複数の女性を弄ぶプレイボーイ」のイメージが欲しいのだが、小西ときたらプレイボーイを気取ってはいるが実は小心者で言い寄って来る女が多くて気が付いたらモテているだけなんじゃないか、と勘繰りたくなる程「イヤらしさ」が微塵も感じられない。何しろ自分になびかないしおりを追いかけ回すのは良いが、かと言って押し倒すわけでもなくただひたすら口説くだけ、と言うかなり控え目な(・・・情けない(^^;)アプローチしか出来ない上、女性関係が原因で離婚まじかと噂される妻の冷たい視線には首をすくめ、よりを戻したかに見えた愛人は嫉妬の炎を冷気のオブラートで包んだように攻撃的。つまり小西を取り囲む女性陣は皆「強い」のである。これでは「女性を弄ぶ」どころか「いいようにあしらわれている」としか思えない(ますますもって、情けない(^^;;)。
 
 この作品における宮内洋は爽やかすぎるのである。表面上はスポーツクラブを経営している爽やか中年でもいいがハーレムが目的ならそれなりの色目の使い方と言うものがあるはずだ。目線を使った演技は宮内のお手のもの。ところがこの作品では宮内は目線を使った芝居を全くしていない。しおりを見つめる熱い視線、愛情の冷め切った妻へ向ける投げやりな視線、かつての愛人を見下した冷たい視線、と言った使い分けが出来ていないのは一体どういう事なのだろうか?目に全く色気がないのである。この「色気の欠如」が宮内の爽やかさに拍車をかけているのだとしたらちょっと皮肉。恋仇の赤塚というキャラクターはかなりすねたヤサ男でこれをもっとズルく
てイヤらし〜い男(イメージとしては「ゲゲゲの鬼太郎」に出て来るねずみ男(^^;)として描いていれば宮内の爽やかさも引き立ったに違いないが(笑)。どうせならもっともっとフェロモン出しまくりして世の奥様方を悩殺して欲しかった(爆)と思える作品。

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