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日本一のHERO俳優 【宮内洋】 出演作品エピソードガイド&各種レポート

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【 作品データ 】
放映/朝日放送系 1987/6/12〜9/25 金曜午後9時〜10時 全16回 監督/井上梅次、帯盛迪彦、佐藤武光、西村潔、小澤啓一、松井昇 脚本/大川俊道、日暮裕一、柏原寛司、他 音楽/若草恵   出演/渡辺徹、鮎川いずみ、川野太郎、梅宮辰夫、稲川淳二、他 制作/朝日放送、松竹芸能

【 STORY 】
 日本各地の金融機関を襲い荒稼ぎしている強盗団のハンギングを指令されたハングマンは、強盗団メンバーの鳴海が上京する事を知り宿泊先に盗聴器を仕掛けて様子を探っていた。どうやら鳴海らの今度の狙いは宝石店らしい。だが盗聴に気付いた鳴海は自分に接近して来たハングマンを逆に利用し罠にかける。

【 呉服卸業 鳴海孝一 】
 強盗団と言うのでカジュアルな服装のイメージがあったのだが(私の勝手な先入観だが)初っ端から黒のサングラスに黒(?)地にピンストライプのスーツとシルバーのアタッシュケースを持ちくわえタバコで登場。呉服の卸業で各地を回っているという設定には苦笑したが、ちょっとヤーさん入ったダンディぶりは相変わらず。
 
 狙いを付けた宝石店へ下見に出向き、店の向かいにある喫茶店で警備会社の車が到着したのを見て読みさしの文庫本に時刻をメモする鳴海。その時にノック式ボールペンをサッと取り出し顔の横まで大きく振り被ってノックする、その動作が相変わらず大袈裟だなあ〜と苦笑させられるがそれがまた何とも言えずカッコイイ。丁度「バリブルーン、発進!GO!」と同じテンポの動きなのだ。普通にボールペンを取り出したらその手の動きは画面では全く目立たない。ここでも「ひとつひとつの動作をカッコ良く見せる」宮内流のこだわりを感じる事が出来る。
 
 鳴海が自分が監視されている事に気付くシーンはとにかく目が離せない。アタッシュケースに入っている宝石店の見取図に指紋が付かないようにと白い手袋をはめる仕草、異変を感じて受話器をそっとはずす時の軽く目を閉じた表情など一連の動きはもう「まるごと宮内洋」(何だ そりゃ(^^;)という感じで、やっぱりこのひとはビジュアル的なカッコ良さを持っているんだなあ〜と再認識。

 鳴海らと同じ強盗団のメンバーだった須藤明子(鈴鹿景子)は、口封じのため恋人を鳴海に殺された過去を持ちその復讐のために鳴海を殺そうと付け狙っていた。それを知ったアンクル(梅宮辰夫)は復讐を手伝うと見せかけて明子に接近する。一方、鳴海の宿泊している旅館に潜入していたダブル(渡辺徹)は鳴海に盗聴がバレるが、明子と共に乗り込んで来たアンクルの気転で鳴海を助けたと見せかけ取り入る事に成功する。
 
 明子の代わりに拳銃を向けるアンクルに鳴海を庇ったフリのダブルが飛び付く。その隙に逃げる鳴海。スパイ物の作品には良く登場するシチュエイションだし文字で書くとすごくカッコイイ場面が想像出来ると思う。だが現実は、「不良番長」のカッコ良さは今いずこ、恰幅が良くなり過ぎてアクションシーンが全く似合わなくなってしまった梅宮”アンナパパ”辰夫と、郁恵ちゃんとの結婚を間近に控えてふやけていた渡辺徹との、お肉のぶつかり合いとでも言えるようなたるんだ取っ組み合いにはただ唖然。素直に宮内が梅宮の拳銃を蹴り飛ばした方が良かったんじゃないかとさえ思う(あ、主役が違うって?失礼しました(^^;)。
 
 何とか自分を信用させたと思い込んだダブルは鳴海と行動を共にし宝石店襲撃の計画を聞き出そうとするが、そこは鳴海の方が一枚上手で仲間の姿を見せずダブルには偽の襲撃計画を教える。ダブルを一人で宝石店に押し入らせ囮にしている間に違う金融機関を襲う計画だったのだ。それに気付いたアンクルは一味を追う。
 
 銀行裏口に駐車中だった警備会社の車を襲撃した強盗団はアンクルたちに追い付かれる。ここで立ち回りなのだが、これがなんとまあスピード感のないゆるいアクションで気が抜ける。アンクルとダブルが強盗団一味でスキンヘッドの兄弟に一発ずつお見舞いしてその丸めた頭をそれぞれ抱えて同士討ちさせるシーンなぞはほとんどギャグ(まあ、作品自体がかなりお笑い路線だったようなのでそれもアリかも知れないが)。お陰で鳴海とスポット(川野太郎)のアクションのキレが目立つ目立つ(爆)。欲を言えば「不良番長」ペアの絡みが見たかったのだが(苦笑)。
 
 この場面の宮内洋は黒のジャケットに黒のパンツでとってもスレンダー(に見える(^^;)。こういう衣裳で登場の時はアクションシーンが多い時なので期待していたのだが、期待以上にカッコ良く見えたのは、最後にダブルに銃(ショックガン?)を向けられた時の恐い程真剣な眼差しと撃たれて倒れた時の段々と意識が薄れて行く表情を最後の最後までカメラに残した事で「これが宮内洋だ!」と強烈にアピールしたからではなかったか。
 
 「強盗団のナンバー 2」という役処だが実質的にはメインゲストの扱いで、宮内洋の様々な表情を見せてくれるこのエピソードはファンにお薦めの作品。

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