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日本一のHERO俳優 【宮内洋】 出演作品エピソードガイド&各種レポート

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【 作品データ 】
放映/日本テレビ系 1988/1/8〜9/2 金曜午後8時〜9時 全33回 監督/鈴木一平、手銭弘喜、木下亮、田村忍、他 脚本/古内一成、小川英、若月ユウ陽、金子裕、吉野洋、他 音楽/林哲司 出演/鹿賀丈史、江口洋介、大沢逸美、西山浩司、勝野洋、火野正平、安原義人、山谷初男、江守徹、他 制作/東宝

【 STORY 】
 パトロール中の亀さんと美加が偶然発見した駐車違反の車は盗難車だった。あと一歩の所で犯人を取り逃がした美加は犯人の声に聞き覚えのある事に気付くが、どこで聞いた声なのか思い出せないまま自分が狙われている事を知る。

【 誘拐犯 神崎修三 】
 誘拐事件の主犯と言うメインゲストの扱いなのに中盤は全く出番がない。美加(大沢逸美)の記憶の中で同じシーンがリフレインすると言う形での登場なのでちょっともの足りないが、そこはやっぱり宮内洋。顔が出なくてもその動きだけで充分「宮内らしさ」を堪能出来る。
 
 前の年に横浜で小学生を誘拐したものの人質に逃げ出され失敗したマヌケな犯人神崎修三は、東京で第二の誘拐を計画していた。仲間を誘い盗難車を使って学校帰りの少年を待ち伏せするが、偶然通りかかった亀さん(安原義人)と美加に発見され追跡される。車の中にタバコの灰や吸い殻(つまり証拠物件)を残さない用心深さがある反面、一方通行の道にブルーの小型バンを駐車させると言う目立つ事この上ない((^^;行動を取る神崎。この段階で最初の誘拐が失敗した理由が判るような気がする(笑)。
 
 二人の追跡を振り切って全力疾走する神崎とその相棒はほうほうの体で墓地に逃げ込み、追いかけて来た美加は神崎と相棒の会話を耳にする。「しかし、なんであんな時にサツが・・・」その声を聞いた美加は以前自分がどこかで同じ声を聞いている事に気が付き、顔を確認しようとするが再び逃げられてしまう。美加が聞いた声、それは前回の誘拐事件の際に犯人がかけた身代金要求の電話の声だった。一方「顔を見られた」と思い込んだ神崎は誘拐計画を凍結し口封じのため執拗に美加を狙う。
 
 実は美加は神崎の顔を見ていないのだが「顔を見られた=殺す」と言う神崎の発想は実に単純。もし本当に見られていたらモンタージュなり前科者カードなりから全国指名手配されるくらい判りそうなものだろう(相手が女刑事だって知ってるんだから)。無関係な男を雇い捜査をかく乱するなど頭が良い部分も持ち合わせているのに、この単純さは理解に苦しむ(笑)。
 
 放送当時、刑事ドラマの犯人役が多かったせいだろうか、宮内の演技は実にふてぶてしい。チャチな誘拐(それも一度は失敗しているにも関わらず)なぞを企てるようなキャラクターには見えず、どちらかと言うとこのまま東映任侠映画にでもスライドさせればハマルのではないかと思えるほど貫禄がある(^^;デパートの配送所勤務でギャンブル好きと言う設定だが、デパートの配送所にあんなコワモテのおじさんがいたらトラック便のお兄ちゃんがビビるんじゃないかと心配になってしまう程見事にヤーさん化しているのは、本編中ついに一度もはずさなかったグラサンのせいだろうか(爆)。
 
 自分が狙われている恐怖心に耐え切れなくなった美加は亀さんと共に囮になり神崎を誘き出す事に成功する。だが捜査の裏をかいた神崎の罠にかかり仲間と引き離された美加は単身神崎を追う。ここでも神崎の行動は挑発的。何と言っても赤い車を逃走用に使っているのだ。ブルーのバンの次は赤い車。いかにも目撃者を大量生産してるとしか思えないんだがなぁ〜((^^;;;
 
 湾岸に逃げ込んだ神崎は小型船に乗り込み逃走を計る。すんでの所で美加に発見されるが、取っ組み合いをした挙げ句に美加の拳銃を奪うと、口元に薄笑いを浮かべ「さぁ、どうするね?女刑事さん」とそれまで逃げ回っていた憂さを晴らすかのように追いつめる。「お前、殺れ」と相棒に拳銃を渡し高見の見物を決め込んだ神崎だったが、美加の反撃を喰らい相棒が撃たれると逆上、何と美加に蹴りを喰らわす!!その前の取っ組み合いだけでも「女性相手に珍しい」と思っていたのに・・・。宮内洋、それまでも様々なキャラクターを演じて来たと思うが女性に蹴り入れるキャラクターは、まず、無かったんじゃないか(爆)。
 
 再び拳銃を奪われた美加と勝ち誇ったような神崎との緊張感溢れる対峙。そこへ釣り人を乗せた漁船が通りかかる。ハッとしたようにブルゾンの襟元に顔と拳銃を隠す神崎。だがその銃口は美加を狙っている。周囲は海。逃げ場はない・・・。その時!漁船から飛んで来た釣り糸が神崎の手首に巻き付いた!もがく神崎はあえなく御用。漁船から乗り移って来たのは「投げ釣りが趣味」と言っていた亀さんで(ここまで来るとほとんど「必殺」状態。でも私はアカレンジャーのレッドビュートを連想しちまいましたぜ(^^;)ふてぶてしかった神崎が大人しく捕まってしまったのはちょっと不満だが(笑)このクライマックスはなかなか見応えがあった。

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