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日本一のHERO俳優 【宮内洋】 出演作品エピソードガイド&各種レポート

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【 作品データ 】
放映/テレビ朝日系 1995/3/3〜1996/2/23 金曜午後5時30分〜55分 全48回 原作/八手三郎 監督/東條昭平、小笠原猛、辻野正人、他 脚本/杉村升、井上敏樹、上原正三、曽田博久、他 特撮/佛田洋 音楽/横山青児 出演/宍戸勝、正岡邦夫、珠緒、合田雅吏、麻生あゆみ、宮内洋、他 制作/東映、東映エージェンシー

【 STORY 】
 1999年、宇宙から飛来した機械軍団・マシン帝国バラノイアに襲撃された地球は国際空軍から5人の戦士を選抜した。彼らは三浦大佐の発見した6億年前の超古代文明パワー「超力」を身につけ、超力戦隊オーレンジャーとなって地球の未来を賭けた闘いに挑む!

【 オーレンジャー参謀長 三浦尚之大佐 】
 武器を持たない「普通の人」の役。今までは拳銃を持ち格闘技を使って演じて来たが、今回は初めて「守る側」から「守られる側」に回りストーリーを進められないもどかしさを感じさせる。だがやはり少々オーバーな感情表現は長年演って来たヒーロー像と少しも違わず相変わらず目立つ存在である。今でも風見志郎や早川健が演れるのではないかと思わせる芝居が随所に見られ特にポーズをキメた後の「どうだ、まいったか」と言わんばかりの得意気なそれでいてかすかにテレた様な表情がドキッ!とするほど20年前と変わらない。
 
 ところがOVの「オーレVSカクレンジャー」では三浦参謀長、いきなり強くなってしまう。敵の策にはまり暴れだしたオーレンジャーロボに自ら乗り込み制御不能と判るとコックピットから飛び降りるのだが・・・オーレンジャーロボって高さ何メートルあるの?普通ケガするよね。でもって敵に囲まれた吾郎(宍戸勝)達を助けるために闘うのは許せるが、その登場の仕方といったら目深に被った帽子にマント、ギターをつま弾いてもろ早川健。おまけに横飛びで二丁拳銃はやめて欲しかった・・・いったいキャラクター設定はどうなっているんだーっ!科学者で考古学の権威で超力を発見しオーレンジャーの生みの親、だけじゃないのか。いつからオーレより強くなったんだ。まあ確かに「テレビでは絶対見られない超大サービス!」という冠がついている作品だからマニア(というか宮内ファン)の希望をかなえたという事か。最も宮内本人も楽しんでいたようだが。
 
 それにしても20年もブランクがあると戦隊ものの変遷に感性がついて行けない。第一、戦闘シーンのCG合成が多すぎる。もっと身体使って闘わんかいっ!CG合成はリアル感がなく敵に与えるダメージがわかりにくい。立ち回りだとたとえ「仮面ライダー」のようにスカッているだけのキックでもダメージの想像がつくのだが。その上カット割りの多いこと!めまぐるしくて仕方ない。

 キャラクター設定にも違和感を感じる。国際空軍特別部隊VS宇宙人という基本設定はしっかりしているのにその肝心な敵・バラノイアが全然恐くない!特に皇帝バッカスフンドの肥大化したそら豆というかつぶれたまんじゅうというか、アンパンマンが苦虫つぶしたような顔を見るたびに力が抜ける。その挙動はどう見てもウケをねらっているとしか思えない。敵役に「憎たらしさ」がないからヒーローに感情移入ができないし、冷めた目で見るからメンバーのアラばかり目につく。桃の悲鳴のような棒読み台詞とか昌平の笑えないギャグとか樹里の正義のヒロインにしては妙にケバイ化粧とか。
 

 ロボットの数もいつのまに増殖したんだろう。昔は1体だったよね確か。シリーズ中盤で登場するNEWヒーローって設定もここ数年は定番らしいし(あ、でもこれって「ビッグワン」が先陣切ったのかな、ということは今に始まった事ではなく戦隊ものの歴史って事?)。最近の子供は興味の対象が多いから敵役入れても 7、8人のキャラクターで1年間引っ張るのは困難だしスポンサーとの絡みがあるから新メカ・新キャラクターを投入しなければいけないというのも判る。でも毎年同じサイクルで作品づくりしてたらいつか飽きられるんじゃあないか(もしかしてそんなのとっくに超越してたりして)?


['97/2/4 up date]

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