OZの本棚 〜『OZの特撮使い』 開架書庫〜

日本一のHERO俳優 【宮内洋】 出演作品エピソードガイド&各種レポート

全体表示

[ リスト ]

第135話「吸血昆虫島 上空異状あり」 (放送日:1970/10/31)

 太平洋上に浮かぶ無人島で細菌毒虫と化した昆虫が発見される。毒虫に興味を持った科学者と壇は無人島に飛ぶが、まず科学者が、そして壇も毒虫の攻撃を受ける。救助に向かった風間と科学者の上司である雨宮博士は島で毒虫を培養研究している女科学者とその一味の手に落ち、ついに風間までもが毒虫の罠にかかる・・・。
 
 はっきり言って期待以上(!)のアブノーマルさに溢れたエピソード。特に風間、オマエだっ!当初、無人島の壇からSOS信号が入った時は「セスナが壊れた」「病人が出た」と聞いても全然動揺していなかった風間が、毒虫の餌食になり廃人同様にされた壇を見つけた途端に目つきが豹変し、女科学者のボディガード権実行部隊のチンピラ二人組をふっ飛ばすさまは「俺の可愛い壇をよくもやってくれたなっ!」と言わんばかりの迫力。
 
 更に一刻も早く病院に収容しなければならない壇を抱え逃げる事もままならず、自らも虫の毒牙にかかりながら(でもそこが「キイハンター」事前に解毒剤を注射していたため軽症で済んでしまうという「逃げ」も打ってある)それでもひたすら壇を心配するあたり、アニキ分として以上の「愛情」を感じさせられてしまう。少なくとも壇は国際警察の捜査官で命はって仕事しているのだし、同行した雨宮博士は一般人だ。そうしたら雨宮博士の身の安全を図るのが第一だと思うのだが全く意に介していないのが可笑しい。
 
 そもそも壇がまたしても単独(科学者が一緒だったけど)でくだんの無人島へ調査に乗り込んだのが事件の発端。謎の二人組に狙われ毒虫に襲われて、風間が駆けつけた時には熱に浮かされ目の視点が合わず完全に「イッちゃってる」状態。まぁ、虫の持っている毒素が中枢神経を冒す猛毒で、手当てが遅れると発狂死するというトンデモナイ代物であるから、この程度で済んでいるのは日頃の鍛練の賜物か(まだ改造前だもんね、衣装は風見志郎・夏服バージョンで大いに笑わせてもらったけど(^^;)
 
 やっとの事でセスナで島を離れるが、味方と思って安心していた雨宮博士が実は東側スパイで女科学者に毒虫の研究をさせていたと発覚。毎度おなじみ機内での格闘の末、スパイは墜落死。風間は機体を本土に向けると、すっかり衰弱している壇を片手で抱き寄せ「皆の待っている処へ帰れるぞ」と励ますのだが・・・ひょっとして風間、感動して目がうるうるしているんじゃないっ!?で、抱き寄せられた壇はと言うと、これまたすっかり安心したかのように風間に身を委ねなされるがまま。潤んだ瞳で風間を見上げる壇と愛おしそうに見つめ返す風間・・・ち、ちょっとぉ〜、これってそういう作品だったの?
 
 「傷ついたヒーロー」をやらせたら右に出る者がいないのでは、と思わせるほどの色気で女ゴコロを捕らえる宮内洋が「元祖ヒーロー」とも呼べる(千葉ちゃんは「新七色仮面」など初期の東映特撮でヒーローはっていた事がある)たくましくて男っぽい千葉ちゃんの胸に抱かれる・・・誰だ、こんな色っぽいシーン作ったのは(笑)。
 
 いや、違う。高久進の脚本で竹本弘一が監督している作品がこんなアブノーマルなはずはない。しかしどう見てもこの二人の関係には何かある、と勘繰りたくなるような危険な雰囲気が漂っている。と言う事は本来スタッフが想定していたのと違う「世界」をキャスト側が作り上げてしまったのであろうか。しかし、このラストシーンはちと・・・(^^;

閉じる コメント(0)

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事