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日本一のHERO俳優 【宮内洋】 出演作品エピソードガイド&各種レポート

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第188話「スリル万点!ズッコケ大航海」 (放送日:1971/11/6)

 無実の罪で死刑判決を受けた男が数千億の宝石に絡む事件を知っている。死刑執行の前夜その有田という男を脱走させた風間。だが謎の男たちに追われ格闘の最中木の幹に頭をぶつけ記憶喪失に・・・。
 
 で、記憶を失って神父の格好をしたまま森の中をさまよう風間を探しに来たのが島と壇。ところがこの二人、記憶喪失の風間にギャングと勘違いされる。「イヤミな野郎だ」と言われる島ちゃんはまだマシだ。壇に至っては「となりのデブ、腹まで出しやがって・・・」と言われてしまう。だが本当の事だからミもフタもない。この台詞は脚本にあったものか監督のアレンジかはたまたアドリブか。脚本通りなら、後年「3年B組金八先生」を書きブレイクする小山内美江子もこの当時は別の意味でブレイクしていたんだなあと思うのだが。
 
 そして音信不通になった風間が三宅島に渡る「ふりぃじあ丸」の乗船券を持っている事に気づいた島たちは船で張り込むが、船長さんに変装した風間を見破れず逃がしてしまう。やはり島も壇も風間に比べると血の巡りが悪いようだ。それだけ単純って事かい?でも可愛いんだ。
 
 それに比べて記憶を失っていても妙に頭の回転が速い千葉ちゃん、三宅島を舞台に派手な大立ち回りを繰り広げる。七変化も見せまるで「ビッグワン」である。そう言えばナイフの使い方や通信機などのアイテムがもろ「特撮」していて(それも早川健と用心棒の腕比べのようだ)さすがは東映、ここで蓄積したノウハウが後年の「変身モノ」に生かされたのだろう。


第193話「情無用 現金に手を出すな!」 (放送日:1971/12/11)

 一匹狼のギャング・リコは愛人の手引きでギャング組織の一味と共に現金輸送車を襲撃、10億円を手にするが仲間に裏切られ瀕死の重傷を負う。ギャングのアジトを突止めるためリコに接近した風間はギャングの後ろにFBIに追われシカゴから逃走して来たギャングのボス・ゴードンの存在を知る。
 
 裏切られた憎しみにつけ込み自分の腕を信用させ仲間になる。お得意の戦法でリコと手を結んだ風間はリコを狙う刺客を次々と潰しながらゴードンに近づいて行くが、やがてゴードンが射程距離に入った時、リコの正体がシカゴからゴードンを追って来たFBI捜査官である事を知る・・・。何とも高久進らしさが出ている脚本だ。ハードボイルドを書かせたらこの人の右に出るライターはいないんじゃないかとさえ思わされる。千葉ちゃんのアクションが一番生きるのも高久の脚本ではないだろうか。

 現金輸送車の護衛のためバイクで先導していた壇は黒革のバイクスーツに身を包み白いスカーフがエラくカッコ良かったんだが・・・ほとんど「風見志郎」化していた(^^;そして案の状自分の後ろの現金輸送車が襲撃された事に気がつかず先に行ってしまうという失態をするは、犯人を追跡する前に上司に報告してどやされるはで、見た目がカッコいいだけにする事なす事が何とも情けない。そのアンバランスさが壇の良さかも知れないが・・・複雑ではある(^^;;


第195話「ミイラの殺人忘年会」 (放送日:1971/12/25)

 エジプトでピラミッドの調査をしていた考古学者がツタンカーメン王家に伝わる黄金のカブトムシを発見し日本に持ち帰った。だが学者はカブトムシを狙う何者かに襲われ、孫娘を誘拐されてしまう。孫娘の男友達が作る探偵団と知り合ったユミは彼等と共に孫娘の救助に向かうがそのユミたちを謎のミイラ男が狙う。
 
 「少年探偵団」のノリで展開。ミイラが甦ったり古代エジプトの魔法使い(!)が登場したりと現実感皆無でまさしく「何でもあり」の「キイハンター」ならではのエピソード。富士急ハイランドとめいっぱいタイアップし各種乗り物やイベント会場、おばけ屋敷とロケしまくり。どうやら冬休みを狙った企画だったらしい。
 
 そこで壇は何をしていたかと言うとエジプト展の会場で黄金のカブトムシの警備。探偵団の少年たちがカブトムシを盗むと予告して来たためユミちゃんと共に警戒にあたっていたのだが、少年たちの悪知恵に引っ掛かりユミちゃんとはぐれてしまう。しかも少年たちを驚かせるつもりで無理矢理ミイラの格好をさせられていた壇は、甦った本物のミイラに襲われ気絶(!)する。
 
 ・・・あのね、壇。上司の小田切氏と同様、君が女性(何故かユミちゃんだけ)に甘いのはよ〜く判りました。ユミちゃんに無理矢理ミイラにさせられてしまった経過も理解出来る。けどねいくら何でもミイラに襲われて気絶だけはして欲しくなかったなぁ〜(^^;;


第201話「ドルショック殺人部隊」 (放送日:1972/2/5)

 国際警察から指名手配されている金庫破りのペレスが仲間としてスカウトしたのは元炭坑夫の二人組み。大手病院の金庫に眠る10億円相当の麻薬を強奪する計画を立てたペレスは炭坑夫たちに地下トンネルを掘らせるが、入院患者のマリアばあさんに気付かれ事件は思わぬ展開へ・・・。
 
 風間の母親方の親戚筋で秘密警察官の未亡人というマリアばあさん。事件を嗅ぎ付け地下室に盗聴器を仕掛けたり、ペレスに追いかけられたと思ったら病院の屋上にジャンプしたり(お前は仮面ライダーかっ!?)でなかなかあなどれない。だが病院に地下トンネルが掘られている事を知り風間に訴えるが信用してもらえない上に、事件の糸口を掴んだと思ったらペレスに捕まり射殺されてしまう。
 
 事件の全貌をつかみかねていた風間は再度調査に向かい、壇はそのフォローとして活躍してくれる。殺されたはずのマリアばあさんの罠にかかり(案の定マリアばあさんはペレスの10億円横取りを企てる「怪盗ルパン2世」の異名をとるドロボウだった)地下穴に生き埋めにされた風間から無線連絡が入った時など、ちょっと伸びかけた前髪をフッと振りながら無線機を耳にあてるそんな何気ない動作が妙にキマッていたりするのに、事件が発覚して無抵抗になった炭坑夫に蹴りくらわすってのはヒーローにあるまじき行為・・・ってまだヒーロー前だっけ(笑)。


第203話「突撃!ニッポンどぶねずみ強盗団」 (放送日:1972/2/19)

 焼却処分になる古い紙幣を乗せた現金輸送車が襲われた。穴が開けられ使用不可能になっていたにも関わらず市場に出回った紙幣の出所はどうやら街のフーテン族らしい。そして島に潜入指令が下る。
 
 「俺が街のゴミ掃除?」と最初は嫌がる島ちゃん。でも仲間として潜り込み事情が判るとつい情にほだされ、最終的には悪事の片棒担いでしまうのがいつものパターン。今回も4人のフーテン(死語)たちが軍を脱走した黒人兵ジョーを匿い、国外へ脱出させる資金を作るために輸送車を襲撃した事を知りついには銀行強盗まで一緒にやってしまう。
 
 キイハンターが強盗してどうするの?というツッコミはもう飽きた(笑)。それに、たかだか現金輸送車の襲撃事件にどうして国際警察が噛むかなぁ〜。狙われたのは国内の銀行で盗られた使用不能な日本円。毎度の事ながら疑問の種は尽きないが、まったく何でもアリなのだ「キイハンター」は。この世界に”理屈”や”矛盾”なんて言葉は存在しない。
 
 壇の登場はワンシーン。穴開き紙幣が街に出回った情報をキイハンターに持って来ただけ。ま、それがキミの本来の仕事=潜入捜査をキイハンターに依頼する事、なんだけどね。

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